飲食店に対する口コミ評価なんて所詮「好き・嫌い」レベルだったという話
飲食店検索で「食べログ」や「ぐるなび」を抜いてGoogleがトップになったという記事を見つけました。
調査の精度はともかく、最近は旅行先で飲食店を探すときもGoogleで探したほうが早く、肌感覚ではGoogleのほうが使いやすい感じはします。
ただGoogleにも口コミ評価がありますが、これが結構いい加減なものだったりします。
先日旅行先で夕食を食べる店を探していたところ、「地酒と地元料理」というすてきな看板が目に入ったのでそこに入ってみました。
料理もお酒も美味しかったのですが、ホテルに帰ってから改めてGoogleで調べてみると5つ星の高評価もありましたが、星一つの低評価をつけている人もチラホラいました。
そこで星一つの理由をよく読んでみると「店員を呼んだら素っ気ない態度をされた」、「注文を取りに来るのが遅かった」というのがありました。
実際私たちが訪問したときは店員さんは一人しかおらず、あっちこっちで呼ばれるたびに「少々お待ちください」と声をかけてから、手が空いたときに注文を取っていましたが、別に態度が悪いわけでもなんでもなく、あくまで必要最低限の返事に留めていただけでしたので、おそらくこの星一つをつけた人は単に自分が呼んだときにすぐに来てくれなかったことが不満だったと思われます。
他にも「料理の味が好みに合わない」とか、「店員の説明の仕方が気に食わない」といった思いっきりその人の「好き・嫌い」でつけた評価があったため、Googleの星なんて所詮その程度のものだと思います。
逆に高い評価をつけている人も「たまたま気に入った」というのもあるので、あまり期待しすぎるとガッカリすることもあるかもしれません。
そんなわけで、私はグルメサイトやホテルの予約サイトの評価はあまり気にしないようにしています。
「低くても敬遠せず、高くても期待しない」という感じです。
全員が全員「1点」をつけるようなところは確かに何かあるかもしれませんが、そのようなところはほとんどありません。多くのところは3点~4点の間に収まっているので、コメントも参考程度に読みます。
人が評価する以上どうしても主観が入るので、職場での人事評価も実はその程度の精度かもしれません。
数値がそのまま反映される業績評価はまだ明確ですが、能力評価なんて思いっきり好き嫌いが入りますので、もし上司から芳しくない評価をつけられても「お口に合わなかっただけ」ということもあります。
直接口に入れる料理でも客観的な評価はできないのに、普段の仕事ぶりを見ていない限り正確な評価なんてできません。
そのため、上司は少しでも部下の行動を観察して「具体的な事実」で会話したほうが納得してくれると思います。
以上Googleの評価で思ったことでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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