株の暴落が起こると配当金はどうなるのか?②

こんばんは!
レイです。

さて。
本日も昨日に引き続きVIGについてアウトプットしていきたいと思います。

VIGを買っておけば安全・安心か?

残念ながら、世の中にウマい話というのはなく、
VIG全体の配当利回りはS&P500よりも低いです。
※2019年7月時点での配当利回りは1.7%程度

超優良連続増配企業は、ただの高配当株とはクラスが異なります。

みんな欲しいので株価が高くなる→
株価が上がるから取得価格に対して配当金は少なくなる→
配当利回りは少なくなるということです。

なのでVIGに組み入れらるようなクオリティの銘柄が、高配当株貸している時は大チャンスです。
つまりVIGに組み入れられるマクドナルドやコカ・コーラなどの株価が暴落して配当が上がっているときはチャンスということです。

為替にも注意必要です

1ドル=100円→80円になると、円高でドル建ての配当金は円ベースで2割減るということになります。
もちろん逆もしかりです。
なので外貨のみというのはリスクがあります。

日本株の配当金は、暴落時どうなった?

これまでは米国株の市場について見てきましたが、日本株はどうでしょうか?

米国株ほど簡単に分析できるツールがないので、ざっくりのイメージでしかチェックできません。

東証一部上場企業の配当金の推移は下記の通りです。

(出典:時事ドットコムニュースより)

ポイントは2008年〜2010年幅への減配幅です。
この時はリーマンショック時ですが、ざっくり25〜30%ほど配当が下がってます。

日本企業の配当政策はいい加減で、配当性向が30%ぐらいでいいやってな感じで適当に決まってるらしいです笑

これがまた嘘のような本当の話で、それが下記(参考記事)の通りです。

業績が悪化したら減配どころか、業績が伸びているのに増配しない企業もあります。
日本企業の株主還元の意識が著しく低いのが分かります。

なので配当金は安定しているから安心といって日本企業を買っていると、そんないいことにはなりません。
最近は多少株主への意識は高まってきていますが、米国企業以上に優良増配株を選ぶのは難しいです。


明日は最近目立っていてる「累進配当政策」からアウトプットしていきたいと思います。

ではまた。

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