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かけられない [エッセイ]

就活
会社の説明会が終わるとわたしの靴がなくなっていた。
そこには自分のものではない靴がひとつ、残されていた。

グループディスカッションの時に同じ班だった男の子がひとり残ってて
わたしと同じコピーライター志望と話していた。


わたしは初めて、
同じものに憧れてる人に出会って
嬉しくて話したくて声をかけたかったけど、

靴がないから駆けれなかった。

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