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音楽・評論

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#作曲

月の光(2024年改訂版)【音楽】

月の光(2024年改訂版)【音楽】

最近は、過去の作品整理をして、自作として残す価値があるものは改定作業をすることを続けています。そのうち、作品目録をちゃんと作ります。
ところで、私は自作に作品番号は設けていないのですが、あえてつけるなら、この「月の光」が作品番号1になる曲です。

この曲を作った当時、管弦楽法は全く理解しておらず、弦楽器の音が出せるオルガンとハープのためという意味不明な構成で作曲しました。それを2009年にとりあえ

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ピアノ曲「祈り」

http://musictrack.jp/index.php?pid=user&uid=22282&mod=sounds&snd=99156

作曲 2006年8月5日
編曲 2024年3月7日

昔思いついた曲を、今の技術で書き直してみました。
※5小節目、左手の3番目の音符が誤植(誤:EA⇒正:EG)でしたので差し替えました。(2024/3/10)

昔ニコニコ動画に上げた動画

昔ニコニコ動画に上げた動画

YouTubeには上げていないものもあるので、共有しておきます。

ピアノ四重奏曲(2009-19)ものすごくロマン風の曲ですが、第1,2楽章を作ったのが2009,10年ということで、私がまだ作曲を始めて日が浅い頃だったので、それもロマン派風な要素がかなり強い理由です。
第3,4楽章が続かず10年放置して、後から当時の作風になるべく合うように付け足しました。
音源化は当時はクレオフーガで、現在はm

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クラシック音楽はなぜ衰退したか考察してみる

クラシック音楽はなぜ衰退したか考察してみる

私はアマチュアでクラシックの作曲をしているクラシックオタク(クラヲタ)なのですが、その立場から考えてみようと思います。

クラシックが再現芸術になってしまった
これが最大の要因と思っています。今のクラシックは、何百年も前の作曲家が作った曲をありがたがってそれを一切のミスなく完璧に演奏家が再現する、というのを静かな聴衆が聴く、というスタイルですが、こんなスタイルである限り形骸化して衰退するのは当然な

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クラシック音楽の作曲方法についてどう教えるか、についての独り言

クラシック音楽の作曲方法についてどう教えるか、についての独り言

クラシック音楽の世界では師弟関係が重視され、「あの人とこの人はピアノ・指揮の師弟関係だ」などと言うことが度々あります。
しかし、「作曲の師弟関係」というのが成り立つのかどうかと言われると極めて疑問に感じます。
私にはピアノの師匠(先生)はいるのですが、作曲については誰から習ったというわけではありません。じゃあどうやって勉強したのかと言われると、もちろん楽典的な内容は後々独学しましたが、それは知識と

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