株式会社REGATE 金城貴士
不動産営業マンの目線でさまざまな体験を共有しています。 これを読めばあなたも不動産屋さんになれる!
仲介手数料不要論こんにちは。 ㈱REGATEの金城です。 本日のコラムテーマは 私は仲介手数料払わんよ#1 です。 snsの発達とともに年がら年中沸き起こる 「仲介手数料不要論」 「不動産屋さんはぼったくりすぎ」 という趣旨の仲介手数料に対する論争。。。 不動産屋の仕事の内容もわからずに安易なマッチング技術だけを主張するテック企業。 また、ネットの記事を鵜呑みにして 「そうだそうだ〜手数料なんて払わなくていいんだ〜」 という客たち(もはや客じゃない) それに対してたく
前回からの続きです。 まだの方はコチラをどうぞ ↓タップ お役所#1 イライラを抑えながら待つが奴からの折り返しはない。 翌朝金曜日。 奴から電話がかかってくる。 「金城さん?確認したいんだけど 今回の申請って建築条件付きですか?」 「は?違いますけど」 いや、お前折り返し遅いことをまず謝れ。 「あ~じゃあこの事例もダメか~。いやね、建築条件付きの事例があったんでそれならば大丈夫だと思ったんですけどね~」 「え?建築条件付きなら通すの?今回は普通の注文住宅だからダメっ
みなさんこんにちは。 (株)REGATEの金城です。 そろそろ夏も終わりそうな雰囲気を醸し出していますね。 ただ、季節は変われど役所の担当者のクソしぐさが変わる事はありませんね。 今日は最近あったほのぼのとしたお話を日記にしてみました。 いつも読んでくださる皆様に於かれましては秋の空気を感じる爽やかな読了感に包まれてください。 あ、今日のお話で重要な農地法をご存じない方のために簡単に説明します。 不動産の売買に於いて登記簿の地目が畑や田になっている土地は、所有権移転
前回からの続きです まだの方は先にこちらをどうぞ ↓タップ イライライラ・・・#1 Dさんのお話 Dさんとこの物件に客付けをした時 買主さんが出張などで忙しく、今回沖縄にいるうちに契約まで進めたいとのこと。 次の出張は来週月曜からだからもし今週を逃すと契約が二週間は延びてしまう。 「Dさん。お客さんに早めに重説したいので契約書と重説はウチで作っていいですか?」 「いや、それはウチがやります。弊社は他社さんの様式だとダメなんです」 「あそ。。じゃお願いしますね。できるだ
みなさんイライラしていますか。 私は最近イライラしています。 いや、不動産仲介を始めてから常にイライラしている気もします。 いやいや、成人してからずっとイライラしているかもしれません。 いやいやいや、思春期を迎えたころからか? いや違うか。小学校の通信簿にも6年間毎回違う先生なのに「正論はいいけど周りの子の気持ちも考えましょう。周りのお友達にやさしい口調で話しましょう」って書かれていたな~ あ、実家に残っていた幼稚園の頃のおたより張には担任の先生から 「おともだちにやさ
前回からの続きです。 まだの方は先にこちらをお読みください ↓タップ てるしてる?#1 再案内。 この日もよく晴れていて権藤さんは早速バルコニーに出て外の景色をずっと見ている。 奥さんにはこっちが把握したできる限りの事故状況を説明。 管理会社に言われた通りに、具体的な場所や状況はご遺族の方の意向もくみ取ってくださいというお願いでどうにか納得してもらえた。 「すみませんね~。家内は霊感とかない癖にこんな事ばかり怖がっていて。私は職業柄、ひとの生死には常に関わっていますし、
こんにちは~ (株)REGATEの金城です。 梅雨も明けて灼熱の日差しの中、徘徊する大きなゴキブリと堂々と煙草を吸う中学生が闊歩してその横を半裸で出歩くおばあちゃんが住む我が町にも夏が訪れました。 そんな夏本番に皆様の気持ちが涼しくなりそうなとある事故物件の案件がありましたのでご紹介します。 夏バテ対策にうってつけの内容なのですが容量用法を正しく守ってお読みください。 ではど~ぞ~ これはとあるマンションの売買 高台にそびえるマンションで眺望良好。 そこまで階層が
前回からの続きです。 まだの方は先にそちらをどうぞ ↓ 西郷とアイパーと竹ぼうきと襟足#1 「現金で買うから」 え?現金で買う? てか払えるの? そう思った俺の思惑が顔に出たのか 「あ~俺こういう会社やっているから」 胸ポケットから皺だらけの名刺を出す西郷。 なんでこのジャンルの人たちは人に渡すための名刺を裸でポケットに入れて汗とか油とかでしわくちゃにしてエイジングを楽しむんだろうか。 名刺には木村興行 代表取締役会長とある。 その後ろでは誇らしげに俺を見るア
こんにちは。 金城です。 これはとある物件の販売の時に起きた出来事である。 この物件は程よい状態で預かった築浅のRC戸建て。 室内の使用状況も良好で申し分ない。 売主さんの売却理由は海外転勤が決まってしまい、一旦賃貸に出す事も考えたが不在中に賃貸で貸して第三者がどのように使ったか分からない物件に再び住むのはどうだろう?と奥さんと話し合った結果、売却をしようという結論に至ったという感じ。 とても丁寧に住んでいた事が伝わるくらいに室内には目立った傷もなく、ハウスクリーニ
前回からの続きです。 まだの方は先にそちらをお読みください ↓タップ やっぱり青い銀行#1 「では是非当行とのお付き合いをご検討くださいませ~失礼しま~す!」 カランコロ~ン♪ 大田は一時間ほど喋り倒して帰っていった。 内容のほとんどは今回の融資に一切関係のない投資商品の事ばかりでただただ時間だけを無駄にした一時間だった。 月曜日のスタートを挫かれたせいかその週はやたらと忙しい日々になり、こっちもこの件に構ってばかりいられなくなった。クソ。 その週の木曜。 あっと
こんにちは。 (株)REGATEの金城です。 私のnoteを毎回読んでいただいている精神衛生上"アレ"な皆さんにはご承知の通り、私は青い銀行が嫌いです。 過去に何度も青い銀行が絡んでくる案件を取り扱った事がありますが、 今のところ100%の確率でクソな対応をされてきました。 担当者から折り返しの連絡がないのはザラ。 芯積みのブロック塀の事を越境物だから融資できないと言い出したり。。。 融資実行の当日にいきなり追加書類を出せと言われたり。。。 窓口担当が私に迷惑をかけまく
前回からの続きです。 まだの方は先にそちらをお読みください。 タップ↓ 謄本公図#1 気の乗らない案内。 気の乗らない土曜日。 その俺の気持ちを反映するようにどんよりとした曇り空。 前回は少しだけ来て欲しい気持ちがあったけど、今回はその気持ちは全くない。 むしろキャンセルしてもいいし、ドタキャンでもいいくらいだ。 そんな俺の願いも空しく来てほしくないのにしっかりと来やがった小林親子。 畜生。きやがったよ・・・。 室内に入ると母親は先週も先々週も言っていた愚痴や
こんにちは。 (株)REGATEの金城です。 だんだんと暖かくなってきましたね。 こんな春うららかな季節には頭の中にお花が咲いているような人に出くわしますよね。 今日はそんなお花畑の人をご紹介します。 春の陽気に包まれながらほんわかとした気持ちでお読みください。 ではど~ぞ~ とある中古住宅を販売していた時の話。 ピコ~ン♪ お、問い合わせのメールだ。 【○○市の中古の住宅を見てみたいです。小林】 つい最近値下げをしたばかりのヤツだ。 いいね~ 【小林様。お問い
前回からの続きです。 まだの方は先にそちらをどうぞ ↓タップ 僕だよ#1 無事に司法書士のファインプレー本人確認を終えて、売買契約を交わすときに香田さんに確認。 「今月末に現金化したいって仰っていますが、今月末までに引っ越しできますか?あと、室内の不要物と駐車場に放置されている車の処分とかも二週間しかないけどできます?」 「ん?いやいや。それは無理でしょ」 イラ。。。簡単に無理っていうなや。 さっきまで必死に長男アピールしていたのに本人確認が無事に済んだとたんにこの態度
拝啓 立春の候、皆様に於かれましては益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。 寒暖差が激しい暖冬となっている今年ですが 私が今これを書いている事務所の外ではビーサンにタンクトップ姿の日焼けが逞しい地域の主が空き缶を集めながらうろうろしています。 さて本日はそんな地域の主を見かけて思い出した売主さんが居たので、彼を皆さんに紹介したいと思います。 読了後に体調に異変をきたさぬようにお体にご自愛の上お読みください。 ではど~ぞ~ ピコ~ン♪ 携帯のメッセージが鳴る。 あ、
前回からの続きです。 まだの方は先にこちらをどうぞ ↓タップ ピュアとオーナーさん#1 「どうなっているんだ!」 「すみません!すぐに確認します!」 松田さんの電話を切りすぐに杉田さんに電話をする 「はい。杉田です」 「杉田さん?金城ですけど。もう荷物を運び入れているって聞いたんですけど?鍵の引渡しはまだですよね?」 「え?あ、彼が部屋が空いていたらって。許可も貰ったって・・・」 「かれ?彼って同棲する婚約者の人ですか?ていうか誰の許可?」 「あ~・・・誰のだろう。わか