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初めまして!主に中低層の集合住宅のベランダに特化した新感覚の土再生方式、「リフォレスタ…

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初めまして!主に中低層の集合住宅のベランダに特化した新感覚の土再生方式、「リフォレスター」と、カラフル野菜で作る「1秒で食べられる華切干し」の開発者です。異なった2つから生まれた新しい世界を皆さんに楽しんでもらいたいという思いでこのブログを始めました。よろしくお願いします!

マガジン

  • 新感覚土再生方式 リフォレスター

    集合住宅のベランダに特化した農業用微生物資材を利用した、新感覚の土の再生方式リフォレスター。ベランダという植物を栽培するのには過酷な環境、かつ限られた空間で、ほんの少しだけ環境問題に貢献しながら最大限に園芸を楽しむ、家庭菜園のリサイクルサイクルを実現する方法をご紹介。

  • 麹菌類最強説(全4回)

    巷では麹菌、納豆菌、乳酸菌は農業において最強なのではないか説があるらしい。実際、リフォレスターでも麹菌類が入った農業用微生物資材「カルスーNCR」を使っているけれど、麹菌類ってそもそも最強なのかについて深掘りしたシリーズです。

最近の記事

今週は多肉植物特集。その6:多肉的「落葉」という考え方。

今日は「枯れる」を考える 今週は東京農大の先生との立ち話から知ったり、気づいたりした情報と 現在の過酷なベランダでの多肉栽培の経験を共有することを 目的として、書かせていただいています。 まず、経験上の多肉植物における「枯れ」にフォーカスしたいと思います。 多肉の「枯れ」には2種類ある この4年で、購入した多肉の種類はざっと120。 そのうち生き残っているのが多分45種類…だと思います。 実に3分の2は枯らしているんですね。 環境などで枯れた原因は3つあり、 一つは

    • 今週は多肉植物特集。その5:シャレオツ男子の友”仙女の舞・ベハレンシス”

      おしゃれ男子の部屋にあるインテリアプランツらしいから買ってみた 東アフリカやマダガスカル原産のカランコエ。 学名はKalanchoe beharensis ベンケイソウ科 カランコエ属ベハレンシス。 園芸方面での呼び名は ベルベットリーフ、ベハレンシス、そして和名は美しく”仙女の舞”。 って、舌噛みそう。 にしても、和名に”舞”がつく多肉植物が意外と多いのが微笑ましい。 さて、時は遡りリフォレスター実験を始めるより前のこと。 多肉植物の右も左もわからずに、 とりあえず、

      • 今週は多肉植物特集。その4:復活のアエオニウム。

        気むずかしやなので、”お嬢さん”と呼んでいた。 アエオニウムは東アフリカから地中海沿岸に多く分布する多肉植物で とはいえ、これもまぁ、あちこちに生息しているようですが、 基本的に乾燥してても、寒くない場所が好きなようです。 我が家には黒法師、緑のカシミアバイオレット、 黒のカシミアバイオレットがいて、 今回は3年前に購入したカシミアバイオレット、通称「お嬢さん」を中心に 紹介したいと思います。 寒さで枯れて、暑さで枯れる。 全く多肉の知識がないところからお迎えしたカシ

        • 今週は多肉植物特集。その3:セダム一族。

          デスベランダの夏を越えられない悲劇の多肉たち セダムはマンネンクサ属の多肉植物で、 ”万年”と名がつくくらいなので、雑草扱いされるほど どこにでもある多肉植物で、属で捉えると全世界のどこにでも生えている 多肉植物ではあります。 種類によっては、街路樹などの植え込み、河原、 目に見える茂り切った雑草の足元にもいたりします。 しかし、やはりそこはグローバルな視点で変わったものを育てたいのです。 そもそも多肉植物が何かわかっていない2020年の秋。 とりあえずセダムから勧める

        今週は多肉植物特集。その6:多肉的「落葉」という考え方。

        • 今週は多肉植物特集。その5:シャレオツ男子の友”仙女の舞・ベハレンシス”

        • 今週は多肉植物特集。その4:復活のアエオニウム。

        • 今週は多肉植物特集。その3:セダム一族。

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        • 新感覚土再生方式 リフォレスター
          10本
        • 麹菌類最強説(全4回)
          4本

        記事

          今週は多肉植物特集。その2:可憐で美しく、そして強いベルフラワー。

          しのぶさんの如き多肉植物 言わずもがな。 鬼滅の刃の登場人物胡蝶しのぶさんを自でゆくような多肉植物。 それがカランコエの一種で、別名ベルフラワーと呼ばれている ”胡蝶の舞”です。 タイトル画像の蝶はたまたま道端で見つけたんですが、 しのぶさんのモチーフになった蝶でしょうか。 名前はわからない…。 さて、胡蝶の舞の故郷はマダガスカル ベンケイソウ科 ベンケイソウ属カランコエ カランコエ・ラクシフローラというのが学名なんだそう。 購入した時は長さ5センチ程度で1本だけでし

          今週は多肉植物特集。その2:可憐で美しく、そして強いベルフラワー。

          今週は多肉植物特集。その1:衝撃の食用多肉。

          ベランダの植物が育ってくるまでの間、多肉の話をしよう! 東京農大、食と農の博物館に併設されたバイオリウム。 これまで謎だった我が家の多肉の 原産地や傾向を知る答えが揃っていましたので、 我が家の多肉と合わせ、数回にわたって情報を共有したいと思います。 デスベランダの緑化の始まりは夏でも枯れないという 触れ込みの多肉植物でしたが、 実際集め始めると、とにかく種類が多い! 基本的に150円前後の小さなものしか買わないので、 4年もあればかなりの種類を手に入れられはしたのです。

          今週は多肉植物特集。その1:衝撃の食用多肉。

          デスベランダの功労者、多肉植物に敬意を表して。東京農大博物館へ行こう!

          東京農大「食と農の博物館 バイオリウム」を紹介したい! 連休ということもあり、 我がデスベランダの真の緑化の功労者”多肉植物”に敬意を払い、 世田谷区にある 東京農大の”食と農の博物館バイオリウム”を紹介したいと思います。 コンパクトな温室に詰め込まれた多肉植物たち ”食と農の博物館バイオリウム”は博物館に併設された 博物館とは別の施設なんだそうですが、10数年前に子供達と来た時は 博物館の温室だと思っていました。 そう、ここはコンパクトだけれど、熱帯の温室ではないん

          デスベランダの功労者、多肉植物に敬意を表して。東京農大博物館へ行こう!

          リフォレスター、この夏は想定外のシーズン2。主役は芋。

          夏野菜がいなくなったベランダ 7月に入ってすぐ、本来なら8月中旬から始まる 多肉植物のデッドライン、日中の最高気温35度を連日叩き出し、 ミニきゅうりは1日で枯れ、 この2年枯れ知らずのミニトマトすら持たず、 いちごもインゲン豆も全滅するという絶望的な状態に陥りました。 多肉植物は室内に避難させた事で、 熱波の被害は1割以下に抑えることができましたし、 この熱波でも、青じそやすみれは元気ですし、 山椒、金柑はこれまでのデス環境を乗り越えてきた歴戦の貫禄で びくともしません

          リフォレスター、この夏は想定外のシーズン2。主役は芋。

          昨日までの猛暑でベランダから夏野菜が消えた。

          リフォレスター実験足掛け4年、3回目の夏。 8月を待たずして夏野菜が全滅しました。 悲しい、くやしい。 でも仕方ない。 ここは泣く子も黙るデスベランダ。 うまくいかないことが当たり前。 そうは言っても、2年間真夏でも何かしら収穫できていただけに 今年の天候には恨み節が出ます。 夏野菜はダメですが、ささげ、やまいも、しそ、ミョウガ。 植木やすみれは元気ですし、 多肉植物も室内へ避難させたので、 全体からすれば被害の大きさはそうでもありません。 ありませんけれど、やっぱりねえ

          昨日までの猛暑でベランダから夏野菜が消えた。

          微生物資材をうまく使うには活性と休眠とちっちゃさの特性を制すること。

          微生物を使って行う土づくり。 ”土づくり”って言うかなぁ。 ま、いいか。 微生物資材、微生物を使った土を植物栽培で活かそうとする時 抑えておかなければならないのが 活性、休眠、ちっちゃさの3点です。 活性は、微生物が餌とする野菜クズなんかを 食べる、分解する際に発生するバイオガスと熱が問題です。 この2つを制御できるとその先がだいたいうまくいきます。 休眠では、十分に餌を食べ、増殖した微生物ですが、 食べ物がなくなると寝ます。 食べ物が供給するまで。 この期間を利用する

          微生物資材をうまく使うには活性と休眠とちっちゃさの特性を制すること。

          微生物をできるだけ増やし、腹ペコにしてから使う。

          リフォレスターは忙しい人に優しい設計にしてある。 自分が忙しかったから、忙しい人が無理なく楽しめる方法にこだわった リフォレスター。 そのために、 1つや2つの仕掛けで勘とかなるような組み合わせにはなっていません。 逆に最初に条件を揃えておけば、かなりズボラに運用できる。 そこに熱い情熱を注いでいます。 ぬかみそは毎朝毎晩糠床をかき混ぜる必要がありますが、 リフォレスターは毎日かまってもいいし、週1回しかかまわなくてもいいし、 長期間放置しても大丈夫。 なぜなら、相棒が

          微生物をできるだけ増やし、腹ペコにしてから使う。

          石丸伸二さんについて、彼の行動と発言だけ見たら真意が見えたこと。

          政治の話は好きじゃないけど…. なんだか切り取られ方が違う感じがしたので。 どうしても書きたいと思いましたが、 思いを垂れ流したくはないので有料にしてみました。 多分、誰も読まないと思うので、 誰も聞かない、報道もしない石丸さんの真意について 結構踏み込んで考察を書き記します。 それと、今回マスコミは大きな間違いを犯していて、 事は日本の一自治体の都民だけの人気投票と履き違えています。 彼らが蔑む石丸さんの後ろには、165万を超える人の意思があり、 その後ろには全国から

          ¥500

          石丸伸二さんについて、彼の行動と発言だけ見たら真意が見えたこと。

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          微生物はプレーヤーなので、取説が必要だけど、リフォレスターでは対応済み。

          微生物資材はプレーヤーなので取り扱いにコツがいる ”微生物資材”は、プレーヤーで肥料ではないので、 ただ土に混ぜるだけでは効果を確認するのは難しい。 ”土壌改良のため”だからといって、 土に混ぜるだけでも効果は出ません。 微生物資材を使うのであれば、 その微生物のために餌を準備する必要があり、 微生物資材の効果は、 微生物が餌を食べる時に発生させるガスや熱、 食べ終わった後、分解した後のものが肥料として使えること。 なんです。 なので、微生物を混ぜた土に餌がなければ 微

          微生物はプレーヤーなので、取説が必要だけど、リフォレスターでは対応済み。

          リフォレスターは肥料を作るもの。だけではないので、わかりづらい。

          微生物資材はプレーヤーなので、リフォレスターは”飼育”に近い リフォレスターを一言で説明することは難しく、 二言三言でしか言えないなぁ。 リフォレスターは概ね半年の間に 土づくりと、植物栽培の両方を楽しむことができ、 土づくりのフェーズでは主に野菜くずと卵の殻をゴミではなく、 資源として利用することでSDGsに貢献することができる。 植物栽培フェーズではリフォレストした土で 野菜のほぼ有機栽培を楽しむことができる。 この2つのフェーズをベランダの中で繰り返し行うことがで

          リフォレスターは肥料を作るもの。だけではないので、わかりづらい。

          ”ただの土”ではない。グリーンライフを楽しむための”相棒”だ。

          微生物資材は肥料ではなくプレーヤー ベランダでのグリーンライフで重要なのは”肥料”だと 思っている人が多いけれど、 環境が過酷になる程必要なのは、肥料よりも微生物というのが リフォレスター実験を続けてきた一つの大きな答えです。 なにせ、植物がびっくりするほど枯れにくくなったので。 リフォレスターの設計図は”土の正体”を突き止めることから始まって 答えを探すために要素を分解し、 鉱物としての土 植物が枯れて分解した土 栄養素 それぞれの役割や特性、問題要素を洗い出し それ

          ”ただの土”ではない。グリーンライフを楽しむための”相棒”だ。

          リフォレスターはものすごいわがままでできている。

          「ベランダに特化した新感覚の土再生方式」というしかなかった これまで読んでくださってきている方はご存知だと思いますが、 そもそもリフォレスターは土質を改良することを目的としていません。 リフォレスターの目的は、 ベランダという崖に匹敵する過酷な環境を逆手にとって、 限りなくご近所迷惑にならない方法で手の届く範囲で、 無理なく地球に優しい活動ができ、 かなりのズボラでもベランダで夢のグリーンライフを 楽しむことができるようにすることにあります。 私の目指すグリーンライフは

          リフォレスターはものすごいわがままでできている。