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今週は多肉植物特集。その2:可憐で美しく、そして強いベルフラワー。

しのぶさんの如き多肉植物

言わずもがな。
鬼滅の刃の登場人物胡蝶しのぶさんを自でゆくような多肉植物。
それがカランコエの一種で、別名ベルフラワーと呼ばれている
”胡蝶の舞”です。

タイトル画像の蝶はたまたま道端で見つけたんですが、
しのぶさんのモチーフになった蝶でしょうか。
名前はわからない…。

さて、胡蝶の舞の故郷はマダガスカル
ベンケイソウ科 ベンケイソウ属カランコエ カランコエ・ラクシフローラというのが学名なんだそう。

生命力は朧月より上かもしれない

購入した時は長さ5センチ程度で1本だけでした。
購入後2年はそれほど大きくならず、
花も咲かせることもなく、どちらかといえばあまり目立たなかったのです。

茂り出したのは、昨年の11月くらいだったかな。
土を多肉の土からリフォレストしたした土に植え替えてからすぐのこと。
よほど相性が良かったのか、
脇芽がどんどん出てきて、ついには花芽まで付けたのでした。

とはいえ、ちょっと成長しすぎたので
太い枝を切って、小さな鉢に刺しておいたら、
この感じ。

フェルトを貫通する根

しかも、根っこは落花生のように枝の途中から降りてくるし、
びっくりするほど力強い。

「根っこだけ」土に植えたり、新芽のところで切って
土に差しても問題なく生えてくる。
なんとも頼もしい多肉さんなのです。
でも、この茂り具合がいい!
葉っぱもそれこそ蝶のようにぷっくりとしながら先端はシャープ。
葉の縁はピンクに染まって、いやぁ、実に可愛らしい!
っと、オヤジくさい言い回しになってしまった。

意外だったのは肥料の少ない乾燥した土より、
ある程度肥料分があって微生物がいて水もちの悪くない土が
好みだったってことです。
私は緑を茂らせることが好きなので、この性格はむしろ歓迎です。
好きなだけ茂ってくれたまえ!
オヤジくせ〜(笑)

根っこだけ土に埋めても生えてくる

さてここからは、そんな胡蝶の舞の開花から咲き終わるまでを
ご紹介します。

蕾は11月下旬ごろ

胡蝶の舞は、とにかく咲くまでの時間が長く
咲き始めるまで2ヶ月くらいかかります。

花は一気には咲かない

開花までが遅ければ、開花期間も長い。
1月下旬に咲き始め全てが先終わったのが3月も終わる頃でした。
蕾ができてから足掛け半年。長い!けど、いい!

日光の透け感が良い。

花の枝が重いので、ベハレンシス(仙女の舞)に支えてもらいながら
冬の寒さを物ともせず、実にマイペースに咲き続けます。

生花と、ドライの共演
枯れてなお美しい

モリモリさせたいなら、多肉の土に培養土を混ぜると良いかもしれません。
また、さし木の場合は枝が硬くなったところから切って
そのまま土に挿す。
水やりは植え付け時にドバッとあげてあとは放置で
新芽が出たら水やり、放置で大丈夫。
水やりのタイミングは、
土に竹串を刺して、乾いているようならドバッと水やり、あと放置です。
たまに霧吹きで全体をびしょ濡れにしてあげるのも良いようです。
そその後放置ですけどね^^。

ということで、
本日はマダガスカルでは雑草としてモリモリ茂るらしい
カランコエ、胡蝶の舞をご紹介しました。









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