独学とは学校に通わず先生にもつかず独力で学ぶということで、中国語では「自學」と言います。だが、日本人が言ってる「独学」は台湾人が思ってる「独学」ではなさそうです。 ネットで現地の言語学校や日本の語学教室に通っていた•通っているのに独学と自称した日本人の記事をよく見かけます。記事を読んでみたらどうやら「授業時間外の勉強」も「独学」と言えるみたいです。こういう場合は台湾人が「自學」と言わず「課外還有怎麼讀嗎?(授業時間外どうやって勉強•復習しましたか」と言います。 もう一個気
最近博愛座を譲ることを巡って揉めた事件がいつくか発生しました。 一つ目は、捷運(台湾の電車)で若者が博愛座(日本の優先席)を譲ってくれないという理由でお年寄りが若い女性を殴った事件が発生しました。もう一つは、お年寄りが席を譲ってくれない若者をずーっと電車で罵りました。 「優先席」はあくまで必要な人が優先して使用できて誰でも座れるというニュアンスです。一方、「博愛座」は「誰が座れるか」という曖昧な名称で知らず知らずのうちに「お年寄りしか座れない専用席」になってしまいました。
やっている言語をまとめたくて投稿しました。 日本語と韓国語を勉強するときにネイティブみたいに話せるようになりたいと目指しましたが、今はそれを目指して勉強していないです。もちろん、日常会話ができるレベルを目指していますが、日常会話って範囲が広くて曖昧な目標だということを知っているのでどんなレベルを目指して勉強したほうがいいか、困っています。 でも兄弟言語を同時に勉強して、比較しながら勉強するのが好きなので、今こういう形で勉強しています。 やっている言語: -オランダ語、ノルウ
今週嘉義で遺跡や骸骨が発見された記事が2件あります。 一つ目はtsmcの新しい工場の建設で地面を掘り、3500年〜4500年前の縄紋陶文化時代の遺跡が発見されたという。5000年前頃には台湾に高度文明が存在してた説があり、その遺跡が発見されたことでその説の可能性が高くなりました。 (記事の抜粋は下記の通りです。) もう一つは嘉義の台湾鉄道の高架化の工事で13箇所で骸骨や遺跡が発見された記事です。 発見された骸骨はどちらも「俯身葬」(俯いて葬られた)でした。今の人から見ると
みなさん、こんにちは。 今日久しぶりに語学の勉強について話したいと思っています。 A言語よりB言語でC言語を理解したら理解しやすくなる話はたまに聞きます。 確かに韓国語を勉強する時には日本語で勉強し、中国語よりわかりやすいと思っていて、その話に同意します。今オランダ語を勉強している時には英語で勉強しています。 ですが、似た言語同士と言っても100%同じと言い切れないです。例えば韓国語は日本語と似ていると言っても助詞の使い方が全部一緒ではありません。日本語では「〜『が』好き
今週の月曜日は端午の節句のため休みでした。 中国語では端午の節句を「端午節」と呼んでいますが、台湾語では「五月節(Gō͘-goe̍h-cheh)」もしくは「肉粽節(Bah-chàng-cheh)」と呼んでいます。端午の節句は旧暦の5月5日に当たるので「五月節(Gō͘-goe̍h-cheh)」と呼ばれたという。 五月節(Gō͘-goe̍h-cheh)の風物詩といえば肉粽(bah-chàng)と言えるでしょう。この日には肉粽(bah-chàng)を食べ、ドアに艾(hiāⁿ、ヨモ
「一級棒」は「スーパーグッド」、「とても良い」と言う意味で発音は日本語の「一番」と似ています。 台湾人には日本語を読む時に後ろから2番目の音を下げて発音する傾向があります。 「一番」は「i-chí-páng」になり、「一級棒」は「一番」の当て字ではないかと思ってます。 辞書を調べてみたら「『棒』は技術がすごい」と書いてありましたが、日本語から台湾語に輸入され、また台湾語から台湾中国語(台湾華語)に輸入されたと思います。
晩白柚(ばんぺいゆ)は熊本県八代市の特産品です。 外国人の私から聞くと晩白柚(ばんぺいゆ)の響きがどう聞いても日本語っぽくないです。(日本の方はどう思いますでしょうか。) それは台湾語に由来した言葉だからのです。 1930年に台湾から鹿児島県に白柚の株が導入されて、最適産地の熊本県に根付いたという。 ちなみにこの写真を撮った日にちょうど近くにほかの台湾人がいて、その台湾人がこの掲示を見たら「中国語読みで晩白柚」と言っていました。それを聞いたらなぜか悲しい気持ちが湧いてきま
日本では魚は肉扱いではないのを最近知りました。 確かに豚肉、鶏肉、牛肉と言ってますが「魚肉」はあまり聞かないです。 台湾では、食材の魚をhî-bah(魚肉)と言ってます。魚は肉扱いに違いないでしょう。 魚は韓国語で물고기と言います。물は水で고기はお肉で直訳すると「水のお肉」で韓国でも魚は肉扱いと思っています。ただし食材の魚は물고기ではなく생선と言います。
今日(2/21)は国際母語デー。 中華民国🇹🇼政権となった後、中華民国🇹🇼政府が台湾で中国語(北京語)を国語と決め、台湾語を始め、客家語、原住民諸語を「方言」と呼び始めました。 そして公共の場で国語以外使用してはいけないと決め、「方言を話す人は悪人で国語を話す人は良い人」だと台湾人に洗脳してきました。 今は中国語(日本では台湾華語と呼ばれている)のほかに台湾語、客家語、原住民諸語などの台湾の元の母語を公用語としたが中国語は事実上の公用語です。何十年間に渡り、中国語しか話せ
台湾のネットショップサイトで見てみると「無印風」という言葉をたまに見かけます。どういう意味なのかご存知ですか? 正解は「無印良品みたいなスタイル」のことを指します。 無印良品は台湾で人気があり、おしゃれなイメージです。無印良品の特徴は簡潔でシンプルなデザインですよね。そのため「シンプルなデザイン」「簡潔なデザイン」をアピールするときに「シンプル」「簡潔」の代わりに「無印風」と名付けます。「無印風」とつけると商品のレベルがアップ!と感じます。 もう一つの理由は「無印良品の
「天龍國」とは台北のことを指し、日本の漫画「ONE PIECE」に由来したネットスラングで、台北人を「天龍人」と言います。「天龍國」「天龍人」は台北、台北人を揶揄するときに使います。 「台北以外のところが田舎」「ほかの町の人たちが田舎臭い」などの言論がたまにあって、「本当に天龍人」みたいな反撃の言論があります。 ところで、「町」vs「田舎」の戦いは「台北」vs「台北以外の町」だけではありません。台中にも存在しています。今は一つの「台中市」となっていますが、昔は「(旧)台中市
台中といえば「太陽餅」が先に思い浮かぶ人が多いでしょう。 実は台中人は太陽餅は食べないよ〜皮がパサパサしているので喉に詰まった感じだから台中人の中でも不評だそうです。 いかに真相は。。。。? 好みは人それぞれで食べる人もいれば食べない人もいるでしょう。確かに私のクラスメート(台中出身)が「太陽餅より奶油酥餅」「太陽餅は全然食べない」と言っていましたが、私は太陽餅を食べます。(笑) よく食べるのはスーパーで買える太陽餅です〜 ちなみに昔は台湾の学校では蚕を飼って観察する
平埔族の言葉には文字はなくて平埔族の生活、歴史に関して記載された資料は少ないです。 この文章は台中市政府によって作られた記事を抜粋してから翻訳したものです。 原文と文章カバーの写真はこちらです。 【日本語】 大肚(台湾語読み:tōa-tō͘)王国 大肚王国が16世紀半ば台湾の中部にあった王国です。15〜18の村を統治し、1つの部族で構成された王国ではなく、バブザ族、パゼッヘ族、タオカス族、ホアンヤ族などの台湾の平埔族により構成される部族国家です。 1645年4月に台湾の
東京外国語大学が定期的に色々な語学講座を開催します。マイナーな台湾語でもその語学講座のリストにリストアップされていて、それを見て大変嬉しく思います。ただ、「福建語(台湾語)」という表記仕方をどうしても気になります。 まず、福建語と台湾語の関係性を認め、否定するつもりはありません。 念のために書いておきます。 台湾語は英語でTaiwaneseかTaiwanese Hokkienと言いますが、福建語(台湾語)と言う書き方は福建語100%=台湾語だと思われ、ちょっと適切ではない
台湾語は方言なのか、言語なのでしょうか。 これをめぐる意見をよく見ます。 それについて議論する前にまず方言の定義を見ておきましょう。 方言とは、一つの言語が地域によって語彙、音韻などの上で異なり、ある地域での言語体系のことです。方言が「言語」との違いは相互理解可能性。語彙、音韻が異なるものの一定の程度でお互いの言葉が理解できる言葉を「方言」、全く通じない言葉を「言語」です。 そのため台湾語、客家語は「方言」として扱われているが本質上は方言ではなく「言語」です。 「いやい