日本人が言ってる「独学」は台湾人が思ってる「独学」ではない?
独学とは学校に通わず先生にもつかず独力で学ぶということで、中国語では「自學」と言います。だが、日本人が言ってる「独学」は台湾人が思ってる「独学」ではなさそうです。
ネットで現地の言語学校や日本の語学教室に通っていた•通っているのに独学と自称した日本人の記事をよく見かけます。記事を読んでみたらどうやら「授業時間外の勉強」も「独学」と言えるみたいです。こういう場合は台湾人が「自學」と言わず「課外還有怎麼讀嗎?(授業時間外どうやって勉強•復習しましたか」と言います。
もう一個気になる書き方は「台湾語学センターで◯年間勉強して独学でTOCFL合格」という書き方です。現地で勉強している•していたのでわざわざ「独学」と書いたのは違和感を感じます。おそらく相手が「TOCFL対策授業を受けず自分で勉強して合格した」とアピールしたいと思い、こう書いたんでしょうね。台湾人の感覚だとすでに現地留学した場合は試験対策授業を受けず合格しても絶対「独学」と言い張らないです。こういう場合は「試験のために授業を受けたことなく、自分で勉強した」と言います。こういう場合は「為了考試我有準備(試験のために準備しましたよ)」と言います。
あともう一個気になるのはこれです。「初めは先生に教えてもらいましたが、その後自分で勉強しました」場合は「独学」と言ったことです。この場合は確かに難しいです。後半は本当に先生がいないので「独学」と言えるだろうと思いますが、台湾人はり初めは先生に教えてもらいましたが、その後自分勉強しました」と細かく説明します。一方日本人は先生に教えてもらったことは言わずに独学と言います。実は最初先生に教えてもらったことを知ったのは相手の勉強学歴を読んだ後です。
元々日本人はプライベートのことをたくさん言わない民族で最初だけは先生に教えてもらったことは細かい部分だから省略しても良いと思い、そう言ったかもしれないです。もちろん人によって異なり、たまたま見かけた記事はこう書いたかもしれないです。