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台湾の嘉義で遺跡や骸骨が発見

今週嘉義で遺跡や骸骨が発見された記事が2件あります。

一つ目はtsmcの新しい工場の建設で地面を掘り、3500年〜4500年前の縄紋陶文化時代の遺跡が発見されたという。5000年前頃には台湾に高度文明が存在してた説があり、その遺跡が発見されたことでその説の可能性が高くなりました。
(記事の抜粋は下記の通りです。)

もう一つは嘉義の台湾鉄道の高架化の工事で13箇所で骸骨や遺跡が発見された記事です。
発見された骸骨はどちらも「俯身葬」(俯いて葬られた)でした。今の人から見ると「俯身葬」は尋常でない葬り方ですが台南の大湖文化の烏山頭時期と台中の番仔園文化の骸骨も「俯身葬」でした。

写真の出典:嘉義文化局

今回発掘した骸骨は2500年〜2700年前の20代〜30代の骸骨だと推定しました。そして歯の一部が赤になり、檳榔(台湾読み:pin-nn̂g)を噛んだ跡があるのでこの時期の人にはすでに檳榔を噛む習慣があると推測しました。記事によると骸骨の調査が2026年に終わる見込みです。

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