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スポーツ語るシス!テーマは「阪神甲子園球場」

2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での侍ジャパンの優勝!「野球って素晴らしい」「野球って面白い」と改めて思った人も多いと思います。僕も野球は大好きで、これまで多くのプロ野球のスタジアムを訪れてきました。今回は、その中で特に印象に残っている球場について自由気ままに語ろうと思います。

スタジアムというところは、実際に行ってみるとそのスケール、美しさ、歴史に感動する場所だったりします。第1弾は、阪神タイガースの本拠地であり、高校野球の聖地とされる『阪神甲子園球場』について。

なお、子どもの頃のおぼろげな記憶も含まれているため、一部誤った情報があるかもしれませんが、そのあたりはご容赦ください。

【構成作家T プロフィール】
主にラジオやテレビの台本を書いている40代の構成作家。
趣味はスポーツ観戦。特に野球が好き。カープファン。高校野球ファン。

聖地であり、ヤジのメッカであり、二面性を持つ甲子園!

阪神甲子園球場では、プロ野球・高校野球のどちらも観戦したことがありますが、個人的にもっとも印象に残っているのは、2003年・夏の甲子園の決勝戦。2年生エース・ダルビッシュ有を擁する東北高校と、名将・木内監督率いる常総学院の一戦。 

実は、このとき、僕は仲間たちとユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くために、前日から大阪を訪れていました。しかし、東北 対 常総学院という対戦が決まった瞬間、「大阪に来ているのに、この試合を生で見なかったら、きっと一生後悔する!」と思い、仲間たちに頭を下げ、一人だけ兵庫県西宮市にある『甲子園球場』へ。 

1塁側内野席に座った僕は(ちなみに東北高校の3塁側は到着した時点で満員札止め)、観戦しているだけで汗が噴き出してくるような炎天下の中、熱戦を見届けました。 

試合は東北が先制。しかし、どう見ても本調子ではないダルビッシュが4回に打ち込まれ、逆転を許すと、そのまま常総学院が逃げ切り、悲願の夏の甲子園初優勝を勝ち取ります。

この年限りでの勇退を表明していた木内監督の胴上げと、涙にくれるダルビッシュ投手の姿。それは勝負の残酷さと尊さを物語っていました。そんな光景を目に焼き付け、帰路についたことが今も強く印象に残っています。 

ちなみに、高校野球ではなくプロ野球の阪神戦を観戦した場合、他の球場とはひと味違ったヤジが楽しめるのも『甲子園』の魅力かもしれません。
有名なヤジとして、当時、不振だった阪神のアンディ・シーツ選手に対し、

 「おいッ、シーツ干すぞ!」

というのがあり、客席がドッと沸いたとか。
本当はもっと攻めたヤジもありますが、ここに書くだけでも怒られそうなのでやめときます(笑)。 

プロ野球・高校野球問わず、野球ファンであるならば、ぜひ一度は訪れてほしい球場、それが甲子園です。
あなたもぜひ! 

(つづく)

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