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納豆を食べられるようになったきっかけは?|おいしい顔です

私が納豆を食べられるようになったのは、大学生のときでした。

小さい頃に、苦手だった食べものを思い出してみると。
「たまねぎ、トマト、ナス、納豆」
4大食べられなかったものです。

たまねぎとトマトは小学生のとき。
ナスは高校生のとき。
そして、納豆は大学1年生のときに食べられるようになりました。

中でも、一番苦手意識が強かったのが納豆でした。


納豆を実家で食べたことがない

小さい頃から、実家で納豆は、食卓に上ることがありませんでした。
冷蔵庫に、納豆が入っているのを見たことはなく、家族のメンバーが食べる姿を見たこともありません。

そのため、大学生になって初めて納豆を口にするまで、私は納豆を食べずに育ちました。

納豆はニオイが苦手だったのと、そもそも食わず嫌いでした。

それは手巻き寿司パーティーでのこと

大学1年生のある日、先輩2人と一緒に夕食を食べることになりました。
その日のメニューは、手巻き寿司!

手巻き寿司なんてやったことないぞ。
私のテンションは高くなるばかり。

食材を買ってきて、具材を切って手巻き寿司の準備です。
具材は、マグロのお刺身、キュウリ、大葉、卵焼きなど。

各自思い思いに、具材を巻いてパーティーは始まりました。

なんておいしそうに食べるの!

パーティー開始直後の私は、具材を巻いて食べることに夢中でした。
とにかく自分の巻き物を作ることに専念。

何本か食べて、自分好みの巻き物が作れたことに、私は満足していました。

ふと向かいの席を見ると、先輩の一人が作っている最中でした。
次の瞬間、先輩は「納豆」を手に取り、巻き物の中に入れたのです。

「えぇ!」
私は、具材に納豆があったことと、納豆を食べようとする人が目の前にいることに、ビックリしました。

「納豆食べるんですか!」
先輩はその納豆巻きを、口に入れました。
食べている先輩の表情は、とてもおいしそうで、私は混乱しました。

そんなにおいしそうに食べるなら私も

自分は食べることができなかった納豆。
ニオイが苦手な納豆。

それをおいしそうに食べている先輩を見て、私は「なぜ?」としか思いませんでした。

なぜ食べられるのか。
表情からして何かしら理由があるのに違いない。

私も食べてみたくなりました。
自分で納豆巻きを作り、一口。

正直、おいしいとは思わず。
ただその時、「おいしい顔」をする理由が知りたいと思いました。

「おいしい顔」の理由がわかるまで食べ続ける

手巻き寿司パーティーの後も、私は納豆を食べ続けました。
食べ方は、納豆と海苔をセットで。

今思えば、納豆初心者の私にとって、海苔はとても強力な味方でした。
納豆だけで食べるよりも、食べやすかったのだと思います。

納豆を食べ続けて1ヵ月後には、少しおいしいと思うようになっていました。

なるほど、だから先輩はあんな顔をしてたんだ。
本当の理由はわからないけど。

納豆のおいしさは伝わりましたよ!

小さい頃の4大食べられなかったもの、今は全部大好きです。

今日のひとこと

何かのきっかけで、苦手なものが好きになることがある

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