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現代短歌 《想えば想うほど》
膨らんだ風船のようなこの想い破裂で届けば後悔もなく
いつだって影が見えればその姿あなたでないと分かっていながら
背の高い茶髪の男(ひと)は来なかった?何処にでもいるそんな野郎は
澄んだ瞳(め)が美化されてゆく脳内でかけ離れてもいいの綺麗なら
現在のことでありつつセピア色いつの日のあなた何処にいるわたし
分からない丁度良いくらいどれくらい加減を知りたい掌の上
サラサラと風に飛ばされ舞い上がる枯れ葉とともに消えるには重い
咲かせたいこの花育てゆく先に未来はあるのかでも信じたい
あなたには部品が揃っていたんだね私のように歩むことも無く
恋人がいる安心より際限も無く想い続け過ごす幸せ
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