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京極さんの小説はまだ読んでいません。

ここ3日くらいゴールデンウィークに大阪の中山市朗先生のトークショーと座談会に行って来た影響で怪談をノートに書き始めた。
書くことは私にとっては凄く身近なことで日記も書いているし、心がモヤモヤしたらその原因をノートに書いて客観視してみたりして落ち着いたりする日々だ。それに卒業した大学は思い切り文学系。専攻は現代小説を執筆する事で、読書量もコンモリ、ゼミでは沢山原稿を皆んなで書いた。
当時は作家を目指していた私だが、教授が純文学の評論家だったのでエンタメ小説とは縁が無かった。
時を経て嫁にいった私は、怪談にハマった夫の影響で怖い小説を書いている作家を探した。だが探すまでもなく思い浮かんだのは京極夏彦だった。
昔ご本人の写真を拝見した時、強烈なインパクトを受けたのを覚えている。
家から車で十分くらいの処に、男性専用の本屋さんがあった。私は鈍感なので夫と共に平気で
如何わしい本屋さんへ入るのだが、そこの一階は
古本マニアの私たちにしてみれば価値が高くしかも破格な本が沢山売っていた。もちろん京極さんの本も単行本も文庫本も売っており私は入手することができた。
だが京極さんの小説は枕元に並んでいるのだが
雑事が重なり中々読むことが出来なかった。
だがずっと気になっていたので、古本ではなく
普通の本屋さんに行って京極さんの小説ではなく
評論の様な本や、講演会の書籍化された本を
買ってみた。すると締めまくっていたお財布から出したお金の本だと自然と読む気が起き、テレビを観るのをやめて読み始めた。すると京極さんの
遠野物語や妖怪の解説。水木しげる先生とのエピソードが記してあり、今も面白く読んでいる途中だ。段々と古本屋で買った小説を読むのが楽しみになって来た。
それと同時に私には「書きたい」という炎が燃えてきて、短いものでもいいからとにかくノートに
何か話を書きたいという古代学生時代の感覚が戻ってきた。京極夏彦さん、憧れています。
でも小説は未だ一冊も読んでいません。
でもまた本を読みたい、書きたいという想いが戻ってきました。ありがとうございます。

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