企業マーケ_note冬インターン

本選考直前!冬のインターン、どう設計する?


こんにちは!新卒採用の情報を発信しているRECCOOです。
今回も人事1年生のリクーくんの疑問に答えていきます。

<リクーくんの疑問>

リクーくんと吹き出し_冬インターン

リクーくん:
うーん、夏インターンに来てくれた学生はいたけど、本選考まで時間が開いちゃうし興味がなくなっちゃいそうな気が……もう少し採用候補も増やしたいような気も……うーん。

RECCOOの人:
「夏インターンの学生を本選考まで引っ張りたい!」「追加の母集団がほしい!」……そんなリクーくんにオススメなのが「冬インターン」なんだ!

リクーくん:
でも「冬インターン」ってどう設計すればいいの?

ということで今回のテーマは「冬インターンの設計について」です!

「夏インターンはやったけど上手くいかなかった……」
「本選考が始まるまでに夏インターンに来てくれた学生をスクリーニング、アトラクトしたい……」

そんな風にお考えの人事担当者のあなたにピッタリの内容です!

冬インターンと夏インターンの違いは?

・冬インターンの主なねらいは2つ

「追加母集団形成」
「既存母集団のスクリーニング」

冬インターンにおける「ねらい」は主にこの2つです。

「追加母集団形成」

冬インターンでは「秋以降に就活を開始した学生」との接点を持つことができます。また、夏インターンで確保しきれなかった学生層にアプローチを仕掛けるチャンスでもあります。

「既存母集団のスクリーニング」

冬インターンでは「夏インターンで確保した高評価学生」のスクリーニングをすることができます。また、夏から本選考の開始までのスキマの期間に興味が離れないような「導線作り」が可能になります。

・夏インターンとの違いは……
1番の違いは「夏インターンの結果を設計に反映できる」ということです。
冬インターンでは夏インターンでの良かった点は引き継ぎつつ、反省点はしっかり改善しながら「ターゲット設定」と「コンテンツ設計」をすることがポイントとなります。

「追加母集団形成」を軸にするべき場合……

「夏でターゲット層の学生を目標数まで確保できなかった」
「夏の結果を踏まえて、より幅広く学生を見ていく必要がありそう」

「既存母集団のスクリーニング」を軸にするべき場合……

「夏インターンに来てくれた高評価学生にもっと自社をアピールしたい」
「本選考前までにターゲット学生をふるいにかけたい」

夏インターンの結果を冬インターンの設計に反映させることができるか?
冬インターンの成功/失敗の分かれ目となるでしょう!

以上を踏まえて、冬インターンを開催するにあたって押さえておきたい

「開催時期・集客方法」
「開催日数・コンテンツ設計例」
「冬インターンから本選考までの導線設計」

について解説していきます。

開催時期&集客方法は?

・開催は「年末年始」や「テスト期間」を避ける
冬は大学生も企業も共に多忙を極める時期です。
学生たちは年末年始での帰省や、学期末テストなどで予定が埋まっていて、せっかく冬インターンを開催しても参加者が集まらない可能性があります。
また、企業側も年末や年度替りを前にして多忙になることも多いでしょう。

12月上旬〜中旬(クリスマス前まで)、1月中旬〜下旬がベストな選択となるでしょう。このタイミングを逃した場合は2月上旬〜中旬での開催も視野に入ります。

主要な大学のテスト期間やイベント日程などをまとめた資料はこちら↓

・集客は「ねらい」に合わせて
冬インターンを開催するにあたって集客にも戦略が必要です。
しかし、集客の方法は先述の「冬インターンのねらい」に合ったものを選択しなくてはなりません。

「追加母集団形成」

この場合、広く学生からの認知を集める必要があります。
マイナビやリクナビなどをはじめとした媒体掲載であれば開催の2ヶ月前から実施できるのが理想です。
また、学生が多く集まる合同イベントへの出展も認知拡大に効果的です。
これは開催の1ヶ月前を目安にすると良いでしょう。

「既存母集団のスクリーニング」

この場合、既にリーチしている学生へ個別にアプローチをする必要があります。夏インターンで出会った高評価学生にメールで冬インターンへの招待を送るなどが手段として考えられます。
また、採用エージェントからターゲット層の学生を紹介してもらうのも一つの策です。

コンテンツ設計のポイント

・開催日数は1day、長くても2、3日
先述のとおり、学生と企業の双方が多忙なこの時期に求められるのは「コンパクトさ」です。開催日数が長いと参加できる学生の幅をいたずらに狭めてしまうことになります。

冬は夏よりもインターン市場が激化していることもあり、日付被りを減らす意味でも1day、長くても2-3日程度のインターンがベターです。

・コンテンツはターゲットの学生に合わせて設計
冬インターンのコンテンツを設計するにあたって、開催のねらいを改めて確認しましょう。

例:
「追加母集団形成」がねらい
→参加ハードルの低い「業界研究セミナー」や「グループディスカッション」などのコンテンツをベースに設計

「既存母集団のスクリーニング」がねらい
→実務寄りの「業務体験」や学生の力を把握しやすい「コンテスト形式」のコンテンツが有効です。

このように、「開催のねらい」そしてその「ターゲットの学生」に合わせたコンテンツを設計していく必要があります

・インターン参加後から本選考への導線づくりをどう作るか?
冬インターンを設計するにあたって、参加した学生が本選考まで進みたくなるような仕組みを用意することも忘れてはいけません。

例えば……

「冬インターン参加者は選考フローを一部免除」
「インターンでの成績優秀チームには賞金や賞品をプレゼント」
「優れた成果をあげた学生は即内定」

などといった、学生がインターンに参加することで得られる”うま味”を広報段階で明示しておくことで「冬インターン参加の動機付け」と「本選考エントリーの動機付け」を両立することができます。

冬インターンの時期が終われば、どの企業も本選考に本腰を入れ始めることとなります。この本選考の本格化前にターゲット学生や高評価学生を本選考までの導線に乗せることができれば、スタートダッシュで他の企業と差をつけることが出来ることでしょう!

今回のまとめ

***************
・夏インターンの反省点を設計時に反映させる

・年末年始、テスト期間等での開催は避け、コンパクトに
・明確な「ターゲット」を設定した上でコンテンツを設計をする
・ターゲット学生、高評価学生のインターン参加後の導線づくりも念入りに***************

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