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Web3とは?Web2との違いは?

こんにちは、りかる(@recal.jp)です。

私は、普段Instagramやこのnoteを中心に健康生活に役立つ情報などについて毎日発信しています。

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「Web3」

最近耳にする機会も増えた「Web3」。

現代の私たちの生活に欠かせないインターネットですが、ここへきて環境が大きく変わろうとしています。

それがWeb3.0の到来です。

巨大プラットフォーマーによる個人情報の寡占や、プライバシー侵害が問題になる中、時代は「分散型インターネットの時代」へと流れつつあります。

ビジネスやマーケティングを時代の流れに合わせるためにも、インターネット環境の新しい本流を捉えることは重要です。

本記事では、Web1.0からWeb3.0に至る歴史や、これからのマーケティングについて詳しく解説します。

Web3.0とは?

Web3.0とは、イギリスのコンピューター科学者であるギャビン・ウッド氏によって提唱された、「次世代の分散型インターネットの時代」という新たな概念です。

読み方は、「ウェブスリー(Web3)」となります。

現在の私たちを取り巻くインターネット環境は、Facebook、Amazon、Apple、Netflix、Google、Microsoftの6社で構成される「FAANG+M」に独占されており、ユーザーの個人情報はこうした企業のコントロール下にあります。

上記のような状態は現在だと当たり前のようにも思えますが、時代の経過に伴ってじわじわとプライバシーの侵害やセキュリティトラブルなどの問題が表面化してきました。

そこで、現在のような中央集権的なインターネット環境から権力分散型の環境へと切り替えるため、Web3.0という新しい概念が生まれました。

具体的には、次のような技術を活用した新しい製品やサービスが登場しつつあります。

・ブロックチェーン:個人情報や取引履歴を暗号化し、ネットワーク内に保管する技術
・DeFi:金融機関を介さずに金融取引や資産管理ができるアプリケーション
・メタバース:仮想空間において自分のアバターで生活ができる技術
・NFT:トークン(デジタル上の財)に著作権や所有権を与える技術

Web1.0の時代

インターネットはさまざまな技術革新によって進化してきました。その進化の段階は以下のように区分されます。

  • Web1.0

1991年から2004年にかけての、インターネットユーザーの大半がコンテンツの消費者であり、コンテンツがクリエイターから消費者への一方向性であった時代。

  • Web2.0

2004年から現代にかけて続く、情報の流れが一方向性から双方向性になり、ユーザーが作成したコンテンツをSNSやブログ、ウィキペディアなどにアップロードする時代。

  • Web3.0

Web2.0に続くものとして提唱されている概念。
この言葉は2014年に暗号通貨イーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッドによって作られました。

Web2

時代はWeb2からWeb3へ転換期。
今と未来のサービスを徹底比較。

【WEB2】→【WEB3】
「Google」→「Brave」
「Amazon」→「Open sea」
「Twitter」→「TAKI」
「Spotify」→「AUSIUS」
「BYBIT」→「Uniswap」
「YouTube」→「THETA」

これからの動向が楽しみです。

Web3は、Web2.0の“次”という意味で名付けられた、インターネットの新しい概念とされています。

そもそも、Web2.0とは何だったのでしょうか。

15年ほど前に提唱され、当時は大きな話題を集めましたが、若いネットユーザーにはなじみがない人も多いかもしれません。

Web2.0とは何だったのかを考えてみると、シンプルに「ユーザーの参加率の劇的な向上」なのではないかと私は思っています。

Web2.0=発信者の激増

〜Web1.0の時代〜

1990年代のインターネット黎明期から、個人がホームページ(Webサイト)を開設したり、コメントを投稿をしたり、レビューをしたりというのは、できていたんです。

例えば、2000年代前半の掲示板サイトでは「見ている人が95%、書いている人は5%」ぐらいだと言われていました。

私も2000年代はじめに掲示板(「ホムペ」「前略」)を運営していましたが、見るだけの人がほとんどで、書き込む人は1%に満たなかったような感覚があります。

つまり、2000年代初頭あたりまでのWebサービスは、基本的に「メディアだったら見るだけ」「ECだったら買うだけ」という形がメインだったとも言えます。
「紙に印刷されてた新聞が、インターネットでも読めるようになった」みたいなものの延長ともいえるかなと。

Web2.0で大きかったのは「発信者側の人が非常に増えた」という点です。

これが「Web2.0の本質はユーザー参加率の劇的な向上だ」と私が考える理由です。

私のイメージでは「Web2.0=SNS」だったんですよね。

SNSは、02年に米国でFriendsterがオープンして、03年にMySpace、04年にOrkut(オーカット)が始まった。
日本ではGREEが03年、mixiが04年。

Web2.0の提唱は、SNSが流行りだした後だから、後付け感がすごいですね。

例えば、2007年当時のmixiでは、ユーザーの70%以上の人が日記を書いていたといわれています(参考リンク)。

掲示板では5%も書いていなかったのに、SNSでは70%が書いたというのが革命的だったわけです。

私もホムペ作りにハマっていたのが中学生です。
そこからmixi,デコログとハマっていきました。
今はインスタですが、今後Web3の時代をひしひしと感じます。

画像:wealthroad

Web3.0が注目される理由

Web1.0やWeb2.0の課題を克服するために登場したのが、Web3.0という概念です。

現在はまだWeb2.0から抜けきっていない状態といえますが、このような中でWeb3.0が注目を集めるのは、次にあげる4つの理由があるからです。

◆セキュリティレベルの向上

現在のインターネット環境で懸念されている個人情報の漏洩リスクは、Web3.0によって解消されます。

ブロックチェーンの仕組みを活用すると、サービス登録時にIDやパスワード、個人情報などのデータを入力する必要がなくなるからです。

この仕組みを活用しているのが、NFTのアート作品や音楽作品などを売買できるOpenSea(オープンシー)というプラットフォームです。

OpenSeaでは従来のサービスサイトのように、登録時にIDやパスワード、決済情報の入力が求められず、ユーザーが保有する暗号資産のウォレットを連携させるだけでサービスを利用できます。

運営会社に個人情報を提供する必要がないため、ユーザーは情報流出の心配なく買い物や取引を楽しめます。

◆個人情報などのデータの自己管理

Web3.0の時代が訪れると、ユーザーは自分自身で個人情報を管理できるようになります。

この仕組みを取り入れているのが、次世代型の検索プラットフォームBrave(ブレイブ)です。

GoogleやBingなどの従来の検索サイトとは異なり、Braveには個人情報を収集する広告をブロックする機能があります。

また、ユーザーが任意で広告表示を許可すると、視聴した広告の数に応じて暗号資産が受け取れます。

今後、Braveのサービスが広く流通すると、「Webサービスに広告が表示されるのは当たり前」という従来の概念が大きく変化する可能性があるでしょう。

◆制限のないサービスの提供

国や地域といった制限のないサービスが生まれやすいのも、Web3.0が注目を集める理由の一つです。

例えば、スイスでコーヒー豆を販売するファーマーコネクトは、ブロックチェーン技術を活用して、場所に制限のない生産者情報を提供しています。

従来、発展途上国を経由して仕入れるコーヒー豆は、その流通過程に小規模な農家が点在しており、追跡が困難でした。

そこで集荷センターや倉庫など、経由した場所をブロックチェーンに記録することによって、ユーザーは商品のQRコードを読み取るだけで詳細な生産者情報を確認できるようになりました。

今後はこうした取り組みが拡大し、国境を越えたグローバルな取引が活発化することも考えられるでしょう。

◆直接取引による経費削減

Web3.0では、企業とユーザーの直接取引が可能です。

仲介サーバーを必要としないため、企業の収益率アップが期待できます。

例を挙げると、これまではTik TokやYouTubeにおいて、クリエイタープラットフォーム間の利害関係が問題となっていました。

それは、
・報酬の不透明性
・不平等な報酬条件

に主な原因があります。

Web3.0の時代では、企業がこうした不利益を被ることはありません。

手数料の削減はもちろんのこと、中央集権的な体制が瓦解されることで、サーバーダウンやハッキングによる経済的ダメージも減少します。

国や企業の規制から開放されることで、より自由な企業経営が可能となることでしょう。

~まとめ〜

Web3時代になると様々なことが変わります。

コーザーはデータを所有することができるようになります。

ウォレットをつなぐだけで利用できるサービスが主になり、パスワードを管理する応要がなくなります。

お金が国境に練られなくなります。

世界中の人と、自由に価値をやり取りできるようになります。

現代のプラットフォーム経済におけるプライバシーや、セキュリティ問題を解決するために誕生したWeb3.0。

ブロックチェーンやDeFi、メタバースなどの仕組みは、今後、企業のビジネスやマーケティングを大きく変化させる可能性を秘めています。

Web1.0がWeb2.0に移り変わったように、現在はWeb2.0からWeb3.0へと時代が変わる途上だといえます。

インターネット環境の歴史をよく理解した上で、この先迎えるであろうWeb3.0の時代に備えましょう。

図1:Web1.0、2.0、3.0の違い

最後に

いかがでしたでしょうか?

現在のWeb2.0の社会では、ユーザーはネット上で双方向的に情報をやり取りしています。

その結果、情報をやり取りするプラットフォームを提供する一部の企業に膨大な情報や富が蓄積されることになりました。

それに対する反発として生まれたのがWeb3.0です。

そして、その公平・公正なWebという理念を支えるのがブロックチェーン技術です。

当然ながら、理念通りに大企業による支配構造がなくなるかはまだ分かりません。

しかし、この技術革新によって私たちの社会が大きく変化することは間違いないといえます。

(allabout,cross-mm,techfirm,「Web3」って結局なんなの?わかりやすく解説!:参照)

最後までお読みいただきありがとうございます。

これからもたくさんのことに興味を持って、たくさんの人に感謝する気持ちを忘れず自分の人生を突き進みたいと思います。

また次の記事でお会いしましょう☺︎

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