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それは自分のためか就活のためか-22卒の私が自粛期間中に就活をしてわかった5つのこと-

サマーインターン選考が始まり出した時期。

Twitter上でも、「ES」「インターン」「GD」のワードが飛び交っている。私も現在数社エントリーしており、すでにインターンが決まったところもある。逆求人アプリもいくつか登録しており、数は少ないが早々と選考を考えている会社もある。その中で感じたことを書いておこうと思う。

決してここに書いてあることが全てではないし、あくまで個人的な見解である。「こんな人もいるんだなあ」、程度に捉えてほしい、、!

「就活氷河期」をどう捉えるか

ニュースやTwitterでもよく出てくる言葉。この言葉を聞いて不安にならない人はいないであろう。「自分も急いで就活しないきゃ」「何からしたらいいんだろう」「自己分析やるか」というフレーズもよく聞く。

危機感を持つことはとても良いことだと思う。しかし、その危機感によって自分がマイナスの方向に動いていないだろうか。通年採用になったこともあり、就活は早期化するらしい。実際に各会社も早々と動き出していて3年生の春からアプローチしているくらいである。ここから言えることは、「新しい人材」が必要なことに変わりはないということ。早期化したならば、その傾向は一層強くなっていると考える。

また、今より大変な時代は早々来ないだろう。今を乗り越えてしまえば私たちは怖いものなしってことになる、と捉えてみてはどうか。実際にリーマンショックに会社を立ち上げ、現在社会で影響力を持っている会社はたくさんあるんだとか。

面接は普段の会話と同じ

コロナの影響があってか、グループ面接を取り入れている会社が多い。今のところ10回ほどしか経験をしていないが、同年代の人の面接を聞けるのが面白く、いつも自分が面接官だったらと思いながら聞いている。

その中で気づいたのは、かしこまった口調の人、無駄な言葉(えーと、そうですね)がない人は聞いていて内容が入ってこない。なぜかというと違和感があるからだ。まるで暗記してきたことを言っているかのよう。

それに比べて私は普段の会話と変わらない(と思う)。相手の質問に素直に答え、相槌を打ち、身振り手振りで伝える。わからない時はわからないと伝え、それで終わりにするのではなく「今考えたことですが、、」と今頭にあるものを伝えているだけ。

メンタルトレーニングの一つに「自分のいい場面だけ」を思い浮かべるトレーニングがある。部活動でこのトレーニングを当たり前のようにやっていたため、今では何も考えなくても行えるレベルではあるが、これは自分の思考をポジティブにさせ不安を取り除ける。

「何か難しい質問をされたらどうしよう」「上手く伝わらなかったらどうしよう」と考えていてはどんどん自分を追い詰めるだけなので、「なんでも聞いてこい」くらいの姿勢がちょうどいい。

どれだけ「やった」結果を言えるか

これはとある会社の方がオンライン登壇で言っていた言葉。この言葉は刺さったなあ。

例えば、よく「TOEICを○○点とる」と言う人がいるが、これは手段に過ぎない。英語を使ってスピーチをした、○○大学に留学して研究をしたという方が断然いいし、受け取り方も違う。それに自分にできることも確実に増える。

そう考えると就活のために費やしている時間がもったないと思わないだろうか。もちろん、大事な将来を決めるので大切ではある。しかし、そのための行動が間違っていることに気づかないだろうか。

「あなたは”やった”という経験はあるか」と聞かれた時、いくつ答えられるだろうか。(私もまだない、、)

就活のためのワザは、いらない

「ES対策」「ガクチカ」「GD対策」「面接のコツ」を教えて欲しいという投稿をよく見る。私はこれが違和感で仕方ない。それをしたところで何か得になるのかということである。

会社は「一緒に働きたい人」を探しているわけで、その人のが今までに培ってきた経験、考え方を見ているわけだから、就活のためのワザを身に付けている時間がもったいない。

今までにやってきたことに自信をもって、その場で発揮するだけなのに、、。つまり就活には何も特別なことはいらない(会社について知ることは必要だけど)。

先程述べたように、就活のための対策をするくらいだったら、「やった」という結果を求めて行動したほうがいいのでは、、と思う。例えば、~な課題を解決するために団体を作って○○人を助けた、ヒッチハイクをして〇〇箇所に行ってこんなことを得たというような「エピソード」である。

「エピソード」は自分にしかないもの。私は就活の対策は全くやっていなくて、ただ今まであってきたことを述べてきている。それでGDも含めて受かった会社もあるくらいだ(相性が良かっただけかもしれないけど)。

不合格だったらその会社と合わなかっただけ

わたしも、就活に限らず「不合格」という言葉は嫌である。

しかし、就活の選考では「この人と働きたいか」を重視していることからすると、不合格の理由が「自分の能力が劣っていたから」ではなく「この人はうちの会社とは合わないから」と判断されただけだと捉えられる。

もし偽りの自分を装っていて、本当はその会社とは合わないのに採用された方がお互いにとって不幸ではないだろうか(これがミスマッチ?)。

インターン選考に関しては、採用の選考よりも倍率が圧倒的に高く、先着で合否を決めている会社もあるみたいなので、合否はあまり気にしないことにしている。

「インターン」に行きたいのであれば、募集しているのを知らないだけの会社がたくさんあるので、そこに行くのも一つである。「大手の〇〇という会社のインターンに行った」というのも素晴らしいことかもしれないが(そのまま内定に繋がることもあるらしいし)、「こんな事業案を作り上げた」「業績をUPさせることに関わった」というのも大きな強みであり、これも「やった」という結果になる。

私も現在長期のインターンをしていて、そこはまだ法人化もしていない(する予定)。それでも学べることが多く、皆さんには感謝するばかりである。

最後に

とにかく同じ就活生として言いたいことは「就活のために行動しなくていい、不安がる必要はないんじゃないか」ということ。Twitterを見ているとなんだか悲しい気持ちになったりもする。

数ある進路の選択肢から、自分で「就活」を選んだわけだし、自分で自分を苦しめる必要はないと考える(就活しないといけない、なんてことはない)。将来やりたいことがある必要もない(ある人は羨ましい)。ただ今やりたいことをやることが、なんといっても楽しいし自然と自分のためになる。かと言って、先のことを全く考えないのはもったいないので、時々立ち止まって考えてみるのはどうだろう(深く考えすぎて混乱することもあるけど)。

「就活を楽しむ!!」くらいの気持ちで、頑張ろう~~

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