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「どうして性やジェンダーの話をするの?」

私たちREADY BOXのメンバーは、生理はもちろん、性やジェンダー(※)についてよく話したり、書いたり、考えたりしてます。皆さんの周りではどうでしょうか?今回は代表のulalaが、なぜ性やジェンダーの話に興味があるのか、その想いをお伝えします。

※ジェンダー(gender)とは、生物学的な性別(sex)に対して、社会的・文化的につくられる性別のことを指します。 世の中の男性と女性の役割の違いによって生まれる性別のことです。


私は、社会的にも、身体能力的にも、自分が女性であるがゆえに力の弱さを強く感じたことが過去にあって、どうしても見て見ぬふりはできなかったんです。

人によってはあまりそういうことって感じなかったという人もいるかもしれません。でも、例えば「女の子だから、お行儀よくね。」「(可愛いものが好きと聞いて)やっぱり女の子だね。」なんて一言も、実はジェンダーバイアス。「女性であること」は「お行儀がいい」とも「可愛いものが好き」と同意ではないからです。

性別って自分が選んだものでもないし、なんで苦しみが生まれるのって心底悔しかったし辛かった。
それと同時に、「男性だから」、「女性だから」、「それ以外だから」、そういうことで何かを決めつけたり、勝手な概念でくくったり、絶対にしたくない、そんな世の中いやだって思った。

ですが、それでも社会的な強弱が存在したり、体の構造の違いでの強弱は存在する。平等って難しい、と身をもって感じてきました。

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だけど、性別はもはや分別できるものではないし、違いがあるということは、ネガティブなことばかりじゃないんです。

そのことに、これまで周りにいてくれた沢山の素敵な人たちのお陰で知ることができました。

自分がこの性として生まれたことで楽しいことだって沢山あるし、違った性別同士が一緒にいてより幸せになれることも世の中には沢山あると、そう気づけました。

だから、全ての人を幸せにする責任があるとまでは言わないけれど、少なくともその「違い」がネガティブな結果を生むことのない世界を作りたいと強く思うのです。

【編集後記】「ジェンダー」「性」と括ると、何か重々しく感じるかもしれませんが、あくまで私たちが伝えたいのは、あなたの性や、見た目だけをみて、何かを強いられている、苦しく感じる、という瞬間を見逃さないで欲しいということです。それはバイアスに気づけた印。そんな時はぜひその気持ちを周りにシェアしたり、どうしてそうなるか、社会の仕組みやバイアスについて考えてみてください。それは世界を変える大きな一歩です。(by CWOひえちゃん) 




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