「公務員は休憩するな！？」・・・働く人の健康と安全を考える
社会保険労務士の松原です。
【本日のテーマ】
「「公務員は休憩するな！？」・・・働く人の健康と安全を考える」
一部の人は、「公務員は休憩するな。休まず働け。ずっと立っとけ。」とでも言いたいんですかね。・・・今日はそんな話っす。
ではどうぞ。↓
全国各地で報道されていますが、警察官が勤務中にサングラスを着用することとコンビニ利用を認めるというお達しが出されたようです。酷暑対策で。喜ばしいニュースだと思いますよ。真夏の厳しい暑さ本番だから。
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サングラス着用は、強い日差しから目を守るため。視覚を大切にする上では必要不可欠だ。もともとは市民に威圧感を与えないよために着用すべきでない的配慮だったそうですけども、それすらも、何もやましいことがなければ威圧なんかありませんよ。あなた何かやましいことでもあるの？あるんだな？ちょっとポケットの中身全部出してみ？・・・そういう、どっからどう見ても３６０度いかがわしい連中に威圧感を与えるくらいが、ホントはちょうどいいんじゃないですかね。とても合理的だ。
さらに、コンビニでの水分補給を認めるという点も大賛成だ。この酷暑の中、屋外で長時間勤務を続けるには定期的な水分補給が欠かせない。適切な水分補給を行わなければ、熱中症などの健康リスクが高まります。最悪死ぬでしょ？
で
そもそもこれらが規制されていたというのは、市民にうるさい奴がおるからなんですよね。っていうか、むしろそれだけではないの？悪質というかひねくれたなクレームなんかホント相手したくはない。時間の無駄。だけど無視すれば、それはそれでめんどくさい。
こういう思考の人らってまるで【公務員は休憩するな】と言っているようなものじゃないですかね。救急車の乗員が出動の合間にペットボトル飲料を口にしただけで頭に血がのぼる人もいるらしいんですけど。もうさ、保安職の皆さんにはいつお世話になるか誰にもわからないんです。過酷な労働環境を押し付けてどうしたいのだろう？？？っていう話。
今回のお達しは、歓迎すべき動きだと思う。
もっというと、たとえばコンビニ業界なんかは連名で警察官歓迎の意向を示すポスターでも貼り出せばなお良いと思われる。消防隊も救急隊も自衛隊も宅急便も何もかんもかんもだ。そういうのがあれば、ワケのわからんクレームも減るのではないだろうか。
まとめ：
屋外で仕事をする人が安全かつ健康に職務遂行するためには、適切な環境整備が不可欠。サングラス着用やコンビニ利用を認めることは、その一環としてささやかではあるがとても重要なステップになるだろう。
私たち市民も、理解と支援を深めていくことが大事だと指摘しておきたい。
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