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小さな詩

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子供向けに読む絵本をイメージしながら書いています。いつか絵本に出来たらいいなぁ。
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#詩

今日という偶然

今日という偶然

サクラさく きょうのいのち

きょう咲ききるまでに どれだけの

がまんがあったのか

あたたかな 日差しに照らされている

今ではその痛みもわからない

サクラさく きょうこの日

明日は散るかもしれぬ 花びらを

眺めて人は いのちを思う

花を愛で 人々が浮足立つ

その盛りには気づかない

サクラさく 今日この日まで

どうして私はここにいるのか

この偶然に 誰も答えは出せない

花が咲

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風景に力をもらうとき

風景に力をもらうとき

風景に力をもらうとき

線路の踏切を渡る

ふと右手の方を見ると 靄のかかった山が見える

向こうから列車が走ってくる様子を想像しながら

シャッターを切る

風景が力を与えてくれるとき

私は窓の外を見る

退屈な授業から逃れようと 空に浮かんだ雲を見る

雲が変化していく様子を観察しながら

一つあくびをする

風景に力をもらうとき

ふとした瞬間におとずれる

何気ない、平凡に思える風景が

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わたしが雪をすきなのは

わたしが雪をすきなのは

わたしが雪をすきなのは

雪は世界をきれいにくるむから

ひらりほらり

あなたが雪をすきなのは

雪で好きな世界をつくれるから

ほいほいぽいぽい

こどもが雪をすきなのは

みんな一緒にあそぶから

もちろんふりすぎゃこまるけど

きょうは大雪、がっこうもお休みさ

とうさん、かあさん 雪かいて汗びしょ

みんな雪が好きなのは

春はかならずくると 思えるから

桜が咲くこと 信じられるか

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いちごふわり

いちごふわり

いちご ふわり ぴょん

いちご はらり ぴょん

一粒のいちご どこからやってきた

いちご ぽこり ぽん

いちご ぽろり ぽん

私のいちご 私だけのいちご

いちご うふふ ぴょこり

いちご むふふ ぴょこり

ひょこりと顔を出すあなた

甘さたっぷり 雫たっぷり

いちご むくり どすん

いちご どすこい どすん

手をかけて育てられた わたし

私だけのものにしておくには 

あま

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