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地震、台風などの「もしも」に備えて。愛犬とできる災害への備え&防災のための過ごし方、準備したいグッズ

SIPPO-HAPPOスタッフのしゅうです!

もうすでに大きな台風がいくつも到来している今年。まだまだ台風のシーズンは続きそうで、油断ならないですね……! 犬や猫など、動物と一緒に暮らしている方は特に「もし被災したらこの子はどうなるの」と不安な方も多いのではないでしょうか。

さて、弊社が運営しているトリミング業界団体&コミュニティの「リスタ」内では、一部プランの会員向けに、トリミングサロン店舗などで自由に使ってもらえるお客様向け配布物を公開しています。

そこで過去に配布した「愛犬との災害に備える」というテーマのものが、犬と暮らす多くの方にとって参考になるのではと思いまして、該当プランの会員さんに許可をいただき、内容を一部編集の上でnoteで無料公開することしました。

災害大国である日本。台風の他にも、地震などにも警戒が必要です。
現在ワンちゃんとお暮らしの方も、そうでない方も、災害への備えを確認してもらうにあたって、この記事がお役に立てれば幸いです!


2011年に起きた東日本大震災の当時、被災した避難指示区域で飼育されていたとされる犬や猫のうち、飼い主さんと一緒に避難できたのはわずか10%だったといわれています。
避難所で一緒に過ごせたとしても、鳴き声や匂いなどへの苦情が発生したケースもあり、ペットとの避難方法について改めて見直されるきっかけとなりました。
今回はもしもの時に備えて、日頃から飼い主さんと愛犬が一緒にできること、災害へ備えられることをご紹介します!

飼い主さんの行動が鍵

災害はある日突然やってきます。地震や豪雨といった自然災害の場合、見慣れた風景の急激な変化、二次災害などの危険性、慣れない避難所生活など、不安な気持ちで過ごさなければならない場面が多いでしょう。
しかし、飼い主さんの不安はワンちゃんにも伝わってしまうもの。飼い主さんが不安だとワンちゃんも不安で動けなくなってしまったり、パニックを起こしてしまったりするおそれがあります。

飼い主さんが落ち着いていれば、ワンちゃんも落ち着いて行動できます。ご家庭にある家具の固定や非常食の用意など、日頃から飼い主さん自身の災害対策をしておくことで、いざというときに慌てすぎてしまうことを避けられます。
まずは「自分自身のための」災害対策を入念にしておき、その上で愛犬と一緒に身の安全を守ることを想定した準備を始めましょう。

同行避難/同伴避難、避難所の種類、知っていますか?

緊急時、ペットと暮らす人に対して「同行避難」や「同伴避難」が呼び掛けられることがあります。これらは似たような言葉ですが、実は意味が違います。

同行避難とは

飼い主がペットとともに、指定緊急避難場所などの安全な場所まで避難すること(行動)を示す言葉です。避難した先で、飼い主がペットを同室で過ごせることを意味する言葉ではありません。

同伴避難とは

飼い主が、避難所でペットと過ごすこと(状態)を示す言葉です。ただし、こちらも指定避難所などで飼い主がペットと同室で暮らせることを意味するものではなく、その指定避難所によって暮らす状況が変わることに注意です。
例えば、「この指定避難所ではおうちのワンちゃんと同伴避難できます」と言われた場合でも、必ずしも飼い主さんがペットと同じ部屋で過ごせるわけではありません。どういう状況で過ごせるのか、事前に確認しておくことをおすすめします。

また、「避難所」にも種類があります。

避難所

災害時に避難するための施設や場所をひとまとめにざっくりと表した言葉です。市区町村などの自治体によって指定された指定避難所の他、公園や駐車場などに住民が避難して生活が始まることによって自発的に生まれる避難所もあります。

指定緊急避難場所

災害から命を守るために緊急的に避難する施設または場所を指します。市区町村などの自治体によって指定されており、「洪水」や「地震」など、災害の種類によって指定された避難場所が異なることがあるため、注意しなければなりません。
この指定緊急避難場所は指定避難所を兼ねる場合もあります。

指定避難所

市区町村長が指定した、避難した人が災害の危険がなくなるまでの一定期間滞在したり、もしくは災害により自宅に戻れなくなってしまった人が一時的に滞在したりする施設を指します。ペットとの避難生活について確認が必要なのは、主にこの「指定避難所」となります。

お住まいの地域では、指定避難所でペットがどういう受け入れをされるのか、事前に確認しておくことをおすすめします。
例えば「東京都大田区 ペット 避難」や「愛知県名古屋市 ペット 指定避難所」などと検索することで、自治体のホームページにあるペットとの避難についての記事を探すことができます。

また、環境省が公開している「人とペットの災害対策ガイドライン」には、災害の際のペットとの避難について詳しく記載があります。少し長く文章も多いのですが、リアルな事例の記載があり、参考になります。
犬と暮らす飼い主の方や、犬と関わる仕事をされている方はぜひ一度目を通していただきたいです。

ご家庭においては、避難時に愛犬を誰が連れていくかなど、あらかじめ決めておきましょう。避難所が被災していることも考えられますので、一次避難所・二次避難所などと複数の避難先を決め、場所や連絡先を紙に控えておくとよいでしょう。

もしもに備えて普段から実践!愛犬との関わり方

愛犬との避難をスムーズにするために

避難所までの道のりでは、ガラスやがれきが散乱している恐れがあります。ケガや感染症を防ぐために、小さめのサイズの犬であればクレート・ケージに入れて移動するのがよいでしょう。クレート・ケージの中に入っても落ち着いていられるように、普段から使い慣らしておくとよいでしょう。
大きめの中型犬や大型犬などは、体格によってはクレートなどで運ぶことが難しいため、普段から靴に慣れさせておきましょう。

「靴」はガラスなどの破片を踏む事故や、水害からの汚染、外傷からの感染症を防ぎます

避難所で落ち着いて過ごすために

避難所では、急に環境が変わったことで、ワンちゃんがパニックを起こしてしまう場合があります。家以外での宿泊経験があるワンちゃんだと環境の変化に対応できる可能性が高くなります。飼い主さんは、愛犬と「家以外のお泊まり」の練習をしておくとよいでしょう。

旅行のついでに宿泊施設や車中泊練習!

注意点

無理をさせるのはNG!

苦手な環境を無理に強いたり、暴力や痛み・嫌がる音などで恐怖を与えてコントロールするトレーニングは、ワンちゃんにとって悪影響となりますので控えましょう。愛犬との関わり方で困ったときは、動物福祉に配慮したトレーニングを行うトレーナーさんへ相談するようにしてください。

そなえておきたい!愛犬との防災グッズ

  • ごはん、おやつ、水

  • ペットシーツ、うんち袋

  • 薬、療法食

▲これらの消耗品は5〜7日分

  • 狂犬病予防接種証明書コピー

  • 混合ワクチン接種証明書コピー

  • 飼い主や愛犬の情報が分かるもの(防災手帳など)

▲これらはとっても大事です! セットにして持ち歩きましょう

  • リード(伸びないもの)

  • ハーネス

  • 持ち運べるクレートやケージ

  • ガムテープ(ケージの補修、固定などに活用)

  • 食器

  • おもちゃ

  • ブラシ

  • タオル5~6枚

  • 水のいらないペット用シャンプーor ウェットタオル(※人間用ノンアルコールの濡れタオルで代用可)

上記のリストは基本例です。都合によって内容を調整してくださいね。

災害の備えに使えるグッズ、うちにもございます

ごはんorおやつになる「総合栄養食かまぼこ」🐟

常温で1年(※製造時より)保存が可能な総合栄養食のかまぼこ「夢みるごはん」を作りました。非常用のごはんorおやつとして活用していただけると嬉しいです〜!

🐶取り扱い店舗のみなさまの購入は…

下記のURLで、ログインの上、カテゴリから「夢みるごはん・おやつ」より「夢みるごはん」をご選択の上、お買い求めください〜!

👦飼い主のみなさまの購入は…

下記よりお買い求めください〜!

このうんち袋がすごい!なビニール袋🤫

強力な防臭・消臭機能を備えたビニール袋を取り扱っております。災害においては、犬のうんち袋にはもちろん、生ゴミ入れ、洗濯前のお洋服入れ、人間の簡易トイレのゴミ入れなど、かなり便利に使えるはずです!
見た目もおしゃれなのが嬉しいところです。ぜひ日常使いしてくださいね。

🐶取り扱い店舗のみなさまの購入は…

下記のURLで、ログインの上、カテゴリから「便利グッズ」より「M(E) THREE LAYER POLY BAG(防臭袋)」をご選択の上、お買い求めください〜!

👦飼い主のみなさまの購入は…

下記よりお買い求めください〜!


愛犬の防災手帳を作ろう!

避難所で愛犬を預けたり、知人に預けたりするときなどに、「飼い主の情報」「愛犬の情報」をまとめた防災手帳があると便利です。
下記を参考に、メモ帳などにまとめ、持ち歩いておきましょう。

【飼い主の情報】

名前・住所・携帯番号・勤務先・第二連絡先(家族など)

【愛犬の情報】

名前・犬種・生年月日・フィラリアやノミダニ予防の投薬スケジュール
服用中の薬「一日〇回、〇錠」・かかりつけの動物病院やトリミングサロンの情報
動物病院から指示されている療法食・備考


災害時に愛犬のことで困ったことがあれば「地域の動物愛護センター」や「地域の保健所」に連絡を取りましょう。

避難所では、正式な要請で活動するボランティアの方だけではなく、自己判断で支援に来た人々も存在し、場合によっては思わぬトラブルが起きることもあります。ボランティアに頼る際には、事前に所属などを確認した上で、可能な限り県や市町村からの要請を受けた方々を頼るように心がけましょう。


ここまでお読みくださりありがとうございました!
みなさまとご愛犬、一緒に暮らしている動物たちがなるべく不安なく、無事にお過ごしくださることを祈っております。


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