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若いうちからアドテックに登壇して良かった3つのこと+2

日本では2009年に初開催し、2023年で15回⽬を迎えるアドテック東京2023、いよいよ開催が来週になってきました。

昨年の前半に以下noteを書きまして、続編です。

「若いうちからアドテックに登壇して良かった3つのこと+2」を書いてみました。

昨年前半のnote投稿後、2022年のアドテックと来週2023年のアドテックにも登壇させていただき、累計9回目の登壇となります。2022年と2023年のセッションは以下となります。

2022年アドテック:新規事業のマーケティングと組織づくり

新規事業のマーケティングと組織づくり

2023年アドテック:日本におけるJOB型雇用の可能性とマーケターの役割

日本におけるJOB型雇用の可能性とマーケターの役割

昨年書いた上記noteの良かったこと3つに加えて本noteでは+2を書きたいと思います。

4つ目: アドテック参加はマーケター、ひいては全ビジネスパーソンの基本動作

私自身は2009年からこの15年間、一時期アドテック関西も開催されており、国内開催はほぼ毎年何某かで参加して来ました。アドテックNYなどの海外開催も参加しました。この15年、アドテック東京はアドテクノロジーにとどまらず、あらゆるテクノロジーに関わる全職種の方が参加に価値のあるイベントに発展を遂げて来ていて、本当にすごいと思いますし、参加者としては大変ありがたいカンファレンスです。マーケティングやアドテクノロジーに関わる方はもちろん、人事、広報、財務、営業、経営者など、全ビジネスパーソンにとってアドテックに参加することはもはや基本動作にしても良いと思ってます。

気になるセッション、一方であえて自分で多様性を作るために実務に関連性の低いセッションなどをも見て、興味深い登壇者がいたら声をかけて名刺交換、後日お話しさせてもらう。展示会場をぐるっと見て、気になるソリューションプロバイダーと話す、毎年やっていれば、最新トレンドは掴めます。

15年間毎年参加していれば、業界トレンド、各社の取り組みはキャッチアップでき、社外人脈がが自然と増え、継続して参加していると同窓会みたいに知り合いも増えていきます。参加したことない方はまず参加してみて、2年、3年と続けてみることをお勧めします。

5つ目:対外試合の重要性

「対外試合とは?」でGoogle検索すると

所属している乗馬クラブではない、他乗馬クラブと一緒になって競技や練習などを行うことです。 場合によっては、所属チーム代表メンバーとしての品格や行動を求められることもあり、正装、拍車や鞭などの色指定がある場合もあります。

対外試合とは

競技やスポーツの世界では、何か大会で優勝したり勝つために、所属している学校やクラブ内だけではなく他校と試合するのはごくあたりまえです。
他校の試合で自社の強み、弱みが見えたり、他校を分析することで自分たちの学びにもなり、新しい戦略・戦術が生まれたり、自分たちの立ち位置もわかります。

ビジネスの世界でも同じことだと思います。
アドテックに限らず、ある一定頻度でカンファレンスに参加したり、登壇することはビジネスパーソンにとっての対外試合になると思います。あくまで私の原体験からですが、対外試合を主体的にやれているビジネスパーソン、あるいはそういう文化の会社は強いなぁ、と感じます。

老舗企業や大手企業の方と話していると、とても人柄もよく能力も高いにも関わらず、多くの方が「社外に人脈がない」「他社がどのような取り組みをしているか具体的にわからない」「市場の変化やテクノロジーの変化についていけない」「足元の仕事が忙しくてあまり外に出れてない」など聞きます。

単発で対外試合をするのではなく、上述のように対外試合を一定頻度で継続するルーティンにしていけば、そのような感覚は無くなってきます。行動するかしないかだけの違いだと思うので何も難しいことではなかったりします。

ただ、私はこう見えて(?)、ネットワーキングの場などはとても苦手であり、登壇も本当に苦手でした。昨年のnoteにも少し書きましたが、2012年のアドテックの登壇がおそらく自分の社会人人生での初登壇だったのですが、「初登壇前はもう変な汗が止まらなかった記憶しかないです」。

最初の一歩や初体験はなかなか簡単ではない方もいると思います。

合宿型のマーケティングカンファレンスとしては2011年に日本初開催して今年で12年目になるiMedia Brand Summit Japan、当時私はサイバーエージェントに在籍しており、第一回にはサイバーエージェントから単身で参加させていただきました。会社として得るものが大きかったので第二回目以降はサイバーエージェントグループは10名以上参加しているような注力をしてますが(たぶん今も?)、当時27歳くらいだった若造が一人でトップマーケターや業界の大御所が揃うカンファレンスのテーブルでのディスカッションや懇親会での居心地の悪さは未だに覚えてます。話についていけないし、ネットワーキングが苦手だったので、何度部屋に帰ろうかと思ったことか(笑)。心折れずに踏ん張って最後まで参加したことを覚えてます。
今となっては合宿型のマーケティングカンファレンスはブランドからの若手参加者やパートナー企業の若手の方も多く参加していますが、当時は20代はおそらく私くらいだったと思いますので、辛い思いと、雷を打たれたような危機意識と、たくさんの学びや刺激をもらいました。むしろ受け入れてくれた開催者側に心底感謝しています。

2012年、約10年前にサイバーエージェント時代の私のアメブロにiMedia Brand Summit Japanについて拙い文章でブログを書いていましたね。


アドテック東京
、今年の開催は来週の19日、20日です。
20日は私はずいぶん前から先約があり参加できませんが、19日に登壇するので参加します。展示ブースを見たり、いくつかセッションも聞きたいと思います。

マーケターやビジネスパーソンの基本動作を変えたい方、対外試合の必要性を感じている方は参加申し込みまだ間に合います(パスの申し込みはこちら)。パスの割引コードをご希望の方は、DMでご連絡いただけましたらお知らせしますのでご連絡ください。
▼LinkedInのDMだと比較的早くお返事可能です

https://www.linkedin.com/in/ryoishido/

会社の経費で参加できる人はあれですが、参加費を個人でお支払いするのは少々高く感じるかもしれませんが、ワンデイパスは飲み会10回分くらいですので、ビジネスパーソンとして成長したい方の個人としての投資対効果も全然見合うのではないかと思います。

登壇にご興味ある方は、来年のアドテックはぜひ登壇者としてエントリーすることもお勧めします。

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