#002 投資本を10冊読んだうえでの【投資の結論】
はじめに
投資に正解はない。これはもう周知の事実だと思います。では、正解がないことに、限りなく正解に近いものを導き出すには、どうすればいいでしょうか。結論、それに関する複数冊の本を読んで共通して書いてあることが、限りなく正解に近いのではないかと思います。今回は、投資本を10冊読んだうえでの投資の結論を出したいと思います。ちなみに、ここでの投資は、証券口座を開いて、そして、お金があれば誰でもできる投資になっています。
10冊の本
私が読んで、参考にした10冊の本をまずは紹介します。時代の変化があるため、なるべく最近の本を読むことにしました。それらを紹介します。
投資の結論
投資の結論として、守るべき鉄則があります。それは、「分散」・「長期」・「積立」です。そのうえで、具体的にするべきことは以下の通りです。
以上です。簡単ですね。少し詳しくみていきましょう。
分散
投資先は分散しましょう。理由は明白です。それは、投資におけるリスクが分散されるからです。例えば、ある資料をPCでつくっていたとします。完成した資料がPCに保存したのに消えてしまった。このとき、この資料は元には戻りません。しかし、USBなどでバックアップをとっていたらどうでしょう。PCのデータが消えても、USBにあるためなんとかなりそうです。そして、よりたくさんのUSBに保存しておけば、PCのデータが消えたとしても、とある1つのUSBが壊れたとしても、なんとかなりますよね。この例のように、分散して保存しておけば、資料が消えたときのリスクが分散されます。同じようなことを投資でも行うのです。
では、投資先を分散するためにはどうすればいいのでしょうか。それは、投資信託を買えばいいのです。投資信託は、さまざまな株や債権の詰め合わせの福袋のようなもので、ある1つの投資信託を買うだけで、あらゆる企業の株や債権などに分散して投資することができます。また、投資信託では、お金の運用はファンドマネージャーと呼ばれるプロが行ってくれるため、比較的リスクが少ないです。
長期・積立
毎月定額で積み立て続ければ、このことは達成できます。まず、長期的に積み立てることで複利の力が働きます。複利の力は時間をかければかけるほど、大きくなるため、長期的に投資をすればするほど、リターンが大きくなるということです。
また、株は安いときに買い、高いときに売るというのが、鉄則ですが、それを予測して売買することは限られた人にしかできません。そのため、定額で積み立てます。安いときにも、高いときにも同じ値段で買います。これを長期的に行っていけば、採算がとれるというわけです。その理由は、インデックスファンドを選択するからです。インデックスファンドを、簡単に説明すると、市場全体の動きの代表的な指数に連動するファンドです。つまり、その市場が成長し続けると仮定すれば、あるときに、安くかおうが、高く買おうが、長期的には必ず採算がとれるというわけです。もちろん、採算を取るためには適した(成長する見込みのある)投資信託を買う必要があります。
そろそろ、どれを買えばいいのか気になってきましたよね?
【これを買え!】10冊の本によるオススメ投資信託BEST5
1位(6票)
楽天・全米株式インデックス・ファンド
2位(5票)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
3位(4票)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
同率4位(3票)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim新興国株式インデックス・ファンド
このような結果になりました。少し詳しくみていきましょう。
1位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と、2位の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」はどちらも中身が、米国の企業の株や債権となっています。多少の違いはありますが、投資先は、ほぼ同じと言っていいでしょう。加えて、3位の「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」と、4位の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は中身が、全世界の企業の株や債権となっています。こちらも同じく、多少の違いはあれど、投資先はほぼ同じと言っていいと思います。
やはり、オススメされやすいのは、米国の投資信託ですね。その理由としては、GAMA(Google、Amazon、Meta、Apple)などの、もはや知らない人はいないくらいの、世界的な大企業に投資できることが挙げられると思います。
以上を踏まえると、私なりの結論としては、
合計3つの投資信託を買うといいと思います。米国と全世界に関しては、本当にどちらを選んでも、問題はないと思います。どちらか選べないという方は、投資信託の中身を見てみてください。多少の違いがわかるはずです。中身を見るには、「(投資信託名) 資産構成」で検索するとすぐ出てきます。
おわりに
投資に正解がないことは、はじめに言った通りです。本記事に書かれていることが正解かどうかもわかりません。ただ、私は限りなく正解に近いと思っています。しかし、投資にどのように取り組んでいくかは、自己判断。取り組むとしても、本記事の内容を鵜呑みにするのではなく、しっかり勉強して、自己責任で取り組んでみてください。ご高覧ありがとうございました!!!
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