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【失恋】トラウマになってしまった話を告白します

過去の恋愛での失敗や別れが原因で、次の恋愛に踏み出せないときはありませんか?
もしくは、いつまでも別れた相手が忘れられずに、悶々とした日々を送っている、など。

つい最近まで私もそんな毎日を送っていました。
実は、結構深刻なトラウマを抱えて、神経のバランスを崩していたくらいです。

その体験を紹介します。

別れは急に訪れた

それは本当に急な出来事でした。
その女性とはマッチングアプリで知り合い、何度かデートを重ねていた関係。良い感じだと、そのときは感じていて、3度目のデートはその子が好きだった美術館に訪れることに。

いま思うとその時点で前兆はあったのですが、そのときは全く気にせずに、『なんだか今日はノリが悪いな』くらいに相手の反応を脳天気に捉えていました。

それが実際、別れのサインとも気づかずに。。

美術館でデートを終え、帰りの電車の中でもその子からお礼のLINEが来ていたので、別に問題ないかと思っていました。
実はその日、うまくいったら告白しようと思っていたのですが、そんな空気じゃなかったことや、タイミングがなかったので次の機会と考えていたんです。

そのデートの後もLINEを重ね、数日後に次のデートに誘いました。
その子がチーズが好きだったで、チーズがおいしいお店をチョイス。

しかし、いつもならノリ良くOKくれるのに『来月はちょっと予定がわからなくて』という微妙なものでした。

察しがいい人ならこの時点で気づいたはずですが、私は鈍感+壊れたポジティブ思考なので『なら無理せず、都合あわせよう』みたいに言っていたと思います。

その後『来週か再来週くらいにはわかると思う』と連絡をもらったので、そのときを待つことにしました。

現実に気がついた日

その後、次の週になっても、その次の週になってもその子からは一向に連絡がきません。

だんだんと、『これは断られているな』と、いくら鈍感な僕でも気がついてきました。

しかもLINEは一向に既読にならない。
この間、何度もブロックされていないかを確認していました。

最近は丁寧に恋愛の指南書がネットに転がっています。
それらを見ると『追いLINEは絶対にダメ』と書かれているのはわかっているものの、どうしても気になったのでひと言LINEを送ることにしました。

『予定、どうなりました?』
こんな内容のシンプルなものです。

いつもは1日置いて返信を返してくるのに、そのときだけはすぐに返信があり『すみません、今月は忙しくなりそうでいけそうにないです。連絡も送れてごめんなさい』
という内容でした。

・・・もうこれで察しましたね。
ああ、自分は振られたのだと。

その後、『…残念!また今度いきましょう』と当たり障りのないLINEを送りやり取りを終了させました。
というか、それまでの関係もそれで終了になっていたことを後から知りました。

怖くてLINEを開けない

かなり気持ちが入っていたのか、その後とその子のことが頭から離れません。
気晴らしに、他の子とご飯を食べに行ったり、お茶したりもしましたが、心ここにあらずの状態でした。

その間、僕がやっていたのは相変わらずLINEをブロックされていないかの確認。このときはまだやり直せると思っていましたね。

本来なら、2ヶ月くらい時間を空けて連絡をした方が良かったのですが、気になったいたことや、他の人にとられたくないという焦燥感もあり、その後2週間くらいで連絡しました。

『元気ですか』みたいなやり取りでしたが、数回しかやり取りが続かず、結局最後は既読スルーされました。

そのときから、私の身体におかしな反応が出始めます。
その子のLINEを見る度に身体の血液が逆流するような、心臓が苦しくなる感覚を覚えだしたのです。

一種のトラウマだと思うのですが、断られたり、冷たくされたのが原因で彼女のアイコンを見る度にトラウマの反応が出ていたのです。

その後、だんだんとLINEを開くのが怖くなり、自然と連絡を取らなくなりました。

最終的に…

その後、2ヶ月くらい経ってから改めて、連絡をするきっかけがありました。新年の挨拶と、身の上に変化があったからです。

その位時間が経てば、自分自身も吹っ切れているだろうと思っていました。
しかし、身体は覚えているもので、やっぱりその子とやり取りを始めると息苦しくなります。

恋とかそういう類いの反応では明らかに違い、もっと『これはヤバいな』と感じる身体的な反応です。

このときに『この子とはもう完全に無理だな』と悟りました。

…ここまで読んでくれて、もしかしたら大逆転恋愛ストーリーを期待していた人もいたかもしれませんが、全然そんなのではありません。ごめんなさい。

この失恋から学んだこと

この失恋が最終的になぜトラウマになったのか、何を学べたのかをまとめると以下のとおりです。

①自分自身の記憶が定着した
②恋愛はスピード感が大事
③完全に付き合うまでは絞らない

①自分自身の記憶が定着した

この失恋を引きずってしまった一番の原因は自分自身の記憶にネガティブなイメージが定着してしまったからです。
自分の中では、相手のその先もイメージしていたので、中途半端に終わった結果になります。

中途半端だと脳は事象を記憶しやすいという傾向にあります。
逆に、女性側は自分の中で『この人なし』と完結していたので、あっさりと関係を断ち切れたのでしょう。

また、アプローチしていた方からすると、いろいろとデートプランを考えたり、その場を盛り上げる方法を考えたりする時間が多いので、相手にかけていた時間も多くなります。

その結果、自分がこれだけ時間と労力をかけたので失いたくない、というサンクコスト理論が働き、情が入ってしまっていたのでしょう。

これは実際に会っていた時間+家でLINEの返信を考えている時間も含まれるので、さらに気持ちが強くなったのだと思います。

サンクコスト理論についてはこちらの記事も参考にしてください⬇

②恋愛はスピード感が大事

その他、実際良い感じだったのは2回目のデートまででした。
それまでは、LINEを見返しても相手から好意を感じる内容の返信が返ってきていたので、その時点で恋愛に発展する行動をとれば、何かしら状況が変わっていた…かもしれません。

実際、煮え切らなかったのは事実で、相手に考える時間を与えてしまった結果『この人やっぱりナシ』となったのだと推測されます。

相手が異性としてみようとしている内なら、どうしようか考えてもらえるし、相手の記憶にも「異性として見るかどうか」を認識させられます。

何が言いたいのかというと、さっさと責任とってさっさと告白すれば良かったということですね。

③完全に付き合うまでは絞らない

これは改めて反省すべき点ですが、どんなに脈ありだと感じたとしても付き合うまでは一人に絞らないほうがいいということです。

なぜなら、その子に絞ってしまうことで、妙に切迫感が出たり余裕がなくなったり、相手から見て魅力が損なわれるからです。

実際に付き合って、関係を持つまでは、他の候補者との関係も絶対に続けるべきです。

私自身、『いけるかも』という曖昧な理由で、その時点で他の恋人候補は連絡を取るのはやめて一人に絞りました。

その結果、失ったときのダメージが大きかったです。
また次にいちから相手を探すモチベーションもなかなか沸いてきませんからね。

その他、一番大きな理由は精神的安定です。
やっぱり、いろんな人とつながりがあったほうが心にゆとりが生まれます。
いろんな意味で。

だから、『絶対に大丈夫』という確信が持てるまでは同時進行をおすすめします。
仕事も同じですよね。複数同時進行のほうが案外うまくいったりするものです。

まあ、恋愛に関しては偉そうなことを言えたものじゃないのですか。

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失愛を傷を癒やすのは次の恋だけ

僕自身、失恋は何回も経験してきました。
結構、ひとつの恋愛に固執する方なので、失恋するとなかなか立ち直れない傾向にあります。

恋愛の指南書や、ネットで検索すると失恋したときの対策法がいろいろと出てきます。

どこも正解を書いているのですが、最終的にはどれも人によるかなという印象です。

たとえば、

・仕事に集中しましょう
・趣味をがんばりましょう
・自分磨きしましょう

などは、それも本質的な解決策にはなっていないと思います。
その場しのぎの気分転換にはなりますが、ふとした瞬間や寝る前や起きたときなどに必ず失恋を思い出します。

時間が解決する、というのは事実ですが、これもただ時間を待っているだけなのは辛いです。

そのため、僕が一番おすすめする失恋の心の傷を癒やす方法は次の相手を探す、ということ。
次の魅力的な相手に恋をすれば、気持ちがそちらに傾くので、わざわざ前の相手を思い出す暇はなくなります。

よく、男の恋は別名保存、女の恋は上書き保存と言われますが、脳の構造からいうと男女ともに同じです。
なぜなら、人間の脳はマルチタスクが苦手なので、同じことを同時進行できないようになっています。

次の相手をクドく方法を考案するもよし、モテるために自分を磨くのもよし、アプローチ方法を考えたり、コミュニケーションスキルを学んだりして、次の相手と出会うためのリソースを注ぎましょう。

次の相手が現れたら、その人の良いところを探したり、好みを探したりして、関係性を深めましょう。
そうすれば、自然の前の恋は忘れます。

男性も女性も、失恋を忘れるようになっています。

前向きに、パートナーを探して幸せをつかみ取りましょう。

参考になりましたら。

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