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追いかけるタイプの恋愛にハマる理由とは?

気がついたら、追いかける恋愛にハマっていた…
そんな経験はありませんか?
実は追いかけるタイプの恋愛にハマってしまうには理由があります。
その理由とは? 本記事では追いかけるタイプの恋愛について解説します。

1.サンクコスト理論を理解する

自分が追いかける恋愛にハマってしまっていると感じたら、サンクコスト理論のことを思い出してください。
サンクコスト理論とは、行動経済学の概念で投資の世界でよく使われます。

たとえば、これまで5年間毎月投資してきた銘柄が、急落したとしましょう。普通なら、株価が下がりそうな段階で株を売るという行動に出られます。しかし、これまで5年間も投資してきて「もったいない」という心理が働いたり、これだけ投資してきたのだから、絶対に将来あがるはず、という根拠のない思い込みで、行動に移れない心理のことをいいます。

ポーカーや麻雀でも、なかなかこれまでの掛け金が大きければ大きいほど、その分を取り返したと、という心理が働き「これだけやってるから次は絶対に勝てる」と考えてしまうことがあるでしょう。

恋愛も同じで、たとえば惰性で6年間つきあっている相手のことを「6年間も一緒にいるから、この人は運命の人に違いない」と勘違いすることがサンクコスト理論です。

つまり、自分がかけた時間と労力が返ってくるに違いない、と感じることがサンクコスト理論の罠であり、追いかける恋愛にハマりがちな人はこの状態なわけです。

2.追いかける恋愛から抜け出すためには

サンクコスト理論が働いていることがわかると、次はその状態から抜け出さなくてはいけません。
この状態はいわば執着している状態なので、手放す姿勢が大切です。

とはいえ、なかなか追いかけたくなるほどの相手を忘れらないですよね。
私自身も、マッチングアプリで出会った女性のことをいつまでも忘れられないことがありました。

マッチングアプリは長い期間、メッセージでやり取りして、そこから会う約束して会って、次につなげて…、といろいろ段階を踏むので時間と労力もかかり、気がついたら気持ちが入ってしまっています。

それで、うまくいかなかったときは、なかなか忘れられないんですよね。
それだけ、気持ちが入っていた証拠なのでしょう。

このように、私自身もサンクコスト効果の影響を受けているわけです。この状態はいわば脳のバグとも言えるので、何かで代替することをおすすめします。

たとえば、失恋を忘れるためには次の恋、とよく言いますが、これはあながち間違いではなく、限りなく正解に近いと思っています。

それ以上、労力を注いでも報われないのは、どこかでわかっているのに、そこにこだわってしまうのは、客観的に見ると滑稽です。
可能性がないものは、切り捨てて、次の可能性に力を注ぐことが頭の良い選択と言えるでしょう。

この辺りは、投資と恋愛は似ている部分もあるかと思います。
ときには冷酷になることを必要です。

だって、自分を振った相手はもっと冷酷なのだから。
サンクコスト理論があることを理解しておいて、その状態になりそう、なってしまったら、1度冷静に考えて、冷静な判断を下しましょう。

まとめ

追いかけたくなるほどの相手を忘れることは辛いですよね。
でも絶対に大丈夫。

自分はそれだけ、本気になれるということです。
その本気のパワーを未来の恋人に出会うために使っていきましょう。
そうすれば、未来は必ず明るいものになるはずです。

参考になりましたら。

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