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リリースから3ヵ月。50社との商談から感じる企業の採用意識の5つの変化。

理系専門職の複業支援サービス『RD LINK』を立ち上げてから約3ヵ月が経過し、ありがたいことに50社を超える企業と商談させていただきました。

こんにちは、RD LINKの大島です。
前回までは個人側からみた働き方やキャリアの変化について書いてきましたが、今回は企業側つまり採用側の「イマ」を書いてみたいと思います。

経営者、人事部門責任者、研究所所長、開発部長など役職・ポジションは様々ですが、皆さま一様に課題や問題意識を抱えており、何よりも働き方の変化や採用・雇用への意識の変化を感じました。

私が企業と商談する中で聞いたり感じたりすることをまとめるとこんな感じです。

①個人として確立する時代になった
②正社員に求める能力の変化が起きている

③みんな自社での限界を感じている
④やれるのであれば自分も複業したいという想いは世の中に溢れている
⑤複業への課題もまだあるよね

① 個人として確立する時代になった

個人としての確立を求めることが多くなりましたね。「個人で稼ぐ時代」「個人で稼げるような人がいいな」などなど。社員にもそれを期待していると。会社の冠を外しても同様のパフォーマンスを生み出せる人材ということですね。

そのためには組織に属していることに甘んじず、個のスキルや価値を上げることを意識して働くことが重要になり、それができる人が評価される。私どもの商談相手は皆さん組織で長年働き、成果を上げてきた方々ですが、その方たちが個人の時代を声高に唱えるようになりました。大きな変化ですね。

② 正社員に求める能力の変化が起きている

正社員に求める能力も変化しつつあると感じています。個人として確立しつつも、いかにチームや組織で成果を出せるかが重要で、マネージャーや管理職ではないがリーダーシップを求めてきていると感じます。

個人として優秀であることは大前提で、個人を有機的に結び付けてチーム・組織として変化させる、そんな能力や経験を求めていますね。これは一朝一夕には難しいと思います。リーダーとして導いた経験を早めに経験することがキャリアとして重要度が増している。

③ みんな自社での限界を感じている

科学技術の発展の速さ、顧客ニーズの予想もつかない変化、など企業を取り巻く環境は変わってきており激動の2020年を迎えている企業が多いです。自社で人材を長期的に育成し、研究や開発のシーズを時間をかけて発掘することに無理が生じてきている、皆さんそう認識し始めています。

研究部門をアウトソースしたり、ベンチャー企業にお任せしたり、オープンイノベーションを唱えてみたり、各企業模索中です。素早く変化し動き続けなければならない時代に、自社の採用方法や教育システムがマッチしていない。ならば外から取り込まなくてはと考えている企業が少しずつですが出てきました。

④ やれるのであれば自分も複業したいという想いは世の中に溢れている

商談していて「私も複業したい」と仰る方が何人もいます。皆さん副業やパラレルキャリアに興味ありなんです。今は管理職や役員だが、本当は研究や開発が好き!という方が大勢いらっしゃいます。

また「もっと世の中に貢献したい」「お金は二の次で更に価値を発揮したい」そんな方も多くいらっしゃいます。企業側の課題を聞きながら、そんなお声も耳にし、RD LINKを軌道に乗せることの役割の大きさを感じて自分を鼓舞しています。

⑤ 複業への課題もまだあるよね

複業に対しての課題ですが、まだ乗り越えなければならないことはあります。労務管理の問題、秘密保持の問題、知財管理の問題など、懸念を持つ企業担当者もいらっしゃいます。

とはいえ自社内で大きな成長やイノベーションにも限界があることはわかっている、そことどう折り合いをつけるか。その折り合いのつけ方もRD LINKとして一緒に考え乗り越えていきたいなと考えています。

理系エキスパートのシェアリングはまだまだ始まったばかりですが、企業側の姿勢は確実に変化しています。おそらく数年後にはまったく異なる働き方が広がっているはずです。エキスパート・企業・RD LINKの三者で新しい働き方をつくっていきます!

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