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たった1ヶ月で終わった恋人関係〜後編〜【マッチングアプリ】⑦※内容自体は全て読めます

前編はこちらです。


こんにちは。ぺいまると申します。

前編と比べ、後編は長くなってしまいました…お暇な時に読んでください☺️


前回までのあらすじ

1歳年下Kくんと順調に関係を築いてついに告白されて付き合うことになった私。

初めての経験にじんわりと嬉しさを感じながら彼の家へ。

すると、彼に衝撃的な行動をされショックと放心状態で動揺が隠せなくなってしまった。(前編参照)

恋人になれた嬉しさと彼の行動に悩まされながら、次の朝を迎えるのであった、、、。



後編

付き合ったこと、その後に起きたことを高校時代の親友に伝えた私。

まだ私はドがつくほど恋愛初心者だったため、この事態の深刻さに気づいていない。

すると、親友のYちゃんがこう投げかけてくれました。

「○○ちゃんが好きならいいけど、嫌な気持ちにならなかった?」と。


そしてその問いに関して私は。

「うんうん!最初は、なんでこんなことするんだろうってパニックになったけど、まだ好きだから大丈夫だよ!」と。



ああ、なんてアホなんでしょう、私。

自分がされて気持ち悪いと思ってしまった話を勝手に恋愛脳が良いように解釈してしまっているのです。ああ、嘆かわしい。


「ヤ○モクとかそういうのじゃないの? すごい不穏に感じるんだけど」

ともう1人の友人Tさんが言いました。


「ううん!私ちゃんと言ったの、むりって!
そしたら潔く引いて何もなく終わったんだよ!

と、半ば必死に弁解をしてその日は終わりました。


事件(?)から約1週間後


「連絡、少ない!?!?!? え、めちゃLINEしたいんだが!!!」

LINEの頻度があまりにも少なく、悶々としてしまう私。

まだ恋愛脳で、恋人になれたという麻痺が抜けておらず寂しさを強く感じていました。


でも、私は恋愛するにあたっていろんな人の
「長続きする方法!」

「メンヘラ女子の特徴!」

「あげまん女子になろう!」

みたいな動画を見まくっていたおかげで、

「連絡せずに待つのがいい彼女!!」

「必要な時以外は連絡しないのが彼を追わせるテクニック!!」

みたいな考え方を刷り込んできていました。

私もそんないい女になりたいわあ。
なんて思いながら。

本心は、週に何回かは連絡をしたいという思いがありました。

しかし、最初の彼氏だし!といってそれを押し殺してしまいました。


ここから、恋愛ボンクラ脳である私の悲劇が始まってしまうのでした。



どんどん何かがおかしいと気づくまでの話。違和感①


まずおかしいと思ったのは、会うことについてです。

結論から言ってしまうとたった1ヶ月で別れてしまったので、
付き合った後に会った回数は2回でした(少なすぎ)

その2回とも、夜にしか会えないと言われていたのです。

理由は、相手のサークルや授業が終わる時間までには夜になってしまうこと、

その当時私は大学3年、彼は大学1年生(年齢は1個下、浪人して学年は2個下)だったため、

明らかに授業数が違う(彼の方が忙しい)という状況でした。

そのため、夜にしか会えないというのは当たり前ではあるのですが。



「彼氏は彼女のためなら時間をしっかり確保してくれる」

うまく行ってるカップルにとっては当たり前のこの考えが、私にはありませんでした。



「お互い忙しいし、1年生って一番充実しているし、

暇に付き合わせちゃいけないよな〜」

なんて考え方をしていたせいで、この違和感に完全に気づかなかったのです。


違和感②


先輩(女)とのサシのみ+ストーリー。

ある日。
彼から「他の女性と飲み行くのってありですか」とのLINE。

はあ〜〜〜〜?嫌に決まってるだろ!!と思っていた私ですが、


『良い女は束縛せずに信じて待つのが良い女!!』という、

いかにも良い女代表の大好きなYouTuberが言っていました。


(悲しいとか、行ってほしくないなんて言ったら束縛になっちゃう!)

と思った私は、
行くことを渋々認めることとなりました。

サシのみを認めた次の日、インスタを覗くと、

彼はストーリーでいかにもその先輩?らしき人の写真をあげていました。

(は、、、?)



本当は、すごくモヤモヤするな、と思っていました。それが普通なのですが。

「恋は盲目」から、
しっかりと現実を見られるようになったような感覚がやっと、出てきたのです。


少し話が逸れますが。

現実を見られるようになったのは、

その間に相談に付き合ってくれた友人のおかげです。

私の周りは彼氏持ちが多くいたため、自分の話を親身に聞いてくれたのでした。

時には、愚痴大会が始まったりも笑

(私は、自分が付き合うと決断した彼のことをあまり悪く言うことはできませんでしたが。泣)




そんなこんなで、この恋(?)は終わりへと近づいていくことになりました。


ほぼ黒に変わった違和感③

他の女と食事に行ってるストーリーをあげている(LINE報告なし)


私は、ようやくできた恋愛をなんとしてでも続けたいという思いから、

YouTubeで動画を見漁って「良い彼女」であり続けようとしてきました。

そのため、彼がサシでランチに行っているストーリーをあげていてそれを見た時。



時が止まりました。

そして、極力悪口を言いたくないという私の思いも限界に達し。

「気持ちわるっっっっっ」

本心からの嫌悪が生まれました。
そして、これまで我慢し続けていた「不満」をきちんと彼に言おうと、
ようやく決心することになりました。


終焉

違和感③が起きる少し前を遡ります。

私と彼が推していたバンドのワンマンライブが予定されていました。

「チケット取れば一緒に行けるやんけ!」と何度も健気にチケットの抽選に応募する私。

そして。

「チケット取れた〜〜〜!!」と、彼にLINEしました。


「すごいやん」みたいな、答えが返ってきた記憶。

「空いてる?その日!行こう!」

「バイト頑張ります」

OKの返答がもらえて喜ぶ私。

当時は彼のことを、

「LINEは少ないけどこっちがしたらきちんと返してくれる」

「会おうとしたら検討してくれる」


といった風に考えていたのもあってか、
彼に不満があってもそれをポジティブ思考で乗り切っていました。


しかし。

「すみません、やっぱりライブは(金銭面で)無理そうです」とLINEが。

(このLINEがきた数日後くらいに、違和感③も追加発生した、という時系列です)


(ああ、無理か、、、) 

こう考えたのには理由があります。

嘘か本当かわかりませんが、

彼には病気の父と来年受験を迎える弟がおり、加えて両親が離婚の危機に陥っている

なんて話を聞いていました。

だから、弟を学校に行かせてあげられるのは自分しかいない。

そういうわけで今自分が必死に稼いでいると。

それを聞いて、「かなりリアルすぎないか」と信じきってしまっていました。


(今思えば、もう少し疑うべきだった。ああ、バカ素直め。)



ライブ行こう!行こう!と強く押すのもなあ。

でも、一緒に行きたいという思いの葛藤が。

このまま思いを溜めるのも無理だと決心し、

お金をすぐ払わなくても良いから、行こうよ! 

と言ったのですが、

二日後に、

「ごめんなさい、無理です」の一言。


一緒に行くのは無理だと悟り、諦めました。

すると次に、

「色々無理させている自覚もありますし(中略)お別れしませんか」

と、一言。


ここで終わりか。。。。。。。。



実はかなり前に会った時、私は彼に不満をバチバチぶつけてしまっていました。

全くLINEもできず、会うこともできず。悲しい思いを募らせていた私は、


友人に会えない寂しさをどうするべきか。

相手の不満をどうするべきかの相談をしていたことを

投げやりに、愚痴っぽく本人に話して泣くという、

無意識メンヘラムーブをかましていました。(地雷女過ぎたなと。笑)



これを、彼は「知らないところで自分の愚痴言って盛り上がっている」

と判断し、重荷に感じ、
別れを切り出してきたのです。


私は「相談」をしていたんだと必死に謝り、弁明をするも時すでに遅し。

説明のLINEを送るも、未読無視。


私は絶望し、
どうすれば良いかが全くわからなくなりました。

どう言っても、相手には別れの意思しかないことに気づいてしまったのです。



再び、信頼のおける高校時代の友人たちに、夜、連絡をしました。

「不満は冷静に、的確に、直接会って伝えるべきだよ!

でももし会って別れ話できなかったとしても、言いたいことまとめておくといいよ!」

とYちゃん。

この時電話をしてくれたYちゃんがいなかったら、私は永遠に泣いていたと思います。


一晩明けて。


前日までモヤモヤと、苦しみ続けていた私。
この時号泣していて、
何もできない自分に嫌気がさして、

とにかく泣いて疲れ果てた自分は

倒れるように眠りました。

起きると。


「あれ、私はなんであんなに悩んで泣いていたんだ?」

「言いたいこと山ほどあったけど、
LINEの返信も来ないわ、
話は進まないわ、

もういいわ!!」


私の特殊スキル!

一晩寝たらスッキリ忘れる!を発動しました。


すっかり自分の中にあった彼への執着が消えていき、

もう、別れるしせっかくなら倍返しじゃ!!!

という何とも意味不明な精神的蘇生に成功しました。



まず「別れる 挨拶」と検索し、

「振った男の記憶に残るような女になろう!」(記憶上)のサイトを見つけ、読みました。



別れる時はこちらの未練が全くないように感じさせるために、相手に感謝をすること。
そして、
相手を労るような言葉をかけてあげることで、
彼の記憶に残すことができますよ!


振った男なんて、さっさと忘れて!
自分磨きする時間に費やし、
見返してやるのです!
素敵な女性になって、もっと素敵な男性の元へ!

その時みたサイト


たくさん泣いてきました。
辛い思いを封じ込めてきました。


せめて、最初に付き合ってくれて色々な学びをくれた彼に
報復の感謝()をくれてやろうと思いました。


「Kくん、今までありがとう。色々未熟なところがあって至らなかったこともあったけど、元気で頑張ってね!またね!」


最後のLINEをして。
この恋愛は幕を閉じました。


この恋愛で学んだこと

1 自分の抱える不満はぶつけるのではなく伝えること。

2 自分を大切にしてくれない、自分に時間を十分に割こうとしないのは、疑う。

3 小さな違和感を感じるその直感は、ほぼ当たっている。

4そう簡単に人のことを信じるのは子供すぎる


初めての恋愛でこんなに波瀾万丈になるとは思ってもいませんでした。笑

結局、違和感の塊でしかなかった彼には一切体を許しませんでした。

それは、最低限自分が良かったと思えることでもあります。
(ようやったぞ!自分!)


私は次の恋愛に向けてゆっくりと舵を切るのであった____


ここまで読んでいただきありがとうございました。

アフターストーリーを用意したので興味のある方は読んでみてください。笑

一言で言うと、「未練残せた説あるな」
です!笑

スキ よろしくお願いします!


別れたその後①

別れた3ヶ月後。

ふとスマホを開くと。

「○○(私の名前)久しぶり。

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