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自己主張できない人の方が多い前提で動く

幸せに生きるために必要なことは
いくつかありますが

自分で選択して
自分で生き方を決めていくことが
自分の人生をコントロールできている
感覚を掴むことができて
人生の満足度を上げてくれます。

逆に言えば
他人に決められた人生では
人生の満足度は上がりにくいわけです。

何か大きなことを成し遂げることだけでなく
自分の意見を持って
自分を信じることができれば

たとえどんな人生であろうとも
幸せになれる可能性は高くなる。

なので本やSNS
YouTubeなどで


他人の意見に流されず
自分の意思を貫くべきだ!


という旨の発信を見かけます。

私もこの意見には賛成で
昔は人と同じ意見を持つと
安心していたような子供で
自己主張が苦手なタイプでした。

しかし、少しずつ
〝自分はこうしたい!〟
と意見することに抵抗がなくなってきて
今の自分の方が
自分の人生を生きている感じがして
精神的な健康度は高くなっていると思います。


自己主張できるようになったら気をつけるべきこと

意識的に自分の意見を持とうとしていると
誰でも自分の意見を主張できるようになります。

そうやって
自分の意見を通すことの快感を感じると
引っ込み思案だった自分には
戻りたくないと思うし
次第に
「なんで自分の意見を言わないの?」
と引っ込み思案な人に対して
イライラするようになるんですね。

・自分の意見はないのか!
・意見して嫌われたって大した問題じゃないだろ!
・言わないと何を考えているのかわからない!

と言った具合に。

でもですね。
これはきちんとした
統計があるわけではないですが
自己主張できない人の方が
世の中多くないですか?

さまざまなコミュニティによって
割合は変わるでしょうが
基本的にみんな嫌われたくなかったり
優しい人と思われたいだけの人ばかり
なので
自己主張が苦手なんですよね。

そこを忘れてはいけない。

確かに自己主張できる人の方が
人生の満足度は
相対的に高くなるとは思いますが

世の中の多くの人は
自己主張が苦手なんですよね。

そこを忘れてしまうと
自分の自己主張によって
周りの人を傷つけてしまう。

言いたいことがあるなら
言えばいいじゃない!
という正論は優しくないってことです。

目の前にいる人が
自己主張ができない人だという前提で
私は話を進める意識を持っています。


やりたいことを聞いても答えない

そのため
話し合いをする際には
相手の意見を引き出すことが大事なんですが

「なにか、やりたいことある?」

と聞いても

「特にありません」

って言われることが多いですよね。
たとえば食事のお店を探すときにも

「なに食べたい?」

と聞いても

「どこでもいいよ」

と答えがち。

付き合う前の男性と女性であれば
誘われた女性側が
「どこでもいい」
と答えるのは
どこに連れて行ってくれるのか
男性側を試しているという場合もありますが

基本的には自己主張が苦手だからだと思います。

そこで仮に
マニアックなエジプト料理屋さんに連れて行って
相手の方が満足しなかったとして

「じゃあ行きたい店言えよ!」

というのは優しくないわけですよ。
#エジプト料理はあくまで例え

そこでまずは
苦手なことを聞くことです。

お店選びであれば
・辛いものは苦手じゃないか
・人が多いところは苦手じゃないか
・騒がしいところは苦手じゃないか

などを確認してみるのです。
不思議なもので
好きなことを言うのは抵抗があっても
苦手なことややりたくないことだと
まだ主張しやすい
と感じるものです。


相手の意見を肯定する

そして相手が何か主張した時は
できるだけ肯定する姿勢を持つことです。

自分が自己主張できるようになったら次は
相手の主張を受け入れられるように
なっていく段階なんですよね。

長く付き合っていく関係であれば
そうやって相手が自分の意見を言えるような
関係性を築いていく。

お互いに意思表示し合う関係の方が
良好な関係だと言えますからね。


自己主張ができるようになると
相手の表情や想いに
関心が薄れてしまう人もいます。

自己主張もしながら
ギバーな行動を両立することを
意識していきましょう😉

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