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人と関係性を深められない人のコミュニケーション

家族や地元の友人以外の人と
コミュニケーションを取る時に

「いいですよね〜」
「わかります!」
「確かに!」
「その通りですね〜」


肯定的なことを言いがちじゃないですか?
職場の人や飲み会で会った人
妻や夫の友達など
ちょっと距離がある人と
コミュニケーションを取る時って
自分の言いたいことって言えているでしょうか。



私も空気を読んで
自分の意見を言うよりも
相手の意見の中で
肯定できる部分を探して
否定的な意見を言わないような
コミュニケーションを取っていたと思います。


しかし
実は空気を読んだコミュニケーションを取って
嫌われないようにしたい
相手の気分を悪くしたくない
そのように思っていたとしても

案外正直に自分の意見を言うような
コミュニケーションを取っても
人間関係は悪くならない
という
研究があるそうです。


正直に言うことが悪だという偏見

自分の意見をズバズバ言うやつは
嫌なやつでわがままだと思われる
そんな偏見やイメージがありませんか?

たぶんそれって
感情的な人に対して
アホっぽい印象を持つからで
逆に感情をコントロールできる人は
知的で信頼される人が多いという
印象があるからではないかと思います。

すぐにカッとなって
怒りをぶちまける
クレーマー体質の人って
誰でも嫌じゃないですか?

実際、感情的になる人って
嫌われるし印象も良くないのは
事実なんだけど

だからといって
自分の意見を殺して
相手を肯定ばかりするコミュニケーションは
実はこれも良い印象を与えないそうです。


人間関係を良くするコツ

正直にコミュニケーションを取る方が
かえって人間関係を良くするという
話を聞いた時に思ったことが

コミュニケーションの基本は
やはりアサーションなんだな
ということでした。




アサーションとは
自分の意見を正直に伝え
相手の気持ちや思いも大切にして
耳を傾ける方法なんですが

コミュニケーションにおける
基盤となる概念だと思います。

簡潔にまとめると
言いたいことが上手く言えず
非主張的」になったり
過剰に言い過ぎてしまう
攻撃的」になったり
そのバランスを取りましょう!
というのがアサーションの最初の理解です。


だから相手の気持ちに配慮しながら
自分の言いたいことを言うって
1番レベルが高いんですよね。


コミュニケーションを
卓球でピンポン球を弾き返すように
思ったことを言うのも違うし
相手の意見を受け止めて
肯定しっぱなしにするのって
楽なんですよね。

親しすぎる関係だと
言いたいことを言いがちだし
ちょっと距離がある関係の人には
何も言えなくなる人
結構いるはずです。


コミュニケーションの目的は
空気を読むことでも
嫌われないことでもなければ

自己主張でもなく
相互理解なんです。

ほとんどの人間関係では

相手は自分のことをわかってくれているだろうし
自分は相手のことをわかっているはずだ

うぬぼれています

アサーションは「言う」ことが
強調されがちですが
自他尊重」が根底にあるので
「言うだけ」「聞くだけ」ではなく
自分も相手も尊重する姿勢が大事です。
相手を尊重するとは相手を理解すること。
即ち、相手の意見をまず〝聴くこと〟が大事。

その上で
「私はこう思います」
と正直な意見をうまく伝える。


それが良質な人間関係を生み出す
コミュニケーションなんだと思います😌

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