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うつ病はイライラしやすい?

一般的にうつ病って
気分の落ち込みや意欲の低下
むなしさ、何をやっても楽しくない、など
ネガティブの塊のような
イメージがあると思います。

一方でタイトルにもしているように
イライラしたり
ソワソワしたり
怒鳴り散らしたりするような
攻撃的だったり落ち着きの無さも
うつ病の症状なんですが

私の体感では
イライラしやすい人が
うつ病になりやすいとも言えます。

最近イライラしているなーと
自覚していたり
周りから注意されている人は
腹落ちする話かもしれません。

なぜ〝うつ病〟と〝イライラ〟が相互関係にあるか


それは許せないからなんですね。

そもそもイライラするのって
〝これはこうあるべき〟
〝普通はこうだろ〟
などの自分の中のルールから外れて
自分の思い通りにいかない時
イライラするんですよね。

そこを
〝まぁそういうこともあるよな〟
〝それぐらいどうでもいいか〟
と他人や自分を許せたら
そもそもイライラしないわけです。


ところがうつ病になる人の特徴として
他人にも自分にも厳しすぎて許せない人が多いんですね。

生真面目過ぎる人が
うつ病になりやすいと言われるのも
〝こうじゃなきゃ〟
というマイルールが強すぎて
思い通りにならないことに
イライラしたり
うまくいかない自分を責めたりするわけです。

メンタルのために〝こだわり〟はいらない

集中力を高めたり
願掛けのためのルーティンはともかく

・常に冷蔵庫に◯◯を常備していないといけない
・モノの配置はここじゃないといけない
・数字を選ぶ時は1が入ってないといけない
・週に一回は◯◯をしないといけない

など
そうじゃなくても困らないことに
執着している人がめっちゃ多いんですね。

何度も言っていますが
執着はストレスしか産まないですし
生きてて
〝これはこうじゃなきゃいけない〟ことって
ほとんど無いんです

メンタルの強さは
しなやかさなので
〝ええじゃないかええじゃないか〟
と受け流せることが大事。

どうでもいいことを大事にしすぎた結果
必ずメンタルを崩すことになります。

ガサツに生きる

細やかで繊細な人の方が長所のように扱われますが
私は幸せに生きるためには
ガサツに生きる方が早いと思います。

大事にすることを少なくして
おおらかに生きることが
ストレスを減らす上では必須です。

思い通りにいかないことの方が多いし
思い通りになったって
案外喜びは少ない。

むしろ思い通りにならないことを
楽しむ方が幸せ
です。

医療の仕事をしていて
仕事中に何事もトラブルなく終えられると
確かにほっとしますが
幸せだったか?と問われるとそうでもない。

急変した時こそ
パニクってる自分を楽しむ方が幸せです。

「あー全然仕事が回ってないなー」
という自分を俯瞰して
笑える方が人生は面白い。

子育ても同じで
全くいうことを聞かない子供を
ありのまま受け入れる。

イヤイヤ期のうちの娘なんて
何一つ親の思い通りに行動しませんけど
それが面白いんですよね。

朝は起きないし
夜は寝ないし
ご飯も好き嫌いがあるし
すぐに走り出してどこかに行くし
人がたくさんいる場所で大声で泣くし
気分屋だし
それが面白くて仕方ないわけです。

というか面白いと思えるように
自分が受け取ることです。

許すより楽しむ

だから他人も自分も許せない人が
メンタルを安定させるためには
〝許そう〟と努力するんじゃなくて
〝楽しもう〟とすることです。

一朝一夕にはいきませんが
思い通りにならない時に
〝この状況をどう楽しめるか?〟
を常に考えます。

たとえば飲み会でも仕事でも
(今全然楽しくないなー)
と思い始めたら
(こんな状況でどこまで楽しめるかなー?)
と思考する。

その時点で前向きじゃないですか?

思い通りにならないことを楽しむ
そして
どうでもいいことにこだわらない

そうすることで
イライラしにくくなるし
メンタルはしなやかになって
うつ病を防ぐことができると思います😌

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