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人類は同じ悲劇を繰り返す

今日は日曜日なので
いつものお堅いメンタル系のお話ではなく
頭の中にあることや
最近の学びについて
共有したいと思います。


皆さん
タイタニック潜水艇事故について
ニュースをご覧になられたでしょうか。


海底に沈んだタイタニック号を
潜水艇で潜って探検するツアーがあって

その潜水艇が
潜水を始めて数時間後に
連絡が取れなくなり

先日その潜水艇の残骸が
海底から複数見つかったことから

おそらく潜水艇が3000m近く
潜った当たりで
水圧に耐えられず
爆破ならぬ
爆縮をしてしまって

乗客5名が亡くなった
と考えられている事故です。


私、小学生の頃から
深海について興味があって
未だにYouTubeなどで

深海魚の動画や
マリアナ海溝に関する
動画などを見ては

いつかは自分も
深海に行ってみたい
と思ったりする人なのですが

もちろん
深海という過酷な環境についても
一応知ってはいるつもりなんです。

今回海底で潜水艇が
水圧に耐えられず
潰されたということで

乗客を含め
その瞬間どのような
状況だったのか
想像はつきませんが

おそらく潜水艇が爆縮してからの記憶や
苦しいを感じる時間は
乗客にはほとんどなかったと思います。


死の恐怖を感じることが
なかったのであれば
幾分幸いなことだとは思いますが

この件に関して
映画「タイタニック」の監督

ジェームス・キャメロン氏の発言が
特に興味深かったんですね。


「今回の事故から、タイタニック号の事故そのものに似ているという印象を強く受けた。タイタニック号の船長は船の前方に氷山があることを何度も警告されていた。それにもかかわらず月の出ていない夜に全速力で流氷野を走り、その結果多くの人が亡くなった」

「潜水に関連する業界の多くの人がこの潜水艇に懸念を示していた」「トップレベルの深海潜水技術者の何人かは、この潜水艇の運営会社に『乗客を乗せるには実験的すぎる。(安全性の)認証が必要だ』と手紙を書いていたほどだ」
「警告が受け入れられなかったという点でタイタニック号と非常によく似た悲劇だ。世界中で潜水探索が多く行われている中、まったく同じ場所で事故が起きたのは現実離れしている」

タイタニックの船長と
今回の潜水艇のツアーの会社のやり方が
非常に似ているというのだ。

いずれの事故も
ビジネスや
成功の欲求を優先する形で

生命のリスクが
見落とされていた
ということだと思います。


得てして大きな成功を
収めるタイプの人って
大きなリスクを取る傾向が
あるじゃないですか。

いわはギャンブル的だったり
慎重さに欠けるところがあったり

成功者ほど
そういうリスクを取りたがりますが

私はそういう人たちは
運が良かった
という要素が大きいと思うんですよね。


似たようなことを考え
似たような行動を取っている人も

多くの人が今回の事故のように
取り返しのつかない失敗をしている
と思うのです。



それは現代の人だけでなく
昔からそうで
それこそタイタニック号が
沈んだ100年以上も前に

そうやって
承認欲求や
ビジネス的な成功に目が眩んで
冷静な判断ができなくなることが
あるわけです。


結局100年以上経っても
人間は同じ過ちを繰り返すわけで
私たちは何も学んでいない
ということなんだと思います。


もちろん
だからといって
深海に行くことや
大きな挑戦=やるべきことではない

と考えるのではなく
博打のような生き方ではなく
安心や安全の上に
私たちの生活は成り立っているわけで

改めて物事の
優先順位についてだったり
何が1番大事なことなのか
人間はつい忘れがちになるよな

と学びました。


生きていることって
当たり前に感じて
その有り難みを
ついつい忘れてしまうものですが

本当に失ってはいけないものについて
考えておかないといけないよなー


と感じたことが
今週の学びであり
気づきになりました。


皆さんも
「足るを知る」
精神で明日からも頑張っていきましょうね😌

サポートしていただけると相当喜びます😭