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1・2・3!ダァー!の日に入籍した話

誕生日や父の日・母の日
クリスマスなどのお祝いの日って
実は私は
めちゃくちゃテンションが
上がるタイプの性格で

小さい頃から
そういう記念日を大事にして生きてきた。


そんな記念日の中でも
自分達で事前に日程を決めることができる
得意な記念日が

結婚記念日。


気がついたら今日、結婚してた!

という人はいないわけで
事前にいつ入籍するか
すなわち結婚記念日をいつに設定するか?

というお題に対する回答に
その夫婦の個性や関係性が
割と現れてるよなって思う。


私の周りだと

奥さんの誕生日
付き合い始めた日
お互いの誕生月から離れている日
何らかの祝日の日

などを結婚記念日にしていて
相手に対する優しさだったり
休みになりやすいような日を選んだりして
合理性を重視したり
その家庭なりの意向が反映されていたりする。



ちなみに
私の誕生日は2月7日
妻の誕生日は10月27日

付き合い始めた日は9月1日

本日1月23日は
祝日でもなければ
世間一般的には
特に何の変哲もない日


そんな縁もゆかりもない1月23日を
なぜ結婚記念日にしたのか。

そう。
その答えはnoteタイトルにある。


アン○ニオ猪木だ。


私はプロレスが特別好きというわけではない。

単に妻の悪ふざけだ。


妻「結婚記念日はおもしろい日にしよーよ!」


1年365日の中で
おもしろい日ってありましたっけ。

玲「そうねぇ…いつがいいかな?」

と妻に聞いたら
即答で1月23日を選択した妻。

玲「あぁー覚えやすいから?」

妻「違う。ダァーの日よ!」


もう一度言いますが
結婚記念日をいつにするか?
という問いに対する回答に

その夫婦の個性や関係性が
現れる
という話をしました。

決して大喜利をする場所では無いと思います。

とは言え、他に妥当な日が
あるわけでもなかったので

本当に「1・2・3!ダァー!の日」に
婚姻届を出すことになりました。



両家顔合わせ

プロポーズを妻の誕生日の10月27日に実行して
それから約3ヶ月も空けることになる。

その間に両家の顔合わせをするわけですが
当然婚姻届は出したのか?
という話題になる。


妻母「もう役所には出してきたの?」

玲「いえ、1月くらいに出そうかと…」

妻父「まだ出しとらんかったか。いつ出すとや?」

玲「そうですねぇ…1月23日に…」

妻父「その日なんかあるとや?」

玲「…まぁ…その…1・2・3ダァーの日にしようかと…はい…」

妻父母「あぁ…ふぅん…」


まぁ1ミリもウケませんよね。

それはいいんです。


なぜ妻は一言も話さない。

まるで私が発案したみたいじゃないですか。

ましてや我が家の家族もいるわけですし
気まずいこと、この上ない!


もしかしたら言い方次第で
多少マシになったのかもしれませんが
たぶん結婚記念日で笑いを取れる人って

日本の人口の0.1%ぐらいじゃないですか?


今日で結婚して5年経ちますが
毎年周りの人に

「なんで結婚記念日を1月23日にしたの?」

と聞かれる度に
軽くボケなきゃいけない
人生になってしまいました。


5年経って今思うこと

結婚パートナーに対して
感謝の気持ちであるとか
楽しかった思い出とか

そういうよくある感情は
人並みか、それ以上に持ってるわけですよ。

ただ、それ以上に

どんな時でも
面白く生きていきたいという彼女の性格に
私は何度も救われ
今の私は彼女のおかげで
生きていると言っても良いぐらいです。

今5年経って思うのは
結婚記念日すらも
笑いに変える人を選んで
間違い無かったなということ。

結婚は
相手を好き・嫌いという感情以上に
人生というゲームを乗り切るパートナーを
選ぶようなもの

資産を作り
子供を育て
お互いのピンチには助け合い
チャンスには背中を後押しする相手を決める。

それが結婚相手を決めるということ。


そんな時
仕事でも同じですが

一緒にチームを組む人間は
能力や肩書きよりも
結局は人柄です。

楽しい時は誰といても楽しいですが

辛い時やピンチの時には
誰といるか次第で
乗り切れたり
逆に余計にダメージを
喰らったりするもの。

そんな中
結婚記念日すらも
誰かを笑わせたい!という
ギバーな彼女をパートナーに選んで

大正解だったなと思うわけです。


結婚生活は
ミーティングの連続です。

家事の分担しかり
持ち家か分譲か
保育園の選定
子供は何人欲しいか
お金や時間を何に使うか
お互いの価値観のすり合わせ

などなど
書き始めたら終わらないくらい
ミーティングの連続です。

そしてそういったミーティング以外にも
お互いのその日あった出来事を共有したり
テレビや映画を観て笑ったり泣いたり
思い出話に浸ったり

よく話さないといけないのです。


そんな結婚生活では
お互いがギバーにならないと
成立しません

自分を変えることはできますが
相手を変えることは難しい。

だからこそ
ギバーな彼女を妻にできてことは

私の今までの選択において
最高の選択だったと言えると思います。

本当にありがとうございます。

どんどん歳をとって
ヨボヨボのおじいちゃんおばあちゃんになっても

1月23日という日を
結婚記念日に選んでくれた妻に
毎年感謝し
そんなおもしろい彼女に感謝するのでしょう。

これからも
結婚する日の朝に
こんなイタズラをするような妻と
人生を楽しく乗り越えていきます。

サポートしていただけると相当喜びます😭