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不安な人を救う方法

今日のテーマは〝不安〟です。
あなたが不安に感じていることに対して
どう解消していくか。

そして
あなたの周りにいる
不安に弱い人に対する対処法について
解説していきたいと思います。


慢性的に不安を感じている人

精神科病院で働いていると
患者さんに調子を聞いた時

「将来が不安です」
「仕事に復帰できるか不安です」
「退院できるか不安です」

という言葉をほぼ毎日聞きます。

精神科病院に入院している人なので

「不安はありません。
 退院しても大丈夫だと思います」

と言っちゃうと
退院しなきゃいけなくなるわけで
退院したくない患者さんはあえて

「不安です」

と言ってる場合もあります。

ただそんなつもりはなくても
「不安,不安」と言っている人の共通点として
不安に感じることを自ら探しているんですよね。

たとえば

老後の不安
親が亡くなった後の不安
配偶者や子供もおらず孤独が不安
貯金が少なくて不安
友達が少なくて不安
病気と付き合っていくのが不安

これらの不安が
一切無い人っていませんよね。

誰だって老後の身体や生活のことに対して
どうなるかわからないわけで
不安を感じようと思えば
いくらでも不安になってくるのです。


貧乏だったり
身体が弱い人から順に
不安症の人が多いかと言うと
そうではない。

余命宣告を受けても
目前の死の不安という
とてつもない大きな不安と向き合いながらも
前向きに生きている人もいる。

不安を常に感じている人は
不安なことを常に探している
んですよね。

違う言い方をすれば
漠然とした不安を
具体的な不安にできることを見つけている

だから不安に思っていることが
もし一つ解決したとしても
また別の不安材料を
見つけようとしてしまうんです。


ゼロヒャク思考が不安にさせる

そして不安に感じている人には
0か100か
白か黒か
と極端に考えてしまう人が多くいます。


病気になって退職して
復職できなくて不安という人は
その病気を抱えていても働ける場所や
働ける方法はあるはずなんですよね。


たとえば
友人を怒らせてしまったとして
もう一生仲直りできないとか
他の友人をまた怒らせてしまうかもしれないとか
自分は人間関係を築くのが苦手だとか

そういう思考になりやすい。

起きている事実は
病気で退職したことと
友人が1人だけ怒っている

だけですよね。

それを拡大解釈して
余計に事態が悪くなるかもしれない
と不安を想像してしまっている。

事実と解釈は
必ず分けて考えた方が良い
です。
偏った解釈によって
起きていない出来事を
起きた出来事のように認識してしまいますからね。


不安なことのために何をしているか?と聞く

常に不安を感じている人がいる場合

不安に感じていることを解決するために
あなたは今、どんな対策をしていますか?

と私は聞いています。

そして自分が不安に感じたことに対しても
「解決のために
 自分はどんな行動を取っている?」
と問いかけます。


もし
お金の不安であれば
資産を作る方法の情報を仕入れたり
誰かに相談することもできる。

働けないのであれば
生活保護を申請すれば
最低限度の生活は保証される。

不安に感じていることに対して
具体的な行動を取らなければ
いつまで経っても
不安が解決されるわけがありません。

子供の教育費が心配であれば
学資保険を早めに調べて契約したり
副業の方法を調べたり
スマホやPC一台で
情報を仕入れて
行動することができる。


基本的に行動することが分かっていれば
不安を感じないというか
不安になる暇がない。

自由な時間が多くありすぎることも
不安を感じる要因になります

先々の不安〟を
今やるべき課題〟に
変換をするのです。

これが
〝今を生きる〟ことに繋がると思います。

できれば
不安なことも紙に書き出して
頭の中から取り出していくと
より不安を解消しやすくなります。


不安を感じやすい人は
頭の中で
同じことをグルグルと
考えてしまう傾向にあります
から

不安に感じていることを
すべて紙に書き出して

それについて
今やるべき行動に
変換をしていく。

自分自身や
周りに不安を感じやすい人がいた場合には
やるべき行動に変換してみてはいかがでしょうか?😉

サポートしていただけると相当喜びます😭