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疲れた疲れた言わない!言いたければ代わりにこう言えば良い!

精神科で働いてる人のイメージは
怒ったり不満を言うなどの人に寄り添って
うんうん、と頷いて寄り添っているイメージが
あるかもしれません。

確かにそういう場面もあるのですが
どちらかと言うと私は
信頼関係が少しずつ構築できてきたかなー?
という段階になったら

そういうネガティブな言葉を
極力減らしていこう

患者さんに伝えるようにしています。


気分の落ち込みを改善するのは難しい

たとえばうつ病など
気分が不安定な状態を変える時
心の状態から変えていくのって
やはり難しいんですよね。

何か嫌なことがあって
気分が落ち込んでいたとして

「よし!落ち込むのやめた!」

と言い聞かせたとして
その瞬間から気分が晴れやかになることって
あるでしょうか?

「でも、やっぱり気になる…」

とまた嫌な出来事を思い出したり
先々の不安なことがよぎったりして
気分っていうのはなかなか急激に
良くはならないものなんです。

そこで考えるべきは

・なるべく気分が早く晴れる方法を考える
・なるべく気分が落ち込まないようにする

この2点ではないでしょうか。


その為に私は
普段からの言葉を変えていこうと提案しています。


心はすなはち
人間の思考です。

どう考えるか
どう捉えるか

そして人の思考を作り出しているのは
言葉です。

思考がネガティブだから
言葉がキツくなったり悪くなるのではなく
発する言葉がネガティブだから思考もネガティブになるのです。

ですから
ネガティブな発言をすればするほど
そういう思考に近づいていく。


「疲れた」と言わない

その中でも
「疲れた」を連呼していると
どんどん疲れた気がしてくるものです。

「疲れた」って
ついつい言っちゃう気持ちもわかるんですよね。

ふと口をついて出ちゃう。

でも「疲れた」と言うと
自分は悪気はなくても
周りの人に悪影響を与えます。


何度も「疲れた」と言う人って
職場などで大体1人はいますよね。

何度も言われると
正直、「思っとけ」と思っていたのですが

今日とある先輩が
違う言い回しをしていて
それいいなぁ〜と思わせられる
ワードがありました。


それが
「今日は良く頑張ったー」
という言葉でした。

これ、言った本人も周りの人も
誰も損してない。

特に本人は
自己肯定感や自己承認しやすくなる
言葉を言っているので
思考がポジティブになり
気分も安定しやすくなる。

ちょっと小っ恥ずかしい感はあるのですが
「疲れた」と言うより
何十倍も良い。


「良く働いたー」とかも同義語ですが
「疲れた」というワードを
少しでも前向きに変換できるワードにして
言葉を発すると
周りの人や自分自身のメンタルも
後から落ち着いてくると思います😌

サポートしていただけると相当喜びます😭