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伝えることが苦手なのは◯◯が足りないからだ

コミュニケーションにおいて

相手に何かを伝達する時
相手に何かを依頼する時

大なり小なり
ストレスを感じたりしていませんか?

たとえば上司に相談する時など
晴れやかな気持ちで
何のストレスもなく話せる人って
どれくらいいるでしょうか?

できることなら
極力話さずに済む方法を
取りたいのではないでしょうか?

もっと言えば
気付いてもらえたら
なお楽だと思いませんか?

それでいて
人間社会において
相手の想いを汲み取れる人が
重宝されたりしますよね。

「何も言わなくてもわかってくれる」人って
総じてみんなに好かれますし
そうなりたいと思う人
そうなるべきと思う人
多いと思います。

仕事においてもに
1言って10伝わる人の方が
いい印象を与えます。
もちろんそういう人の方が
仕事がデキそうだという
印象を与えるから
という理由もあるでしょうけどね。

しかし、その結果
相手に共感は求めるけど
自分は言葉で伝えようとしなくなっている。

そんな傾向がありませんか?

なぜならその方が
あなたが楽だからですよね。

もちろん人と話していて
楽をしたい!
とは思っていないとしても
無意識のうちに
たくさん伝えなくても伝わってくれる方が
やはり楽だと感じているんですよね。

その結果
人は言葉を使わなくなっている。

今回のnoteのタイトルの答えはコレになります。


伝えることが苦手なのは言葉が足りないからです。

人間は感情をなんとか相手に伝えようとして
言葉を発展させてきた唯一の生き物なんですが
感情や状況などを正確に言葉で伝えることは
とても難しいものです。

たとえば
「昨日博多で飲んだ」

と話したとして
聞き手にとっては

・1人で飲んだのか
・大勢で飲んだのか
・Barで飲んだのか居酒屋で飲んだのか
・家で飲んだのか
・どのくらいの時間を飲んだのか
・はたまた、お酒以外のものを飲んだのか

聞き手の記憶や想像力で補いながら
話を聞いているので
人によってイメージする状況は全く変わるわけです。

聞き手が100人いたとして
100人が全く同じ状況を想像するためには
より具体的に
そして言葉を正確に使って説明しなければいけない。

だから相手に状況を伝えたりすることが
苦手な理由として
言葉が足りない、という結論に
至るのではないでしょうか?

そして感情を相手に伝える時も
言葉が足りていないと言われています。

怒りをコントロールすることを目的とした
「アンガーマネジメント」
という技法、概念があるんですが
日本アンガーマネジメント協会代表理事の
安藤俊介氏によると

「ヤバい・キレる・ふつう」といった
単純すぎる言葉であらゆる感情を
表現しようとする傾向は、非常に危険。
なぜならば、「ヤバい」や「ふつう」で
感情を表現できなくなると
「キレる」という言葉を用い
言葉通りに「キレやすく」なるから。
人は言葉で表現できなくなると
行動で示してしまうのです。

つまり思考が言葉を作るのではなく
言葉が思考を作っていると言えます。

そして言葉をより巧みに
使えるようになることで
伝えることが得意とまでは言えなくても
苦手を克服するには必要ではないか?
と考えられます。

言葉、語彙力を深めることで
伝える技術も向上します。

伝えたくても
伝わらなかったらどうしよう?
という気持ちが根底にあるから
伝えることが苦手に感じていると
思うんですよね。

技術やマインドも大事ですが
説明する上で必要な言葉を
まず沢山使えるようになることが
大事なのかもしれません😌

サポートしていただけると相当喜びます😭