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人間関係は〝諦めない強さ〟より〝諦める寛容さ〟

「諦めたらそこで試合終了ですよ…?」

スラムダンクの
安西先生の名言を知っている人も
多いでしょうし
理念として共感している人も
多いのではないでしょうか。


ですが
noteのタイトルにも書いてあるように
人間関係においては
諦めないことが
余計に関係性をこじれさせていたり
メンタルを病む原因にも
なっている
よなーと
思うことがよくあります。


人間関係で病むのは〝こうして欲しい〟という欲

・職場の上司とのトラブル
・お客さんからのクレーム
・夫(妻)との喧嘩

どんな人間関係でも
トラブルが起きる背景には

「相手にこうして欲しい!」
「(相手は)こういう行動をとるべきだ!」

という
相手に対する欲や希望なんですよ。

・上司は怒らずに指導して欲しい
・後輩は失敗したら多少は反省して欲しい
・クレームを言うのであれば穏やかに言って欲しい
・店員は丁寧な対応をするべきだ
・夫は少しぐらいは家事を手伝うべきだ

こういう主張が正しいかどうかではなく
他人に対して
〝こうして欲しい〟
という想いを
諦められないから辛くなる
んですよね。


もちろん他人に対して
完全に無関心になるべきだ!
と言うつもりはないし

相手に〝こうして欲しい〟という
想いを持つことは自然なことです。

それは全然良いのですが
それがうまくいかなかった時に
上手に諦められていないから
モヤモヤしてしまう。

「あーこの人はこういう考え方する人なんだね」

と割り切れるかどうかなんですよ。


他人を変えるのは大変なので
他人の考え方や行動に対して
自分の価値観を当てはめようとしたり
自分の価値観通りに行動させようと
無理やり指導したりするとき
ある種、相手に対して
変わるはずだという期待を持ってしまっている。


世の中には
人殺しをしたり
煽り運転をする人もいるわけですから
分かり合えるはずだという
前提を持たない方が
自分が楽なんですよね。



〝諦めない強さ〟はいつ必要か?

子育てでも
最後までやり抜く力を育てようとか
諦めることに対するネガティブなイメージって
ありますよね。

私が思うに
諦めない強さを発揮するのは
自分自身のことに関することだけなんですよね。


・楽器でこの曲だけは弾けるようになりたい。
・年に一回は旅行に行きたい。
・ディズニーランドに就職したい。

など
自分の裁量で決められることは
諦めず最後までやり抜く力が必要なんですよね。

それは自分のコントロールできる範囲なので。

達成するためには
自分の行動次第じゃないですか。


ですが人間関係においては
相手ありきなので
自分の都合だけでどうにかなる問題ではない。

そういう問題に対しては
諦めることを意識しながら

〝この人はこういう人だからしょうがないよね〟

という捉え方ができるようになれば
人間関係のストレスを
減らせると思います😉

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