41 催眠療法で知った娘の愛
ヒプノセラピーというものをご存知でしょうか。催眠という変性意識状態になって、潜在意識という自分の深層部分に刻まれた記憶にアクセスすることで、現状の心的問題解決などをしていくために利用される心理療法とでもいいましょうか。前世や幼少期の自分を体験したり、亡くなった人に会えたりする夢のようなツールです。
怪しいと思う人もいるかもしれませんが、私は騙されないように生きるより、騙されても楽しくて自分の体験が増えるなら良しとする人間なので、長女が生きていた頃から利用していました。そして自死遺族になってからも、ご縁があって、ヒプノセラピーを受けることが何度かありました。それはいずれも愛の体験でした。その中で特に印象的だったことを書きたいと思います。
自死遺族になってから初めてのヒプノセラピーは、長女が亡くなって一年後のことでした。同じ自死遺族の方のブロガーさんに、幸せそうだったのに突然自死をしたというお子さんからのメッセージに導かれ、すでに新しい人生を歩まれている方がいらっしゃって、その方がヒプノセラピストでした。境遇が似ていてとても親近感が湧いて、この人に会いたい!と思いました。
九州にお住まいのその方が、東京に滞在するとブログに書いていたので、すぐにコンタクトをとり、その人に会いたい一心で、ヒプノセラピーをしていただく約束をしました。そもそもヒプノは、この方に会う口実のためでした。ところが、このセラピーによって私の意識は思いもよらない真実を知ることになったのです。
そのセラピストさんには事前に、誘導する際のいくつかの要望を伝えました。一つは、まだ私が気付こうとしていない真実や、私が知ることを恐れている事があれば見せてほしいという事。もう一つは、それまでのセラピーや瞑想中に出会っている黒い影の正体を知る事。そして、娘と会えるように誘導してほしいと頼みました。
(ここからはヒプノの世界です。ファンタジーに感じるかもしれませんが私にとっては事実です。本当に読みたいと思ってくださる方のみ読んでほしいので有料にさせていただきます。無料で読みたい方はアメブロの2019年7月前半の記事の中にもその時のことが簡単に書いてあります。)
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