サービスの黄昏時。

ごきげんよう。

割れ窓理論とはちょっと違うんですが、終わりを感じるサービスの特徴に、細かいところのメンテナンス不備とかもあります。良く見ないと意外と気づかないやつ。物理サービスでもITサービスでもあるんじゃないかと。

ITサービスだと、細かい不具合がいつまでたっても直らない、それどころかアップデートが進むに連れて不具合が倍々ゲームで増えるとかそういうやつ。もちろん、要素を増やすほどメンテナンス性は悪くなるので仕方がない側面もあるんですが、サービスイン直後でもないのに元々使えた機能がしれっと壊れたままで放置されているなど、かなり斜陽の気配を感じますね。

例えば船なり飛行機、電車でもタクシーでもバスでも、異音がするとか何かしらの細かい不備が多発している乗り物ってあまり乗りたくないですよね。
おれはロボット物作品とかたくさん摂取しているが致命的でないからって放置された不具合はヒヤリハット即死の元と相場が決まっていますし、現実でもそういう整備不良に伴う事故は枚挙に暇がありません。

WEBサービスもことと次第によっては多大な被害が出るので(医療系なんてマジで命に直結している)そういう舐めた態度は許されないしめちゃくちゃ詰められるワケ。

ゲームとかブログとかなら人に生き死にには直結しないからまだ良いんですがね。運営してるひとたちは良くないですけど、まあ人はそうそうしなないです。直してほしくはありますが。

で、ナンデ細かい不具合が放置されているのが良くないって、恐らく現場に人が足りなさすぎるんですよね。仮にユーザーから報告受けても対応できる人的リソースが無い。相当切り詰められてるんじゃないかってのが表面化しているのが、細かい整備が行き届いてないってポイントなんじゃないかとおもいます。

ただちに問題はない、はずだったのがダイスの目が悪く大惨事になるって悲しい事故はおうおうにしてあるもんです。自分が使っているサービスもそうならないといいんですけどねぇ。

戦場へ

こういうの、これから開発していくサービスでは眼をつぶれるんですが、いい加減仕様が固まってるサービスで元々ちゃんと動いていたのにポロポロ壊れた箇所をみるととっても肝が冷えます。なかなか見る機会はないんですけどね、ほとんどのサービスは表面上はちゃんとしているように見せかけるので。

今回はここまで、またな。

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