インターネットに書けること、書けないこと
もちろんウソやデマは良くないです。
インターネットに書ける事は案外少ない
はい、自分の書いたことが全世界に届くってのはスゴい時代ですが、じんるい種はろくでもないところがあり、1から10まで無責任に書くってわけにも行きません。のぜ。
もちろん、自分みたいな木っ端字書きが異様にバズってしまうということはめったになく、それはさながら飛行機事故を警戒して飛行機をさけるようなものの一方で、起きないけど起きる時は起きますのだな。
まず、ウソデマでまかせは論外。続いて軽率によく知らない聞いた話を流すのも良くない。裏が取れてない話なんてウソも同然だし、どうせ裏取りする気もないのなら自分が本当だと信じててもデマを流してるのとなんもかわんない。俺も気をつけます。
個人情報もあまり良くない。ついったーとかでは個人名出す方がアドバンテージがある派と犯罪リスクとかあるため個人情報は出さない方がいい派がめちゃくちゃ争っておりしばしばどっちが正しいか論争になるが、知名度があがるほどリスクがあがる、みたいな感じなのでインターネットをよくわかってないときにリスクを正確に把握できずいきなり本名をドーンと出すのはおれはおすすめしません。色々メンドウを踏まえた上であえてやるってなら話は別なんですが。筆名でも振る舞いの評価はくっついてくるのでさほど変わりませんし。
当然のことながら自分の個人情報以上に他人の個人情報は慎重に扱わなくてはいけませんぜ。エッセイとかが人気の場所なので家族のこととかネタにすることは往々にしてあるしおれもまれに書きますが、やはりインターネット放流して想定外の被害とかウケたりすることもあるのでほどほどがだいじ。
もちろん会社とか業務とか、そういうやつは守秘義務に引っかかったり想像以上に迷惑がかかったりするので軽率に書けません。つか愚痴とかは職場にちゃんと直接言ったほうがいいし、それで聞き入れられないなら縁を切ったほうが良い。インターネットに書いている場合じゃない。ケース・バイ・ケースですが、ネットに吐き捨てれば気が済むのか現実的な改善を求めるのかで使い分けていきましょう(自分はこのご時世に通勤とかやってられへんわーで在宅業務に移ってます、希望表明するのだいじ)
飲食店とかもちょっと前に問題になってましたが、軽率な表現だとお店に迷惑がかかったりするので慎重を期します。インターネット活用している店舗はエゴサとかちゃんとやっておりお店に感想が届くことがあります。あった(過去形)もちろんシツレイな事は書いてなかったので、怒られが発生することはありませんでしたが。自衛の意味でも推し店を奥ゆかしく推すムーヴがだいじ。
ここまで羅列すると、インターネットが猫ちゃんワンちゃん映画漫画小説ゲームの感想に無害なつぶやきとか創作にまみれるのはなんとなくわかりますね。意外とおおっぴらに言えることは少ない未開の地インターネット。
健康とか病気とか、これも玉石混交で調べるならせいぜい身近な病院がヤブかどうかぐらいな方がよく、なにはともあれちゃんと診断を開けたほうが良いのは言うまでもありません。
しかし怖いのは地雷原を知らんウチに突っ走っていくことであります。
Cakesのやろうが不定期に爆発四散炎上してますが、あれは自分たちが面白いだけで突っ走っており身内外の関係者がどんな感想を持つかシミュレーションせず勢いでどーんするとああなります。プロのくせに脇が甘いのは否定できないけれど、人間お釈迦様ではないのでついうっかり誰だってああなりうるわけです。
これはスッと気づいた視点とか考えとかをノーガードでお出ししても起こりうるというか日々世界のどっかで一日一回は起きてたりするので、感情のままにアウトプットボーンするのはエンターキーを押す前にちょっと振り返ったりするクセをつけておくのを推奨。
戦場へ
表現の自由とか言われつつ、軽率ブッパすると低確率で自分が延々とひどい目に合うとかまれによくあるのでちょっと警戒していきましょう。炎上案件他山の石。
今回はここまで、またな。
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パルプスリンガー、遊行剣禅のパルプ小説個人誌です。 ほぼ一日一回、1200字程度の小説かコラムが届きます。 気分に寄っておやすみするので、…
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