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低スペ過ぎるパソコンを買ってはいけないしんぷるな理由

まず、この記事は以下の記事に触発されて書かれたものです。
サンキューすろかるさん。面白い実体験記なのでみんなも読みに行ってね。

まあ、ボチボチパソコンいじれる系サラリーマンが結構な頻度でぶち当たるのが、会社のPC低スペ問題。これは財務上の減価償却費と法制度が相性が悪く額面上はふっるいパソコンをぶっ壊れるまで使いまわした方がお得に見えるせいってのが一説にある。クソ制度(直球)。低スペ社内PCは人権侵害であるぞ!ワーワー。

が、古すぎるパソコンを使いまわした方がお得に見えるのはあくまで減価償却費だけを見た考え方だ。ちょっと考えてみよう。

パソコンが古いせいで仕事が進まず、一人当たり一ヶ月、10時間ほどの残業が発生したとする。一日30分なので、割りと普通に起こり得る数値に設定した。最低賃金ギリギリの1時間千円として、ひと月あたり1万円の残業代が発生していることになる。一年で12万円だ。

パソコンの減価償却期間はだいたい短くて3年、長くて5年程度だとして、3年で36万円、5年の場合は60万円の賃金負担が発生している。おわかりいただけただろうか。おわかりいただけただろうか?

ちなみに、2022年10月のパソコンは個人がハイエンドゲーミングPCを買ってもせいぜい25万である。もっと盛っても30万もいかない。こだわりにこだわりを重ねればもっと伸びるだろうが、費用対効果は落ちていくラインだ。というか一般業務用に仕事が捗る程度のデスクトップパソコンなら多分1台10万もいかないくらいだろう。一括購入だと1台辺りのコストは下がるもんだし。導入ベンダーはやったことないんで推算ですがね。

もちろん、今どきならクラウドにコストをかけたりする選択肢もある。
個人的にはクラウドに寄せすぎると回線圧迫で返って時間がかかったりするので業務内容によって適切な割り振りとかそういうのもあると思うがー…

要するに、パソコンなんかより人間を無駄な時間働かせる方が遥かにコストが高いのだ。時節や環境の変化で多少双方上下するとは言え、パソコンは高性能低価格化するのが流れで、人件費はこれ以上下げられない水準なのでむしろコスト差は今後も広がると思う。よほどのことがない限り覆ることはない。

戦場へ

ちなみに、個人の趣味パソコンでも同様のことが言えるが、仕事の時間ほど使用時間が長くないことがほとんどなので(仕事に兼用しているならハイスペの方が結局はコスパはあがるが)そこまでスペックに拘泥する理由はあんまりない。

とはいえ、今どきでもウンザリするような動作がクソ重パソコンは存在するので、よくわかんない場合は友達とかまともなお店の店員さんに相談しよう。

今回はここまで、またな。

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