見出し画像

高松旅行日記

7月22日水曜日 4連休初日 最高気温33度

前日まで鳥取県と島根県を日帰りで旅行するつもりだったが、いざ予定を立ててみると両方を一日で回るのは困難であることに気づいた。土壇場で香川県に行き先を変えて正午に高松駅に到着した。

快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡るのだが、海の上の列車で移動する感覚が新鮮であった。晴れていたため瀬戸大橋からの景色も素晴らしかった。

高松駅を出て初めに目についたのは高松シンボルタワーである。高さ151.3メートルで四国随一の高さを誇るこの建物は、決して名前負けすることなく高松市で堂々とした存在感を放っていた。

高松駅周辺を散策した後に向かったのは栗林公園という庭園である。国の特別名勝に指定された文化財庭園で広さは東京ドーム3.5個分と大名庭園の中でも最大級の広さを誇る。そして2009年に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン」にて最高評価の三ツ星を獲得し、わざわざ旅行する価値がある場所として指定された。

北門から入場し南側まで探索した。瞰鴨閣から見た池はまさに庭園のイメージぴったりのきれいな様相であった。庭園全体として水が多いことが印象的であり、飛来峰からの眺めはまさに絶景であった。

庭園は春や秋に見に行くものだというイメージがあり真夏の庭園散策には不安を感じていたが、青々とした植物が映える夏ならではの庭園は春や秋のそれに劣らないほどの美しさであり大変満足した。

ちなみに栗林公園は分かれ道がたくさんあり面積も広いので園内で何回も迷子になった。人があまり多くなかったので小道で迷子になったときは心細かった。

栗林公園を散策した後は高松駅方面に戻り、高松シンボルタワー8階の屋外テラスと30階の展望台で高松の街を一瞥した。天気が良かったためオフィス街に加えて奥の山地まできれいな景色を楽しむことができた。

高松市を訪れての感想

人口42万人の高松市は思っていたよりも建物が集積しており田舎感は感じず、連休で人出が多かったため賑やかであった。また街路樹が多く青々としており、ビル街の中の自然の多さは高松市独特のものであると感じた。瀬戸内海が近いせいもあって、いたるところで自然を感じる都市であった。

4時間程度の滞在だったが、高松市の良さを多く発見できた旅行であった。




この記事が参加している募集

#眠れない夜に

69,580件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?