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清潔のマイルール

清潔にする意味

「清潔」
この言葉をnoteで見かけたとき、スルー出来ませんでした。
なぜなら、私は「清潔」をとても重要視しているから。

汚れている机の上、ホコリのかぶったおもちゃ、床に落ちた髪の毛。
清潔を大切にしてはいるけれど、かといって潔癖ではないという適当ズボラな性格でも、少し掃除をさぼった家の中のそういった箇所を見つけてしまうとキレイにせずにはいられません。
風邪をひいて一日お風呂に入れなかった時もすごく不快です。

幼い頃はそこまで気にしていなかったのですが、歯科衛生士という仕事上、清潔・不潔の管理を体に叩き込まれた影響もあるかもしれません。

ただ、私は単に菌やウィルスを退治したいから清潔にしたいんじゃないんです。
清潔にしている、それだけで人生においてプラスになると思うからなのです。

清潔にしておくことで健康に過ごせることはもちろんだし、
汚れた部屋にいるよりきれいにしている部屋の方が勉強も仕事も家事もはかどる。
お風呂に毎日ちゃんと入って、髪や髭もちゃんと整えているほうが明らかに印象が良いし、自信も持てる。
どんなにイケメンでスタイルも良くて頭が良くてスポーツ万能でも、汚部屋に住んでいると聞けばほとんどの人がマイナスイメージになるはずです。

好きなタイプは?と聞かれていちばん初めに思いつくのは、男女問わず「清潔な人」。
「色白は七難隠す」と昔よく言われたけれど、「清潔は十難隠す」と私は考えます。
だから息子にも、イケメンじゃなくてもいいから、清潔な男の子であってほしいと願っています。

消毒は必要?

コロナ禍になっても我が家の感染対策は今までと特に変わりはありませんでした。
以前からテーブルはアルコール消毒していたし、手洗いうがいも家族で徹底していました。
困ったことはマスクに慣れることと、手指のアルコール消毒。
マスクは今となっては着けないで外出はちょっと恥ずかしいなと思うぐらい当たり前になったけれど、手指の消毒に関しては、現在は求められた時だけ(お店に入るときにお願いします、と言われた時だけ)するようにしています。
というのも、元々アレルギー体質で皮膚が弱く、注射の際のアルコール消毒でも腕が真っ赤になるぐらい。その上特に冬は乾燥で指の赤ぎれがひどく、シュッとするとしみるしみる…
しかもアルコール消毒することで更に乾燥が進むし、しまいにはシュッとする日が重なると、手の平の中央辺りに蕁麻疹のようなものができてしまう始末。
息子も私に似て肌が弱いので、消毒を続けていると同じように手がガサガサに…。
ガサガサ・プツプツ・赤ぎれのかわいそうな息子と自分の手を見て、手洗いさえしっかりしていればアルコール消毒はやらなくていいかな、と思うようになりました。

私の中の清潔のマイルール


「清潔な空間や清潔な人は好きだけれど、清潔にしすぎないようにする」
これは私の中の勝手な概念なのですが、
「清潔」もほどほどにしないと逆効果になるということ。

赤ちゃんは空気清浄機をつけた部屋で寝かせ、使うものは全て殺菌・消毒し、病気が伝染るかもしれないからと同世代の子供と遊ばせない。そういう生活を送ってきた子が、大きくなってアレルギー体質になったり虚弱体質になってしまった、という話を聞いたことがあります。
実際、少し潔癖症な所がある夫より私の方が元気だし、病気にもほとんどなりません(笑)。

だから息子にも、外から帰ってきたときの手洗いうがい・ご飯を食べる前の手洗い、それぐらいは気をつけていますが、多少の「不潔」なことは目をつぶるようにしています。
保育園なんかバイキンだらけだな、と思うし、よく風邪やら熱やらもらってくるけれど、それを乗り越えて強くなるというのは本当だと思います。
実際、0歳児の時には毎月のように熱を出していたけれど、次の年にはほとんど病気をしなくなりました。

排除しすぎず、一旦受け入れて乗り越える
見えない敵に勝つにはそれが重要かな、と考えています。


清潔にするということは、私や家族が元気に心地よく過ごすための鉄則。
アフターコロナ時代が来ても、それだけは変わらないでしょう。








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