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「無知の知」の知。

ふと、思い出したこと。

当たり前のことですが、営業職をやっていると、自社の商材をおすすめしていくことになります。

私に限ってかもしれないんですが、付け焼き刃くらいの業界・商品知識しかない時って、がんがん行けたりするんです。
その商材の良いところしか見えてないからですかね。新入社員の時なんて、本当にそうでした。こういう時って、自然と行動力も上がるし、積極的に推せるので、数字も結構あがったりしました。

ただ、業界や商品を知れば知るほど、多角的に見ればみるほど、自分が知らないことが多すぎると分かってくるんです。無知の知ですね。

そうすると、今度は謙虚さが伴うので、当初に比べると勢いはなくなってきました。ガンガンというより、少し冷静に丁寧にみたいな感じですかね。深く知ることで、デメリットなんかも見えてきたりして、「これって本当にお客さんのためになるのか?」なんて余計なことを思ったりして、少しスランプ状態になってしまいました。

以前に「自己認識力」について簡単にご紹介いたしました。

今の自分の心理状態だったり、今の自分に目を向けるってやつですね。自分が自分のことをどう認識しているかを知る、みたいな。

ちょっとスランプだった時、自分を見直してみて、最終的に「今、自分は無知の知によって、少し消極的になってるかもなぁ」と、気がつきました。

「自分が知らないことを知っている」ということに対して、少し過剰に反応していたのかもしれません。

そうしたら、少し楽になって、そこからまた数字伸びました。もう結構前ですけどね。

きっかけは、本だったのか、同僚の言葉だったのか、もう忘れてしまったのですが、「無知の知」の知だなぁ、と思ったのを覚えています。

やっぱりメタ認知とかセルフアウェアネスとか、マインドフルネスって大事ですね。


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