【現時点で】おすすめ本、ガチのマジのセレクション。

雪の中を歩きたい。いや、雪が積もりまくって壁になっているところではなくて、雪が降っているところを歩きたい。

雪といえば、センター試験。センター試験が終わり、早くも私立大学の入試が始まっている頃ですね。学力だけが全てではないとわかっているのに、どうしても学力が欲しくなる時期。それが受験期。


閑話休題。(使いたかった)

【最近読むのが止まらなくなった小説】

前回の通り、最近っていうのは1900年代以降のことだと思っているので、私が生涯で読んだものは全て最近ということになりますね。

大学生活でハマったのは、湊かなえさんと森見登美彦さんです。全然系統違うけど。深く狭く好きになりがち。ということで、この二人の作品で好きなものを紹介してみます。


湊かなえ作品

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リバース

ドラマになっていた作品。何度もどんでん返しがあって、最後の方は終わりだ〜って和やかな気持ちで読んでいたのに、残り2ページで騒然とした、心が。しかも深夜2時とかに読んじゃって眠れなくなってしまった。蜂蜜に詳しくなりたくなる一冊。初めての湊かなえ作品だったので、衝撃すぎました。今思えば、ウミガメのスープみたいなトリックだなあ。


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ポイズンドーター・ホーリーマザー

一人の人の話を信じすぎてしまうのは危険なのだと警告されました。リバース以来の衝撃だった。夜行観覧車・往復書簡・サファイアなどを読んでドキドキしていたけど超えてきた。図書館で借りて読んだので、本を持っていなかったのだけれど、また読みたくなって最近買いました。


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物語のおわり

これまではミステリーを紹介しましたが、これは違います。ものすごく幸せな気待ちになるお話。でも謎を解いていくドキドキ感はあって、湊かなえだなあ〜と思える作品。



森見登美彦作品

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恋文の技術

本当に、これは最高なんだって。一番好き。笑えるしシミジミするし、マシマロが食べたくなるの。そして、いたく共感した部分があるので紹介します。

伝えなければいけない用件なんか何も書いてない。ただなんとなく、相手とつながりたがっている言葉だけが、ポツンと空に浮かんでる。この世で一番美しい手紙というのは、そういうものではなかろうかと考えたのです。

ごめん、ネタバレか?まあ気にしないで。私は普段手紙を書く時、本当になんでもないことを書くのです。その言い訳ができた!と思いました。でも、共感したのは事実です。


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ペンギンハイウェイ

ベタですね。でも、やはり良い作品なのです。少年の言うことが素直で可愛くて、なんか筋が通っている。気がする。これはまだ買っていないので、今度買うことにします。



そのほか・小説じゃないけど

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ヨシタケシンスケ それしかないわけないでしょう

こういう本を子供にも大人にも読んでほしい。短いし絵も可愛いから、時間のない人にもおすすめです。絵本は何歳でも読んで良いのです。


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ジェフ・キニー グレックのダメ日記

これも良い話。映像もあるのでそっちでも。思ってたんと違う行動をするグレックについつい笑っちゃう。この発想を思いつく作者すごい。


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ガストン・ルルー オペラ座の怪人

めちゃくちゃ怖い、怪人。演劇見たことなくて、本だけ高校生の時に読んだんだけど、入り込みすぎてチャイム聞こえなかったもん。演劇は最近アマゾンで見た。あの曲怖いね。phantom of the opera is there〜


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良い作品は何度も読みたくなるので、なけなしの金で購入するのです。そして手元に置いておく。そして、最高の本棚を完成させたい。すぐに人に貸せるのも良い。かしたい。借りてくれ。


これから読みたいのは、『漁港の肉子ちゃん』です。最近、ツイッターで知らない人に教えてもらいました。親切な方で、森見さんの作品を全て読んでいて、詩を書く人でした。

あなたの好きな本で「本当にこれは読め」と言うものがあれば教えてください。



追記ーーーーーーーーーー

一昨年くらいから、友人の誕生日に絵本をプレゼントするというのをやっています。なぜかというと、今だけでなく将来また読み返すことができるからです。その時は、その人の子供と一緒かもしれません。親子で同じ本を楽しめるって最高じゃないですか。あるいは、その人の大切な人と一緒かもしれません。大切な人と一つの本を分けあえるって最高じゃないですか。あるいは、その人は一人かもしれません。本を通して私を思い出してくれたら最高じゃないですか。

だからです。


今回のテーマ出題者ーーー

ありがとうございます!

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