ほら足元を見てごらん

わたしが初めて勤めた会社を⚫年目で退職した際、

(いつも明るくて前向きなあなたは職場のムードメーカーとして~)と上司にお祝いの言葉を送ってもらったのを覚えている。


なにが言いたいかというと、退職した日大荷物を抱えて家に着いたとき安心からか緊張が解けて大粒の涙を流しながら大声で泣くんですよ


しんどかったーー辛かったよー本当はめちゃくちゃしんどかった
強くないのに強がってたの

職場で弱い自分を他人に見せることが出来なくてできる振りしてた
やりたくないのにいつも出来ます分かりましたすぐしますって言ってた


出来ません私には無理ですって言えたらどれほどよかったか
本当は弱くてずるいやつなんです全然いい人でも出来た人でもないんですって


でも退職した日にたくさんの人からこれだけ頼める人はもういないと
これから誰を頼ればいいのと
寂しいでも次の仕事も頑張って欲しいと


たぶんやりたくない私には荷が重い仕事もやってのけたやり切ったから
お祝いの品や餞別、たくさんの心温まるお言葉をもらって


やっと終わったんだと落ち着くまでずっと涙を流し続けるんです

いつも感謝なんです
私を育ててくれた周りの皆さんに



【人は人によって磨かれる】ということ






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