見出し画像

じめじめ梅雨を乗り越えるための心がけ

爽やかな陽気もつかの間、まもなくじめじめとした梅雨が訪れます。この時期、天気の悪さとともに気が滅入ることも多くなるかと思います。雨の日が続くと、どうしても憂鬱な気持ちになることがありますが、そんな気持ちを少しでも和らげるための方法をご紹介します。

積極的に日に当たること

梅雨の時期は、雨や曇りの日が多くなり、必然的に日照時間が減ってしまいます。太陽の光を浴びることは気持ちの安定に欠かせません。冬季うつ(季節性うつ)が日照時間の短い冬に起こりやすいのと同じく、梅雨の長雨も私たちの気分に影響を及ぼします。

1日1時間程度、太陽の光を浴びることで「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの合成量が増えると言われています。セロトニンは気持ちの安定や食欲のコントロールに役立つため、梅雨の時期には以下のような工夫をしてみましょう。

  1. 梅雨の晴れ間を生かして外へ出る
    お休みの日には積極的にアウトドアの外出をしたり、オフィス内での仕事中は昼休みを利用して外に出るなど、太陽の光を浴びる時間を意識的に作りましょう。

  2. 曇りの日でも窓際を選ぶ
    曇りの日でも少しでも明るさを感じられるよう、カフェやレストランでは窓際の席を選びましょう。雨が降っていなければ、オープンスペースや公園でランチを取るのもおすすめです。散歩やジョギングも良い気分転換になります。

大豆製品、乳製品、ナッツ類の摂取

セロトニンのもととなる必須アミノ酸「トリプトファン」は食べ物から摂取する必要があります。炭水化物に偏った食事ではトリプトファンの摂取量が不足することがありますので、バランスの良い食事を心がけましょう。特にトリプトファンを多く含む大豆製品、乳製品、ナッツ類などを積極的に取り入れることが大切です。

汗をかく機会を作る

汗をかくことも気分のリフレッシュに役立ちます。気温が上がり湿度も高くなる梅雨の時期、運動習慣のない方やエアコンの効いた室内で過ごすことが多い方は汗をかきにくくなります。しかし、汗をかくことで体温調節ができ、体の不快感を減らすことができます。

一日に一度は汗をかくような運動を取り入れましょう。暑い季節にはシャワーで済ませる方も多いですが、湯船に浸かることで体温を上げ、汗をかきやすくすることができます。サウナや温泉もおすすめです。

湿度のコントロールで睡眠不足対策

蒸し暑い夜が続くと快適な睡眠が取れず、心身の不調につながることがあります。起きてから16~18時間後に眠くなるピークが来るため、この時間帯に合わせて就寝することが安眠のポイントです。

例えば、朝6時に起きた場合、22時~0時の間に就寝すると良いタイミングです。疲れ具合によっても異なりますが、自分に合ったベストタイミングを見つけることが大切です。

雨を楽しむこころ

雨の日は、普段混み合う場所が空いていて快適に利用できたり、雨の日特典を設けているお店やイベントもあります。そんな場所を探して訪れることで良い気分転換になります。

また、雨の音には精神安定やリラックス効果があります。時には雨音に癒されるリラックス時間を持つこともおすすめです。

梅雨の時期は気持ちが憂鬱になりがちですが、少しの工夫で快適に過ごすことができます。ぜひ、これらの方法を試してみてください。

#健康
#健康管理
#梅雨
#精神疾患
#鬱
#雨の日
#セロトニン


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?