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医学専門家が実践する老化予防策

脳の老化を防ぐための記事がありましたのでまとめてみました。やはり適度な運動、多様な食事、十分な睡眠、そして会話を通じたコミュニケーションが鍵となるようです。日々の生活の中で、無理のない範囲でこれらを意識的に取り入れることで、幸福度が増した生活を送ることが可能であるとの事。下記記事の瀧教授の言葉を借りるなら、結局「運動」がすべての基本ということなのでしょう。

脳の老化予防の基本は「運動」


脳科学の権威である東北大学の瀧靖之教授は、脳の老化を防ぎ幸せな老後を送るための基本は「運動」であると強調しています。脳は加齢とともに萎縮し、特に判断や記憶などの高次認知機能が影響を受けやすいです。しかし、適切な生活習慣を取り入れることで、脳の老化をある程度抑えることが可能です。

脳の萎縮とその予防


脳の体積は20代でピークを迎え、灰白質と呼ばれる部位がゆっくりと萎縮していきます。高次認知機能に関わる前頭前野や側頭・頭頂接合部は特に影響を受けやすいです。生活習慣が脳の健康に大きな影響を与えることが分かっており、動脈硬化や慢性炎症が脳の萎縮に繋がるため、これらを抑えることが重要です。


運動の効果


瀧教授は、軽く息が切れる程度の運動を日々の生活に取り入れることを推奨しています。例えば、1日に30分程度、週に2、3回の運動が理想です。持病がある人でも、エスカレーターを使わず階段を利用する、少し早歩きするなど、無理のない範囲で小さな運動を取り入れることが大切です。


筋力トレーニングと脳の健康


筋力が落ちると、サルコペニアやフレイルといった状態が引き起こされます。筋トレなどのレジスタンス運動は脳にも良い影響を与えることが分かっています。また、筋トレは代謝を上げ、肌のターンオーバーを促進するため、見た目の若さにも繋がります。


食事と睡眠の重要性


脳の健康を保つためには、多様性のある食事と十分な睡眠が欠かせません。特定の食品に偏らず、魚介類や野菜、果物をバランスよく摂取することが推奨されます。睡眠は記憶の固定や脳内の老廃物の除去に重要な役割を果たしており、6時間以上の睡眠が必要です。


会話と主観的幸福感


脳の老化予防には「会話によるコミュニケーション」も重要です。対面での会話は脳に良い刺激を与え、社会的孤立は認知機能低下のリスクを高めます。自分の気持ちを理解してくれる人と会話をすることは、主観的幸福感を高め、脳の健康を保つ上で重要です。


参照
“53歳なのに見た目30代”の医学専門家が実践する老化予防策、「結局これしかない」
2024.5.22 17:15

https://diamond.jp/articles/-/342623?page=3

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