これから旅に出る人に全力でおススメしたい本8選!
こんにちは。蘭ハチコです。私は2年間かけて世界放浪をしていました。
その時読んでいた本や、準備中に読んでいた本の中でも、特に旅行気分を高めてくれる本を紹介します。
主に二十代の頃に読んでいた本なので、これから初めて海外旅行に行くという十代後半~二十代の方に特に読んでほしい本です。
ボクの音楽武者修行ー小沢征爾
世界的な指揮者、小沢征爾さんが若い頃にヨーロッパを目指した際のエッセイ。
貨物船にスクーターと一緒にのせてもらって ヨーロッパを目指していくところは、とてもドキドキします。飾り気のない文章が若者らしさがあって◎。
目標に向かって突き進みたい人にはぴったり。
全東洋街道ー藤原新也
写真集+エッセイがたっぷりの上下巻。
人間の生々しさや、そこで生活している人が情景として浮かんできます。
しかし、皆暖かく、泥臭い。
人生とは、旅とは、生きるとは、そんなことを考えさせられます。
メメント・モリー藤原新也
強烈な文章と写真が、印象に残ります。
私がインドへ行くきっかけとなった本。
ガンジス川のほとりで白骨化した遺体の写真は衝撃的でした。
ミスチルの『花〜メメントモリ』の元ネタになったとか。
河童が覗いたインドー妹尾河童
妹尾河童さんの作家としての面しか知らず、こんな精巧な絵を描ける人だということに驚きました。
しかもメジャーでサイズを測り、縮約まで同じという絵と手書き文字の独特さ!
行ったことのある場所でも、妹尾さんの目線を通すとこんな風に見えるのかと新鮮です。
知らないインドが見えてきますよ。
全ての装備を知恵に置き換えることー石川直樹
24歳で七大陸の最高峰の登頂に成功した、石川直樹さんのエッセイ。
これぞ冒険家。今でこそ、便利な道具はたくさんあるけど、もしそれがなくなったら?
いざというときのために知恵の必要性を感じさせられる本です。
ハチ公の最後の恋人ー吉本ばなな
恋人がインドに行っちゃう話。 恋人と離れてしまう人に。
ちょうどこれを読んだころ、まさしく恋人がインドへ行ってしまったんですよね。
見事なまでに自分の心境とシンクロしたのを覚えています。
シッダールターヘッセ
シッダールタ(ブッダ)が悟りの境地に達するまでを描いた一冊です。
仏教の概念が説かれてあるわけではなく、人間味あふれるシッダールタが描かれています。
インド、ネパールあたりを訪れる人にオススメです。
深い河ー遠藤周作
さまざまな人が、何かを求めてインドのガンジス川へ向かうお話。
ガンジス川が特別な場所だと感じさせられずにはいられません。ガンジスに行ったとこがある人もない人にもオススメです。
するすると読めるので、読書が苦手な方にも読みやすい作品。
以上、私が旅行好きな人、特に若者に全力でオススメしたい本を紹介させていただきました。
旅のお供になる一冊がでてくればいいな。
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