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【コーポレートブランディングの手順書】採用メッセージ③

コーポレートブランディングではコーポレートスローガン、メインメッセージ、採用メッセージに分けてメッセージを発信することで、よりその企業が目指している姿や、世の中に伝えたいことが分かりやすくなるということを過去の記事で説明しました。

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説明→紹介
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この記事ではコーポレートブランディングにおける、採用メッセージ(採用者・社員に伝えたいこと)について書いていこうと思います。

過去の記事をについては下記リンクよりご覧ください!

関連記事
⇒ SES業界におけるコーポレートブランディングの重要性

⇒ 【コーポレートブランディングの手順書】①コーポレートスローガン

【コーポレートブランディングの手順書】②メインメッセージ〜社会に伝えたいこと

採用メッセージ メリット

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採用メッセージとは、名前の通り、「採用者・社員」に向けてその会社の共通価値観をメッセージにしたものです。

メリットとしては、採用メッセージがあることで採用者に弊社のイメージだけでなく、SESそのもののイメージを正しく伝えることにより、採用の成功に大きく繋がります。

また社員にも採用メッセージのような共通価値観を示すことで、帰属意識を高めたり、社員がリファラル採用をする際に会社のイメージを伝えやすくなります。

Before - 従来版 -

では、今まで弊社がホームページや採用媒体等に使用してきた、採用メッセージに当たる部分はどんなメッセージだったのか。

弊社の従来の採用メッセージにあたる部分はこちら。

いい組織、いいチームから。
私たちがつくりたいのは、
たくさんのアイデアやイノベーションが湧きだす組織。
それは、自由度が高く、ひとりひとりの個性や才能が発揮できるような場。
だから、私たちは会社で遊びます。
オフィスに集まって楽しんだり、いろいろなところに出かけたり。
会社を通して、遊びを通して、社員みんなとの関係を大切にする。
でも、もっともっとよい職場にしたい。
これからも、私たちも、組織も、
社員ひとりひとりを大切にしながら変わり続けていきます。

採用メッセージとして伝えたいこと

・人生の多くの時間を仕事に費やすので、会社や仕事を楽しんでほしい。
・会社の従業員の前に、まずひとりのエンジニアとしての意識を強く持ってほしい。

修正版 - TAKE 01 -

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従来の採用メッセージに当たる部分と、本来伝えたいことをアートディレクターの方にヒアリングしていただき、提案していただいた採用メッセージがこちらです。

- TAKE 01 -

ひとりだけど、ひとりじゃない。           ※①

ROUGH AND READY の働き方は、自由度が高い。
社員ひとりひとりの個性を大切にして、
楽しみながら、なりたい自分が叶うように。
会社人ではなく、ひとりのエンジニアとして。

SESという働き方で、
さまざまなフィールドを経験できるから
短期間でスキルアップができるのも魅力のひとつ。   ※②


でも、一人じゃない。
秘密基地のような一軒家のオフィスに集まれば、
仲間たちと共に笑い励ましあえる関係がそこにある。  ※③


仕事も人生も、一緒に楽しもう。

従来のメッセージは全体的に堅かったので、実際のラフアンドレディの雰囲気や目指しているものとはギャップがありました。

そこをもっとラフアンドレディらしさと受け入れやすさを重視して作っていただきました。ここからさらに調整を加えていきます。

この時点での修正したい箇所

※①「ひとりだけど、ひとりじゃない」のキャッチフレーズの「ひとりだけど」の部分が違和感あり、プラスな表現に変えたい
※② SESだけでなく、受託開発もあるので、言い切ってしまうのではなく表現を変えたい。
※③ 元々一軒家を売りにしていたところはあるが、引っ越しをして一軒家では無くなったため、表現を変えたい。

採用メッセージと社内向けメッセージを分けて考える

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ここで、アートディレクターの方から1つの提案がありました。

それは、社内向けメッセージを採用メッセージから独立させ、採用メッセージと社内向けメッセージに分けたほうが良いのではないかという提案でした。

そうすることで、採用メッセージは社外に向けたものなので、メッセージ性が大事になりますし、社内向けメッセージは会社としてのポリシーのようなものがあれば、より会社が大切にしているものを社員に理解してもらえるのではないかということでした。

これを受け、採用メッセージと社内向けメッセージを明確に分けることにしました。

ということで、社内向けメッセージ(エンジニアのポリシー)に関しては別の記事に書いていきたいと思います!

採用メッセージ - TAKE 02 -

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- TAKE 02 -

NOT 会社人、BUT エンジニア。                ※①

ROUGH AND READY の働き方は、自由度が高い。
社員ひとりひとりの個性を大切にして、
楽しみながら、なりたい自分が叶うように。
会社人ではなく、ひとりのエンジニアとして。

SESという働き方は、外部のさまざまなプロジェクトに関わりながら
経験を積めるのが魅力のひとつ。
大手企業のナレッジで短期間でのスキルアップも。  ※②

技術力でしっかりコミットして、
秘密基地のようなオフィスに帰ってくれば、
仲間たちと笑いあえる居場所がそこにある。
仕事も人生も、楽しもう。 

キャッチフレーズは一気に現代風に見やすくなりました。
また、SESのイメージをもっとみんなにプラスに受け止めてほしいという思いから、SESという働き方はというワードをあえて、採用メッセージに盛り込むのはどうかとい提案をいただきました。

この時点での修正したい箇所

※① 「NOT 会社人、BUT エンジニア」のキャッチフレーズだと「NOT」の部分がマイナスっぽくみえると「会社人」というワードに違和感がある。

※② SESに対する正しいイメージを伝えたい思いはあるが、今後受託にも力を入れていきたいと思っているため、ガッツリ盛り込んでしまうとそれはそれでギャップが生まれてしまいそうという懸念。

- TAKE 03 -

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- TAKE 03 -

NOT会社人、BUTエンジニア。✗
A:武器は、個性と技術力
B:ベースは、エンジニアの心
C:エンジニアというポリシー。

ROUGH AND READY の働き方は、
自由度が高い。
社員ひとりひとりの個性を大切に、
楽しみながら、なりたい自分を叶えていこう。
ひとりのエンジニアとして。

技術力でしっかりコミットして、
秘密基地のようなオフィスに帰ってくれば、
仲間たちと笑いあえる居場所がそこにある。
仕事も人生も、楽しもう。
-----------------------------------------------
以下、具体例はブログなどで発信していく

SESという働き方は、
外部のさまざまなプロジェクトに関わりながら
経験を積めるのが魅力のひとつ。
大手企業のナレッジで
短期間でのスキルアップも。

キャッチフレーズは、新たに3つの候補を提案していただき、C の「エンジニアというポリシー。」に決定しました。

そして懸念していたSESという働き方はという部分に関しては、補足として「以下、具体例はブログなどで発信していく」として、全体の文章の最後に添える形にしてはどうかというアートディレクターの方からの提案で、そうすることにしました!

最終決定版 社外向け採用メッセージ

そしてついに何度も何度も話し合いを重ね完成した、社外向け採用メッセージがこちらです。

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エンジニアというポリシー。

ROUGH AND READY の働き方は、
自由度が高い。

社員ひとりひとりの個性を大切に、
楽しみながら、なりたい自分を叶えていこう。
ひとりのエンジニアとして。

技術力でしっかりコミットして、
秘密基地のようなオフィスに帰ってくれば、
仲間たちと笑いあえる居場所がそこにある。

仕事も人生も、楽しもう。

堅さを柔らかい表現に換え、全体的に温かみのある表現になっていると思います!

自由度は高いけど、そこにはエンジニアの技術力がしっかりコミットされているからこそ実現できるということも、これなら「自由」という言葉に対して語弊を生まずにしっかり伝わるのではないかと思います。

そしてSESという働き方でもしっかり仲間たちと助け合えたり、笑い合えたりする場所があるということもラフアンドレディの強みだと思いますので、そこもしっかり伝わるのではないでしょうか。

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