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〇〇世代~夢の中じゃなくても素直に言える

最近テレビで「お笑い第7世代」をよく目にする。とはいえ、お笑いに疎い私はどこが第7世代で第6世代は誰だったのかよくわかっていない。

しかし、その年代を代表し「〇〇世代」という言葉は凄い。

1986年3月生れの私は、有名人だと女性は元モーニング娘。の後藤 真希さんや女優の上戸彩さん、男性だと山Pこと山下智久さんやタレントのウエンツ瑛士さんが同級生にあたる。
ファミコン用ソフト『スーパーマリオブラザーズ』も1985年9月発売なので、同級生だ。

調べてみると、1985年ごろは松田聖子さんや中森明菜さん、中山美穂さんが小泉今日子さんなどアイドルが活躍していたらしい。流石に覚えてないが、テレビなどで知っているしカラオケに歌える曲もある。

しかし、何も同い年のものをその世代の代表として言うわけではない。
何かが流行った時、ハマるのは同い年ではなく少し世代がずれる。
例えば、マリオなら1985年生れはまだプレイするのはしばらく先だし1970年代に生まれた人達が「スーパーマリオ世代」だろう。
当時流行っていた、アイドルにハマっていたのももちろん私よりも上の世代だ。

1985年、1986年よりももう少し後に誕生したものに
この世代もハマる時が来る。


そして、この年は和暦でいうと昭和60年、61年であり、
昭和生まれでありながら昭和の記憶を持たない世代です。

物心ついた時にはもう平成なのに、生まれは昭和。

テレビや雑誌で昭和生まれ・平成生まれ特集を組まれる度に
「どっちも何となくわかるけど、そこまでハマってない」という寂しさを感じていた。

そんな狭間の世代である。
しかし、私は自分の事を「狭間の世代」とは言いたくない。


1992年3月、私は衝撃を受ける。


「美少女戦士セーラームーン」のテレビ放送が始まったのだ。


それまで、女の子も戦うアニメはあったが女の子がメインで戦うものは少なく、それも女の子だけのチーム、さらにミニスカート姿で戦うなんて衝撃だった。

当時は社会現象といえる人気だったので、アニメを見てなかった人でも何となく主人公であるセーラームーンの姿が浮かぶ人は多いと思う。今でも、グッズも出てるし新作アニメの劇場公開予定だってある。

小学生だった私も長く野暮ったいスタートをウエストに折り込んでセーラームーンごっこに励んだ。多分、パンツ見えてたけどそんな事どうでもよかった。当時はそれよりセーラームーンになる事が大切だった。

大人になって読みかえすと、深い作品でギリシャ神話や西洋占星術、宝石や鉱物も設定に組み込まれている。

特にセーラームーンに衝撃を受けた世代は、その後の2次元でも3次元でも「好みの女性のタイプ」が当時好きだったセーラー戦士の名残がある事が多いとの噂もある。
ちなみに、「好みの男性のタイプ」は同時期に放送されていたバスケブームを巻き起こしたスラムダンクの好きなキャラクターでだいたい分かるみたいです。

ちなみに、私はセーラーヴィーナスとセーラーネプチューンが好きだ。
二人は全然タイプは違うが、ヴィーナスの明るいキャラクターは自分に通じるものがあるが、ネプチューンの気品ある言動に憧れている。
ヴィーナスのカラーである黄色が元々好きだったし、魚座(太陽星座)の私は守護星が海王星になり、ネプチューンは海王星の戦士だ。
このように、キャラクターの見た目や性格だけでなく好きな色や自分の星座からも好きなキャラクターができる。何と言うか層が厚い。設定が濃い。

セーラームーンは夢の中じゃなくても素直に大好きと言える作品の1つだ。

なので、私は「なに世代?」と聞かれたら
胸の前で腕をクロスさせながら
「セーラームーン世代です」と言うだろう。

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